ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターの手足や指が腫れている・出血している!原因や対策は?

綿棒の綿を取るハムスター

かわいいハムちゃんたちの手足が、ある日突然
腫れていたり、出血したらどうしますか?

ハムスターはわたし達と比べて体も小さく、
人間にとっては大したことがないような事でも・・・

ハムスターにとっては大きなケガだったり、
大きな病気だったりすることがあって、

それが原因で命を落とすことだってあります。

ハムスターが健康に長生きしてくれるためにも、
わたし達はすぐに異変に気づいてあげないといけません。

そこで今回はハムスターの手足が腫れていたり、
出血している時の原因や対策を紹介していきます!

手足や指の腫れ、出血の原因は?

まず最初に腫れや出血の原因を紹介していきます。

①喧嘩をしたり、どこかに引っかかってケガをした

ハムスターの同じケージ内での多頭飼いはよくありませんが、

同じケージ内で多頭飼いしている場合や、
もしかしたら脱走などして鉢合わせた場合などに

喧嘩をして出血した可能性があります。

ハムスターの喧嘩は命がけです(><)

それから金網のケージで飼育している場合、
金網に足が引っかかってケガをする可能性もあります。

冬場、寝床によく使用される綿も
足に絡みついてケガしたり、

血が止まってパンパンに腫れてしまう事があります。

そしてケガをした時に、もしばい菌が入ってしまうと、
炎症を起こしてパンパンに腫れてしまいます。

②骨折や捻挫、打撲をしている

骨折、捻挫、打撲をしている場合も
手足がパンパンに腫れます。

こちらも金網のケージに足が引っかかってなったり、
高いところから落ちてしまったり、

回し車も種類によっては
足が引っかかってしまいます。

そしてケージの外へ散歩させている時に
誤って踏んでしまったり、

何かに下敷きにされてしまう、
挟まれてしまう事なども原因になります(TT)

③腫瘍

ハムスターは腫瘍ができやすい動物です。

腫瘍ができる部位は人間のように様々で、
手足にももちろん出来ます。

ハムスターによっては腫瘍の腫れが気になって
自分で噛み出血してしまう子もいます。

対策は?

では次に、それぞれ対策方法を紹介していきます。

①ハムスターにとって危険なものは使用しない

足を挟んでしまう可能性のある金網のケージ、
不具合を感じさせる回し車や足に絡みつく可能性のある綿を

使用しないようにしましょう。

金網ケージのかわりに水槽やプラスチックタイプのケージに変え、

回し車はハムスターの足がはまってしまうような隙間がないもの、
綿はキッチンペーパーを細かく破いたものに変えると良いです!

②同じケージで多頭飼いしない

多頭飼いはしても大丈夫ですが、
1匹1ケージにしましょう。

ハムスターは脱走が得意です。

脱走してしまい、鉢合わせたりしないように
脱走してしまいそうな隙間は埋めましょう。

ハムスターはどんな小さな隙間も
脱走のためなら入ろうとしたり、壊そうとしたりします。

③ケガをしていたらすぐ病院へ

ハムスターがケガをしていたら
放置せずに病院へ行きましょう。

傷口からばい菌が入って化膿してしまうと、
治療も大変になってしまいます!

④ハムスターと接する時は特に注意する

例えばハムスターをお散歩に出している時は
踏まないようにするのはもちろん、

何かが倒れてきて下敷きになるということがないよう、
危険な物は片付けましょう。

そしてケージに返す時や、エサやりの時、
ハムスターの手や足を扉で挟まないように注意しましょう。

落下事故により骨折や脳震盪を
起こしてしまうこともありますので、

ケージの出し入れは
できるだけ低い位置で行ってくださいね。

⑤日頃から体調に変化はないか観察する

基本的に「腫瘍はある日突然現れた!」
なんてことはありません。

腫瘍がないかを観察する他に、

「元気はあるのか?食欲はあるのか?」など、
いろいろ観察してあげましょう。

腫瘍が大きくなってハムスターがかじって傷つけてしまう前に
変化に気づいてあげられるように心がけるといいですね。

我が家の体験談と珍事件!

実はわが家では、
つい最近まで寝床に綿を使っていました。

巣材に綿を使うハムスター

昔、飼っていた時も綿を使っていて
ハムスターもとても気に入っていたので、

「大丈夫でしょ♪」と思っていました……

しかしある日仕事から帰ってくると、
ハムスターがうずくまっていました。

「暑くて外で寝てるのかな?」
と思ってよく見ると……

綿がハムスターにくっついていました!

さらによく見ると綿は足に絡まっていて、

自分で試行錯誤したのか綿が
細い糸状になってきつく足を締め付けていました( °_° )

足を見比べると一目瞭然!

パンパンに腫れています(TT)

「このまま朝病院に連れてくまで待っていたら手遅れになる!」
と思ったので、2人がかりでその綿を取り除きました。

触るとやはり痛いみたいで暴れます。

エサで気を紛らわしながら
ハサミで綿を切りました(※危険なので真似しないでください!)

その後、様子を見たところ、
血が止まって腫れていただけだったようで、

血が通い始めたらすぐ腫れは引きました……

「もう綿はダメだ!」と思い、
我が家もキッチンペーパーに変えました。

巣材にキッチンペーパーを使うハムスター

しかし、綿をすごく気に入っているため
なかなかキッチンペーパーを使ってくれませんΣ( ̄□ ̄)!

そしてある日のお散歩中のこと……

綿棒の綿を取るハムスター

目を離した隙に綿棒を見つけて、
綿棒の綿を盗んでいました!!!

そしてそのまま逃走……

知らないうちに何本かやられてて、
お部屋の片すみに寝床を勝手に作っていました!!

驚きです。

部屋の片隅に綿を集めているハムスター

すぐ撤去し、綿棒も隠したので今はキッチンペーパーで
我慢してくれていますが、

今もまだ散歩中に、綿棒がしまってあった場所を
うろちょろしてます!

綿に慣れてしまったからですね……

いまだにネットショップでも綿関連の巣材が売られており、
それを愛用している飼い主さんも少なくないせいか、

「うちの子は事故も起きたことないし、とても気に入っているよ!」
という綿使用のレビューやブログ写真など見かけますが・・・。

今まで事故が起きたことが無い=今後も起きないという保証は
全くありませんので、我が家の失敗例を活かし、

皆さんは寝床には綿を使わないよう、
そして綿棒がただの棒にされないように気を付けて下さいね(・ω・)

まとめ

今回は、ハムスターの手足の腫れや出血について
ご紹介しました。

それでは最後にまとめていきます!

■手足が腫れたり、出血する原因

  • ハムスター同士の喧嘩や、何かに引っかかりケガをした
  • 骨折や打撲、捻挫をしている
  • 腫瘍ができている

■対策

  1. 金網ケージや綿など、危険な物は撤去または使わない
  2. 同じケージで多頭飼いしない
  3. もしケガをしていたらすぐ病院へ行く
  4. ハムスターと接する時は手を挟んだり、踏んでしまったり、
    落としてしまったりしないよう気を付ける
  5. 腫瘍などのできものの有無も含め、毎日よく体調を観察する

ハムスターはわたし達と比べて小さいため、
少しのケガでもダメージが大きいです。

最悪の場合は手や足を切断しなくては
いけなくなることだってあります。

大切なハムスターがいつも元気でいてくれるように、

わたし達が気を付けてあげられるところは
気を付けてハムスターを守ってあげましょう!

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