ハムスターの地下型巣箱の評判は?デメリットはある?
ハムスターの「地下型巣箱」ってご存じですか?
ハムスターの飼育経験があったり、ハムスターが好きな方ですと
一度、耳にしたことはあるかもしれません♪
こちらは、「ハムスターの地下型巣箱」について
書かれている有名なサイト様です。
昔からあるので、ハムスター好きの間では、
「あっ!知ってるよ」「見たことがある!」
という方も多いですね♪
私もサイトがあるのは知っていましたが、
詳しくは見たことはありませんでした(^_^;)
今回、改めて見てみましたが、
ペットショップ店員の経験がある私からすると、
「これ、初めてハムスター飼おうとする方が見たら
どうやって飼うか迷うんじゃないかな?」
と率直に思いました♪
ペットショップ店員として、様々なお客さまと関わってきましたが、
人によって飼い方も様々です!
飼い主さんのライフスタイルだったり、
ハムスターライフをどう過ごしたいかによって
飼い方も変わってきます♪
今回は、地下型巣箱について、
私のショップ店員としての見解も加えながら、
詳しく見ていきます!
ハムスターの地下型巣箱って何?
簡単に言うと、
「環境エンリッチメントに基づいたハムスターの飼育方法」
になります。
最近ですと、動物園や水族館などで
「行動展示」というものが流行っていますが、
これも「環境エンリッチメント」に
基づいた飼育方法のひとつです。
環境エンリッチメントとは、
動物の本能や行動を満たすことで
ストレスを減らした飼育環境への「工夫」を指します!
具体的に「ハムスターの地下型巣箱」を説明すると、
- 回し車や水入れなどを入れた普通のケージを用意
- 用意したケージの底に穴を空ける
- 穴の下に通じる、いくつもの仕切りのある部屋を
配置した箱を組み合わせる
となっています。
簡単にですが、このように野生化での「地中生活」と
似た生活をハムスターにさせてあげることで、
ハムスターの本能が満たされ、ストレスが軽減される効果が
期待できるものとなっています。
ハムスターのストレスが軽減できるのはいいですよね♪
なので「地下型巣箱」を考える方も
多くいらっしゃるのは頷けます!
では、実際に使っている方、飼育経験がある方などの
評判はどうなのでしょうか?
見ていきましょう!
地下型巣箱ってどうなの?評判は?
「地下型巣箱 ハムスター」とネットで検索すると、
多くの画像や意見が見られます!
ブログで地下型巣箱を使った日々の様子を
紹介しているものもありますね♪
そんなネットの評判や経験談などから、
「地下型巣箱」のメリット、デメリットを見ていきましょう!
メリット
- ハムスターの生活が垣間見れる
- ストレスの軽減が期待できる
- 自作できれば好きなレイアウトで作れる
「地下型巣箱」を選んだ方、使われている方の多くは、
この「ストレスの軽減」に期待して飼われている方が多いです!
また、「穴に入っていく姿が可愛い♪」など、
ハムスターの生活を垣間見れることも理由の1つになってますね♪
さらに、自作が得意な方でしたら費用が安くなるだけでなく、
好きな材質、レイアウトと、
使いやすいようにできるのも魅力ですね♪
ここからみると、
ハムスターをこれから初めて飼われる初心者の方より、
すでに飼ったことがあるベテランの方たちが多い印象を受けました!
デメリット
- 温度、湿度管理が難しくなる
- 掃除がしにくい
- ほとんど姿をみれない場合もある
この温度・湿度・掃除の管理がしにくくなるというのは、
ハムスターを飼う上では、結構大きなデメリットです!
ほぼ密閉状態の巣箱では、
夏場の温度や湿度をしっかり管理するのは至難の業で、
しっかりできないと熱中症になる可能性もあります!
掃除も箱の素材が木材や紙なら、
こまめに掃除をしないとおしっこが染み込み、
不衛生になって病気や皮膚病などの原因にも!!
体の小さいハムスターが病気等しますと、
最悪死んでしまう可能性も否定できません。
ハムスターをしっかり診れる病院も
犬、猫に比べたらまだまだ少ないですから、
この命に関わるデメリットの部分で
反対されている方が多いのは頷けます。
また、ハムスターが巣箱から出てこないと
「毎日の健康管理がチェックできない!」
という意見もあり、こちらも納得です♪
どれも、ハムスターの健康を心配しているもので、
反対されている方のほとんどが
「初心者には向かない!」という意見でした!
正直、このデメリットを完璧に克服できない限り、
飼育経験のある私も初心者だけでなく、
どんな方にもおすすめできないですね。
後で詳しくご説明しますが、まず、
- 自分がどういう飼い方をしたいのか
- 自分は無理なくどこまで飼育に手間をかけれるのか
などの自分のハムスターライフを
しっかり認識することが大事ですね♪
一般的なケージ飼育ではダメなの?
地下型巣箱のメリットの部分は確かに魅力的ですけど、
ハムスター飼育初心者の方が飼うのであれば、
むしろ一般的なケージ飼育をおすすめします!
やはり地下型巣箱の、ハムスターへのデメリット部分が
初心者の方にはハードルが高すぎます(*_*)
まずは基本的な
- 温度・湿度管理
- 掃除
- 健康チェック
を日々習慣づけることが
ハムスターの健康を守る上で何より大事です♪
健康でなければ、余計ハムスターに
ストレスかかってしまいますしね(^_^;)
基本が身に付けば、飼っていく中で
「こうしたい!」という気持ちも出てきますので、
初心者の方は、まずは基本を
一般的なケージ飼育で身に付けましょう♪
関連記事:ハムスターのケージの大きさはどのくらいが良いの?おすすめは?
初心者の方におすすめ飼育ケージ!
簡単にですが、初めてハムスターを飼われる方に
おすすめするケージを、
ショップ店員の経験、飼育経験から
ご紹介したいと思います♪
ジャンガリアンのゆったり飼育セット(マルチプレイス)
今、ジャンガリアンでおすすめするなら、これですね!
ジャンガリアンのケージでは結構広めのタイプになります♪
フード、床材以外の必要なものが揃ってるので
初心者の方にもピッタリですね♪
形や大きさは違いますが、
私も似たようなタイプを使っていましたし、
とても掃除がしやすかったですね。
上部にだけ柵がついているので、
登ったり、ぶら下がったりすることで落ち、
骨折するというリスクが減らせます!
トイレも覚える子であればそのまま使えますし、
覚えない子でも砂浴び用として使えるのもいいですね♪
ただ柵が少ない分、湿気や熱は籠りやすいので
温度・湿度管理はしっかり行いましょう!
グッドロック
ゴールデンならこれですね♪
爬虫類用と書いてありますが、ハムスターにも使えます!
実はハムスターの理想のケージとして
「衣装ケース」がおすすめされているんです!
広い・軽い・掃除もしやすいということで
自作する方も多くいますね♪
私はとても自作はできないんで・・・(^_^;)
なので、このような衣装ケース型のケージは
とてもありがたいですね♪
幅が70㎝と広めですし、
上部にだけ網なので骨折のリスクも減らせる、
また、専用のヒーターを取り付けられる部分が
作られているので冬場は冬眠予防にもなります!
一部分だけ見えるようになっているので
怖がりなハムスターにもおすすめですね♪
⇒ 「初心者に地下型巣箱をオススメできない3つの理由」に続きます。
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