ハムスターが夜にうるさい!?対策はコレ!
ハムスターを迎え入れて、
こんな悩みを抱えたことはありませんか?
「音がうるさくて眠れない!」
「うるさくてイライラする!」
可愛らしい存在であっても、
毎日続くとさすがにストレスが溜まりますよね。
今回は「ハムスターがうるさい!」と感じることが多い、
3つのケースをピックアップしました。
「うるさくてどうしても気になる」と感じた時に、
ぜひ試してほしい対策についてご紹介します!
目次
1、ケージを噛む音
まず1つ目は「ケージを噛む音」です。
ケージを噛み続けると不正咬合になったり、
穴が開いて脱出してしまう恐れがあります。
ハムスターがケージを噛むのには、
いくつかの原因があります。
前歯を削りたい
ハムスターの前歯は一生伸び続けます。
そのため、ケージを噛むことで
前歯を削ろうとしている可能性があります。
そんな時は、ペレットを硬めの物に換えてみましょう。
「ハードタイプ」などの名称で売られています。
硬いペレットを食べることでストレスなく、
自然と歯を削ることができます。
因みに、かじり木を置く方法もありますが、
これには、ほとんどの子は興味を示さないので、
あまりオススメはしません。
関連記事:ハムスターにかじり木は必要?かじらない場合もあるのはなぜ?
ストレスがたまっている
今の環境が合わず、
ストレスがたまっている可能性があります。
急激な変化はストレスを与える原因になります。
一度環境を見直したり、元に戻してみるか、
高さ・広さのあるケージに換えてみましょう。
夏なら衣装ケースやプラスチックケース、
冬なら水槽タイプがオススメです!(どちらか一方でも可)
関連記事:ハムスターのケージの大きさはどのくらいが良いの?おすすめは?
金網型は、ハムスターのケージとして商品の種類は豊富なのですが、
金網を噛んだり、よじ登ってしまうのであまりオススメできません。
外に出たい
一度ケージの外、部屋を散歩させると
そこを自分の縄張りとして覚えてしまいます。
ハムスターは、縄張り意識が強い動物なので、
毎日縄張りを確認しないとストレスになってしまうのです。
その縄張りを確認したいがために
噛んでいる可能性があるので、
毎日夕方以降に必ず散歩の時間を設けましょう。
関連記事:ハムスターに散歩は必要?散歩時間や頻度はどのくらいがいいの?
食べ物が欲しい
過去に、ハムスターがケージを噛んだことで、
「エサが欲しいのかな?」と思って
食べ物を与えた経験はありませんか?
ケージを噛めば食べ物が貰えると
学習してしまった可能性があります。
飼い主の手の匂いを嗅がせ、
食べ物がないことを分かってもらうなどの方法で、
ケージを噛んだ時に食べ物を与える習慣をなくしましょう。
関連記事:ハムスターがケージを噛む(かじる)理由とは?対策はコレ!
2、グッズを噛む音
2つ目はケージ内に置いている、
「グッズを噛む音」です。
これに関しても、1つ目の「ケージを噛む音」と同様に、
ストレスからきている可能性があります。
元の環境に戻したり、差し支えなければ
グッズ自体撤去してしまってもかまいません。
どちらも難しい場合は、
慣れるまでしばらく様子をみましょう。
3、回し車の音
3つ目は「回し車の音」です。
ハムスターは夜行性の動物で、
夜になると食べ物を求めて走る習性は
ペット化されたハムスターにも残っています。
そのため回し車は必須なのですが、
回す音をうるさく感じる時があります。
これにはいくつかの原因があります。
回し車の摩擦音によるもの
ハムスターの走りはとても速いので、
回転すればそれだけ摩擦音も大きくなります。
軸部にベアリングシステムを採用した、
静音タイプの回し車に換えてみましょう。
「サー…」という静かな音は出ますが、
うるさいと感じることはありませんよ!
関連記事:ハムスターの静かな回し車といえば?おすすめはコレ!
回し車の振動がケージに伝わっている
回し車がしっかり固定されておらず、
ケージに振動が伝わって音が出ている可能性があります。
壁面に取り付けるタイプならしっかり固定するか、
床に置くタイプに換えましょう。
床に置くタイプなら台座を固定するか、床材を敷いたり、
ケージの下にマットなどを敷くことで軽減されます。
我が家の例 – 夜中に聞こえる音が一番大きい!
我が家でも今まで音が大きいと感じる度に
対策をし、改善してきました。
金網型ケージの時は昼夜問わず金網を
噛んでいましたが、
ケージを換えてからは
夜中に聞こえる音が一番大きいように思います。
静寂の中、時折聞こえてくる「カサカサ…」「サー…」と
ケージ中を走る音やグッズと接触する音。
私はうるさいとは感じず、逆に安心できるので
特に対策はとっていません。
(グッズとの接触は怪我に繋がる程のものでもないので)
もし対策するとしたら、床材を平らに敷いたり、
グッズの配置を考えるでしょう。
ただ、「カサカサ…」「サー…」というような小さな音であれば、
聞こえてくる音を楽しむのもひとつの手だと思います(^-^)
まとめ – 環境を変えることで音は改善できる!
今回は、ハムスターの活動音がうるさいと感じた時の
対策についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
まとめると、以下のようになります。
■ケージを噛む音がうるさい
- 硬めのペレットに換える
- 環境を整えたり、高さのある広めのケージに換える
- 毎日、室内散歩をさせる
- 「ケージを噛む=食べ物を与える」という習慣を止める
■グッズを噛む音がうるさい
- 環境を整えるか、差し支えなければ撤去する
- どちらも難しいなら、慣れるまで様子を見る
■回し車の音がうるさい
- 静音タイプの回し車に換える
- 回し車をしっかり固定するか、台座の下に床材を敷いたり、
ケージ下にマットなどを敷く
特別に音が大きな騒音は、
環境を見直すことで改善が期待できるものがほとんどです。
ついハムスター自身のせいにしてしまいがちですが、
彼らの習性を理解し、飼い主が環境を整えることで
お互いにストレスなく過ごすことができます。
今回ご紹介した対策で、飼い主さんの悩みが
少しでも改善することを願っています!
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