ハムスターを購入する理想の時期は?必要なものや費用は?
「ハムスターを飼ってみたいけど、いつでも購入できるのかな?」
「用具やエサ。何が必要なのか、いくらかかるのか?よく分からない…」
今回は、ハムスターの購入を検討している皆さんの、
そのような悩みにお答えしていきたいと思います!
目次
穏やかな季節の購入がオススメ!
真夏や真冬にハムスターを購入するのは、
初心者にはオススメできません。
些細なことで命を落としやすい小動物にとって、
季節による環境状況は非常に重要なことなのです。
ストレスが少ない季節を選ぶ
初めてハムスターを購入・飼育する側にとっても、
初めての事や分からない事だらけ!
真冬や真夏などは、気温や湿度の管理など、
通常の飼育環境よりも気をつけてあげなくてはいけない状況なんです。
私が最初にハムスターを飼った時は、
初夏と暑い季節だったのですが…。
これまで犬や猫しか飼った経験がなかった私は、
特に部屋を涼しくする事もせず日中家を空けたりしていたんです。
その結果、ハムスターが熱中症になってしまい…
危うくお迎えしたばかりのハムスターを亡くしてしまうところでした!
ハムスターにとっても飼い主さんにとっても、
最初は穏やかな季節から飼い始めた方が無難といえます。
ハムスターの値段は?
肝心なハムスターの値段…
これから「ハムスターを飼おう!」と思っている人には、
一番気になるところではないでしょうか?
ハムスター自体は、実はそれほど高額ではないんですよ♪
他のペットに比べて、お手頃価格のハムスター
地域や時期にもよりますが、一年を通して
比較的手に入りやすいジャンガリアンは1000円~1500円程度。
ゴールデンハムスターも同等か、高くても2000円程度で購入できます。
飼育グッズと本体価格、ともにお手頃なので、
ハムスターは子供が飼うのにも適しているといえます。
珍しい種類はお高め!?
キャンベルハムスターや珍しい毛色のものなど、
年中出回らないような種類は、
4000円~と、わりと高値に設定されています。
関連記事:ハムスターの価格を種類や毛色別で比較、まとめました!
何を揃えればいい?基本的なものを知ろう!
ペットショップなどに行き、
いきなり最初からあれもこれもと購入すると、
「案外必要無かった…」となる場合も多いんですよね(汗)
まずは最低限のものを用意してから、
ハムスターの個性に合ったものを徐々に揃えていきましょう♪
ケージやプラケースで、基本の飼育環境を
まずは、ハムスターを飼育する容れ物が必要です。
金網タイプのケージ
金網タイプのケージはわりと多く出回っていますが、
ハムスターが噛んでしまったり、
ぶら下がって遊んでいるうちに落下してケガをする可能性も!
種類は多く出回っており、見た目も楽しそうなものが多いのですが、
基本的にはオススメできません。
どうしても使わなくてはいけない場合は、
通気性も良く熱がこもりにくいので、
春先から夏にかけて使用すると良いでしょう。
水槽タイプ・プラスチックケース
逆に水槽タイプや、プラスチックのものは保温性に優れています。
秋口から冬にかけて使用するのに向いてますよ♪
ケース自体を噛んだりぶら下がったりすることはできませんし、
外部の音をある程度遮断する効果もあり、オススメです!
料金はサイズや材質にもよりますが、
2000円~5000円ぐらいです。
関連記事:ハムスターのケージは水槽タイプと金網タイプ、どっちが良いの?
落ち着けるスペースを作る
ケージを用意したら、次は床材を入れてあげましょう。
オススメは白樺などの広葉樹の木で作られたチップ。
料金は700円~2000円ほど。
最初に大袋のものを購入しておけば、
何度も買い足す必要がないので楽ですよ♪
関連記事:綿?新聞紙?ハムスターの巣材(床材)のおすすめはコレ!
巣箱を入れて、プライベートルームを作る
次はハムスターの体がすっぽり入る事ができる、
屋根付きの巣箱を用意しましょう。
もともと穴の中に住む性質を持っているハムスターは、
囲われるスペースがあると安心して過ごす事ができます。
陶器や木製のもの…大きさも様々なものが売られているので、
ハムスターのサイズに合ったものを選んであげて下さいね♪
こちらは500円程度から購入でき、リーズナブルです。
運動をさせてあげるには?
広さのあるケージで飼育する事でも、
ある程度運動量は保たれますが…
やはりそれだけでは運動不足になってしまいがち。
回し車でストレス発散!
ケージ内に置けるタイプの、
ハムスター用の「回し車」というものがあります。
入れてあげると、喜んで飛び乗り、
カラカラと飽きるまで回し続けますよ!
ハムスターの運動量UPの他に、
ストレス発散にもなるのでオススメです♪
サイズの違い、音が静かなもの、カラフルな色合いのものなどがあり、
600円~2000円から購入できますよ!
関連記事:ハムスターの静かな回し車といえば?おすすめはコレ!
エサはどんなものを与えればいいの?
アニメなどの影響からか、
「ハムスターはひまわりの種だけ食べていれば大丈夫!」と
思っている人も結構多いのではないでしょうか?
…そんな事は全くありませんからね(笑)
清潔な水と、栄養バランスの良いペレットを与えましょう!
新鮮な野菜や果物ももちろん大好きですが、
必要な栄養素がきちんと摂れるペレットをメインで与えつつ、
おやつ的な要素で野菜や果物も与えるのが理想的です。
水は小皿に入れてあげても良いですが、
ハムスターがこぼしてしまい、
知らない間に床材がべちょべちょに…なんて事があります。
専用の吸水ボトルが販売されていますので、
そちらの方が床材が濡れる心配もなくオススメ♪
できれば水は毎日交換してあげましょう!
ハムスター用ペレットは、メーカーや量にもよりますが、
大体400円~800円程度。
ケージに取り付けられるタイプの吸水ボトルは
300円~800円程度、置き型タイプは1000円前後。
使用するケージによって選んで下さいね♪
関連記事:ハムスターの餌のおすすめはコレ!【ペレット・主食編】
かじり木で歯の伸びすぎ防止!
ハムスターはげっ歯類なので、
やわらかいものばかり食べていると歯がどんどん伸びて、
口の中をケガしたり不正咬合の原因になる事も!
そこで役に立つのがかじり木なのですが・・・、
せっかく用意してあげてもかじらない子もいます。
固めのペレットや、ドライコーンなどを定期的に与える事でも
代用できます♪
小さいうちから固めのペレットを与えて慣れさせておけば、
以後はずっとそのペレットで大丈夫なので、
歯の伸びすぎは心配いりません。
ちなみに、かじり木は小枝のセットで300円ぐらい。
ミニドライコーンは2本セットで500円程度で売られています。
関連記事:ハムスターにかじり木は必要?かじらない場合もあるのはなぜ?
おやつも時々与えて、コミュニケーションを深める
小動物用のドライフルーツは、
自然の甘味もありハムスターが喜んで食べるおやつの一つ!
数日に1度など、量を決めて与える事で、
コミュニケーションを深めるツールにも♪
一袋200円程度とリーズナブルで、
りんごやキウイ単品、ミックスタイプと種類も豊富ですよ~!
ヒマワリの種など、ハムスターが喜んで食べる種子類も
同価格帯で、安価です。
種子類は脂質がほとんどで、栄養バランスとしては良くないので、
こちらも与える際は数日に1個など、量は少なめにしましょう。
まとめ
今回は、ハムスターを購入する時期や必要なもの・費用などについて
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
以下は今回のまとめになります!
- 夏や冬は命を落としやすいので、初心者は避けるべき
- 春や秋などの穏やかな時期がベスト!
- 珍しい種類や毛色でなければ、1000円~2000円程度で購入できる
■必要な物と価格
- ケージ(水槽・プラケースがオススメ)
⇒ 2000円~5000円 - 床材(広葉樹のチップがオススメ)
⇒ 700円~2000円 - 巣箱(陶器製や木製など)
⇒ 500円~ - 回し車(サイズに注意)
⇒ 600円~2000円前後 - ペレット(主食)
⇒ 400円~ - 吸水ボトル(ケージのタイプに合わせる)
⇒ 300円から1000円程度 - かじり木(固めのペレットを与えていれば不要)
⇒ 200円程度 - おやつ(ドライフルーツ、ヒマワリの種など)
⇒ 200円~
ハムスター本体やケージ、その他必要な物など、
最初だけある程度(7000円~)の金額が必要になりますが、
それ以降はエサや床材など、
足りなくなったものを買い足すぐらいで済みます。
必要な飼育グッズについて、もう少し詳しく情報が欲しい方は
コチラも参考にしてみてくださいね!
→ ハムスターの飼育に必要なものとは?飼育本やグッズのおすすめは?
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