ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターはネズミのように菌でいっぱいなの?子供への影響は?

ハムスターはネズミのように菌でいっぱい?

ペスト菌を始めとして、ネズミが媒介する怖い病気って
たくさんありますよね。

ペットとして人気の愛らしいハムスターもネズミの仲間ですが、
野生のネズミのように危険なのでしょうか?

特に小さいお子さんが触ってもいいものか、
悩む方もいらっしゃると思います。

今回は、ハムスターが持っている菌についての説明と、
感染しないための予防策をご紹介します!

ハムスターと菌について

ハムスターはネズミ科ではありますが、
ばっちい(菌でいっぱいな)危険動物ではありません!

ですが、気を付けたい感染症はゼロではありませんので、
まずはその点についてご紹介していきます。

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人獣共通感染症

人獣共通感染症とは、
人間と動物の間で感染する病気のことです。

ハムスターに限らず、
動物と接するときは感染症に気をつける必要があります。

他にはどんな病気があるの?

ハムスターからの感染で気をつけたい病気には、
皮膚糸状菌症があります。

これはイヌやネコからもうつるのですが、
湿気などで皮膚にカビが生える病気です。

ハムスターの場合は、円形脱毛やかゆみの症状が見られますし、
人間の場合だと皮膚に丸い赤みや水ぶくれができます。

感染の危険性は?

どんな動物でも一緒なのですが、
動物と関わるときには感染のリスクはゼロではないんです。

でも、ペットとして人工繁殖されているハムスターの場合なら、
野ネズミと違ってたくさんの菌を持っているわけではありません。

菌を持っている可能性も、感染してしまう可能性も、
実はとても低いのです。

なので、ネズミ科だからといって
あまり心配しすぎる必要はないんですよ(^-^)

 関連記事:ハムスターに、人やペットの風邪はうつる?

予防の方法は?

それでも思わぬ感染を避けるためには、
対策をしておくほうがいいでしょう。

外出から帰ってきたら、
うがいや手洗いをするのと一緒ですね!

それでは、具体的な予防策を見ていきましょう!

ケージを清潔にしてハムスターを病気にさせない!

ケージを定期的に掃除して清潔に保ちましょう!

不衛生な状態が続くと、
ハムスターが病気になりやすくなってしまいます

病気にならなければ、人に感染することもありませんよ!

 関連記事:ハムスターのケージの正しい掃除の仕方とは?頻度はどのくらい?

病気のハムスターはすぐ治療を!

当たり前の話ですが、もしも病気になってしまっても、
きちんと治してあげれば人への感染を防げます。

ハムスターは病気にかかると症状が一気に悪化しやすいので、

ハムスターの命のためにも、
様子がおかしい時はすぐに獣医さんに見てもらいましょう。

 関連記事:ハムスターを診れる病院の探し方・選び方のコツ

触った後は手を洗う!

ハムスターに触った後は、
薬用石鹸を使ってしっかり手を洗いましょう!

私の場合は、ハムスターを触る前と後の2回手洗いをしていました。

触る前は、手についたいろいろな菌や匂いを落とすため、
触った後は、ハムスターが持っているかもしれない菌の殺菌のためです。

ちなみに、人間の手は知らず知らずの内に、
見えない菌でいっぱいになっています

菌でいっぱいになっている手でハムスターを触ることで、
ハムスターが病気になってしまう恐れもある点、覚えておきましょう。

なので、本来はハムスターに触った後だけでなく、
ハムスターに触る前と合わせて2回の手洗いが必要です。

ただ、冬場は手荒れがひどくなります・・・(-_-;)
ハンドクリームは必須ですね!

過剰なスキンシップは避ける!

ハムスターに口移しで食べ物を与えたり、
キスをしたりという過剰なスキンシップは避けましょうね。

イヌやネコの場合だと、口の中にいるパスツレラ菌が
人に感染することがあります。

ハムスターの場合も、あまり症例を聞くことはないですが、
感染の可能性はあるんです。

適度なスキンシップを心がけてくださいね!

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ハムスターは危険な菌でいっぱい?

野生の動物はたくさんの菌を持っていますが、

日本にいるハムスターは
ほぼ国内で人口繁殖された個体ばかりです。

まれに外国産のハムスターがいるようですが、
同じく人工繁殖されたものがほとんどです。

(念のため購入時にはショップで確認してくださいね!)

人による飼育と繁殖を繰り返す間に、
体内の危険な菌は消滅してしまうので、

ハムスターはネズミ科とは言っても、
とてもきれいなネズミなんです!

皮膚糸状菌症などの病気が人に感染することはありますが、
きちんと予防すれば心配はいりません。

小さいお子さんの場合は、しっかり手洗いをすることと、
ハムスターを顔の周辺に近づけないように気を配ってあげてくださいね。

まとめ

今回は、ハムスターはネズミのように菌でいっぱいなのか、
子供への影響は心配ないのか、についてご紹介しました。

以下はまとめです。

■ハムスターと病気や菌

  • 人獣共通感染症(人間と動物の間で感染する病気)のリスクはある
  • ハムスター限定の病気としては皮膚糸状菌症がある
  • 日本で販売されている人工繁殖されたハムスターには菌は少なく、
    野生のネズミとは比較にならないほど安全
  • ハムスターから人に感染する可能性は高くないし、予防できる

■予防策

  • ケージを清潔にしてハムスターを病気にさせない!
  • 病気のハムスターはすぐ治療を!
  • 触った後は手を洗う!(ハムスターのために、触る前も手を洗うと良い)
  • キスなどの過剰なスキンシップは避ける!

「感染が心配でハムちゃんに触れないっ!」などと
心配する必要はないんですよ♪

それでも、手洗いなどの予防はしっかりして
「万が一」の可能性もしっかりブロックしましょうね!

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