ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターが喧嘩してる!原因は?死んじゃうこともあるの?

喧嘩で仰向けになったハムスター

ペットショップで仲良く寄り添っている姿が可愛くて購入し、
そのまま同じケージで飼育していたり、

ハムスターが子供を産み、そのまま1つのケージで飼育している、
という方もいるでしょう。

そして飼っていると突然ケージから、
「ジィッ!!」とハムスターの鳴く声が!

「慌てて様子を見ると喧嘩していた!」なんてことも。

ハムスターの喧嘩はなぜ起こるのか?
この記事でご説明いたします!

喧嘩の原因とは?

まず知っておいて頂きたいのは、
ハムスターは基本的に、

  • 縄張り意識が強く、一人でいることを好む

ということです。

特にゴールデンハムスターはこの傾向が強いので、
複数飼いは絶対に避けましょう

そのため、自分のテリトリーに違うハムスターがいると、
敵とみなして攻撃します。

たとえ兄弟であってもです。

また、オス同士は喧嘩しやすい傾向にあります。
(メス同士は喧嘩しない、というわけではありません)

私のハムスターは1匹につき1つのケージで飼育していますが、

ハムスター同士で顔を合わせようものなら、
すぐに喧嘩してしまいます。

ちなみに、この話はオスのジャンガリアン2匹です。

ジャンガリアンとゴールデンといった組み合わせでの喧嘩は
想像したくもないですね…。

ハムスター同士の喧嘩では、縄張り争いが主だと思ってください。
(共食いが喧嘩の目的になることはありません)

あとは、エサの奪い合いが挙げられますが、
飼い主さんが十分な量のエサをあげていれば問題ありません。

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ハムスターの喧嘩は壮絶!

ハムスターの喧嘩って、
私たちが思っている以上に激しいのです。

縄張りを侵されたと思ったハムスターは、

相手を徹底的にやっつけようとしますので、
思いっきり噛んだりしてしまうのです。

一度、喧嘩が収まっても、また相手が死ぬまで喧嘩をし始めます

基本的に、喧嘩を始めてすぐに雌雄は決するものなので、
喧嘩というよりは一方的な暴力と言った方が正しいでしょう。

普通(野性下)は、弱い方が縄張りから逃げることで解決する問題なのですが、
飼育下では、弱い方がケージの外に逃げることができません。

そのため、喧嘩に負けてしまうハムスターは、
遅かれ早かれ、殺されてしまうと思ってください。

ペットショップのハムスターは仲良さそうだけど?

ペットショップでは、同じ兄弟のハムスターを複数匹、
同じケージに入れています。

これは、ハムスターが幼いからできることであり、
大人になってもできることではありません。

また、幼いからといって必ず複数飼いが成功するとは限りません。

本来であれば、大人になったハムスターや喧嘩をしてしまうハムスターなどは、
1匹づつケースに入れられています。

もし、大人のハムスターが複数ケースに
入れられているようなペットショップ
があれば、

それはハムスターの習性を全く理解していないお店ですので、
購入するのは違うお店をおススメします。

実際に、地方のホームセンターなどでは
喧嘩によって流血しているハムスターが放置されている事例があります。

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喧嘩の対策はある?

残念ながら、一度喧嘩をし始めたハムスター同士に、

喧嘩をしないようにする、仲良くさせる、
というような対策方法はありません。

ですので、喧嘩を仕掛けるハムスターや喧嘩に負けてしまうハムスターを
1匹づつ飼育するしかありません。

また、兄弟や親子で相性の良かったはずのハムスター同士が、
大人になって突然喧嘩をし始めるケースも少なくありません。

そのため、ハムスターは基本的に単独飼育をしてあげてください。

それができないのなら、ハムスターを複数購入する行為や、
繁殖させる行為はやめましょう!

きつい言い方になりますが、同一ケージ内の安易なハムスターの複数飼いは、
動物虐待に近しい行為になってしまうのです。

例外として、ロボロフスキーは複数飼いが可能な種類とされています。

但し、それでも喧嘩をする可能性はゼロでは無い点、注意が必要です。

まとめ

今回は、ハムスターが喧嘩してしまう原因について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

以下は今回のまとめです。

  • ハムスターは縄張り意識が強い動物(特にゴールデン)
  • 主な喧嘩の原因は縄張り争い
  • 最終的には弱い方のハムスターは死に至る
  • 幼いころだけは複数で飼える
  • 一度喧嘩を始めたハムスターを仲良くさせる対策方法は無い
  • ゴールデンとジャンガリアンは単独飼育が原則

少々、きついお話になってしまいましたが、
ハムスターのことを理解する上で大切な知識です。

飼い主として、ハムスターに
ストレスを与えないようにしてあげましょう!

 関連記事:ハムスターが共食いや子食いをしてしまう原因とは?防止策はある?

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