ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターにゼリーは水分補給に便利?与え方や適量は?

(※この記事が書かれたのは夏ですが、
ゼリーの用途については季節関係なく使えます)

すっかり半袖で過ごす事が増えてきたこの頃、
あっという間に季節は夏になってしまいそうです。

夏といえばアイスやゼリーなど
口当たりの良い物が恋しくなりますよね!

暑いのはハムスターも同じで

部屋の温度が高くなってしまうと巣から出てきて
無防備に寝そべっていたりします。

そんな姿を見ているとハムスターに
アイスやゼリーを食べさせたいと思った事はありませんか?

さすがにアイスを食べさせるわけにはいかないのですが、
ゼリーにはペット用の物があったりします。

今回はハムスターも食べれるペット用ゼリーについて
紹介していきます!

どんな時にゼリーをあたえるか

小動物用のゼリーのパッケージには
栄養などが細かく書かれていますが、

決して主食ではなくおやつとしてあたえてください。

おやつ以外でゼリーをあたえる理由としては、
以下の2点があります。

Sponsored Link

1、給水ボトルから上手く水が飲めない子の給水用

ごく稀にですが、
給水ボトルでうまく水を飲めないハムスターがいます。

その場合は給水の代わりにゼリーを与えたり、
キャベツなど水分の多い食べ物で水分補給をさせます。

2、高齢ハムスターの栄養補給に

ハムスターも人間と同じで、
歳をとると食が細くなってしまう事が多いです。

そんな時は食べやすくて栄養が多く、
水分もとれるゼリーが大活躍してくれます!

ゼリーをあげる量

ペットショップに行くと稀にですが、

ゼリーが展示ケースの中に丸ごと入れられている場合があります。
(大きくなった子が別ケースに入れられている場合など)

これはケースに給水ボトルがつけられず、
水分補給の為に入れているのだと思います。

ですが、自宅で与える時は基本的に、
おやつとして少量をあたえるようにしてください。

おやつに1つ丸ごとは多すぎるので、
スプーンの先ほどかカップ半分もあげれば十分です。

十分な水分をとれない時用のゼリーの量

給水ボトルから水を飲めない子や
高齢で食が細くなっている子の場合は、

おやつではなく特殊なケースなので、
ゼリーを与える時と量も変わってきます。

1、給水ボトルを使えない子には

水分は生きる上で絶対に必要なものですから、
水を飲めない子にはゼリーも多めにあげましょう。

目安としてはジャンガリアンなら1日に1カップ程度。

もちろん一度に食べきらない子もいるので、

食べ残しは廃棄して
その都度新しいゼリーを用意してあげましょう。

他にはキャベツなども併用して水分補給をしてあげてください。

ゴールデンの場合でも、

ゼリーは糖分が多いので1カップ程度にして
キャベツを多めにあげる方が体にも良いです。

2、高齢ハムスターの栄養補給

ハムスターも高齢になると人間と同じように
足元がおぼつかず、ヨタヨタと歩くようになります。

そうなると巣の中にこもる時間が長くなり、
水を飲む回数もどんどん減ってしまいます。

そんな時にもゼリーは大変役に立つのですが、
若いハムスターと違い、与える量には注意が必要です。

給水ボトルをうまく使えないハムスターと違い、

高齢ハムスターは回数が減るとはいえ、
少しくらいは水を飲んでいると思います。

さらに食が細くなると
ペレットをふやかして与える方も多いと思いますが、

そこでも水分をあたえていると頭に入れておきましょう。

以上の事をふまえて考えると、多くても1カップ。

他の手段(野菜や給水ボトル)で水分をとっているなら
それ以下の量で調節してあげてください。

ただし身体の状態にもよりますし、
病気にかかっている可能性もあるので、

何か様子がおかしい点がある場合は、
必ず獣医さんと相談の上与えるようにしましょう。

ゼリーをあたえる時の注意点

おやつや水分補給、栄養補給に役立つゼリーですが、
与える時にはいくつか注意が必要になります。

Sponsored Link

下痢に注意

一番注意が必要なのはあたえすぎて水分をとり過ぎ、
下痢を起こしてしまう事です。

今までに何度も書いてきましたが重要なので……

ハムスターにとって下痢は命に関わる問題です!

水分の多いゼリーを与えている時は、
「水分を与えている」と思ってください。

ゼリーの糖分に注意

小動物用のゼリーには様々な栄養素が書かれていますが、
それと同じく糖分もたっぷりと含まれています。

糖分の取り過ぎは体にも悪いので、
先ほども書いた通り、与える量は少量にして

普段から他のおやつをあたえたりしているなら
そちらを控えるなどして糖分を調節しましょう。

人間用のゼリー

小動物用ゼリーの原材料を見てみると
意外と私たちが食べているゼリーとかわりません。

「それなら人間が食べているゼリーをあげてもOK?」
と思うかもしれませんが、

私たちが食べているゼリーは小動物用よりも
さらに糖分が多く甘く作られているのでNGです!

ゼリーに限らず人間用の食べ物は
ハムスターには絶対にあたえないようにしましょう。

ハムスターにおすすめのゼリー

ハムスターに与えるゼリーにも
いくつか種類があるので

ここではおすすめのゼリーを紹介していきます!

アミノゼリー

タンパク質や栄養の多い物が良いという方にはこちら!

通販サイトでも非常に人気があり、
タンパク質も多く含まれていておすすめです!

アクアゼリー

同じメーカーから発売されているこちらの商品は
水分補給の目的をメインに作られたゼリーです。

給水ボトルから水を飲むのが苦手なハムスターには
こちらの商品がおすすめです。

グルメゼリーPRO

ペットショップで、ペレットなどいろいろと
販売されているPROシリーズ。

主食のペレットして利用している方も多いと思います。

そんなメーカーにこだわっているあなたにはこちら!

ハムスターの好きな野菜や果物の味になっており
食いつきという面でおすすめです。

昆虫用ゼリー

原材料も似たようなものを選べば、
昆虫用ゼリーを与える事も可能です。

昆虫用ゼリーは小動物用と比べ、
コストが安く済むのが魅力になっています。

それらを踏まえてペットショップや獣医さんでも
昆虫用ゼリーをおすすめする方はいますので、

こちらを与える方もいるようです。

ただしあくまでも表示は昆虫用ゼリー。

メーカーや商品の種類によって中身の原料も違いますので、

与える前には獣医さんやペットショップの店員さんに
相談してからにしてくださいね。

まとめ

今回は、ハムスターのゼリーの用途や適量について
ご紹介しました。

それでは最後にまとめていきます!

■ゼリーをあたえる目的

  • おやつ
  • 水分補給
  • 高齢ハムスターの栄養補給

■ゼリーをあたえる量

  • おやつならスプーンの先ほどで十分
  • 多くても半分ほどにしておく

■十分な水分をとれない時用のゼリーの量

  • 給水ボトルを使えない子の場合:
    1日に1カップ程度与え、キャベツなども併用する
  • 高齢ハムスターの栄養補給として:
    多くても1カップまでで、他にも水分のあるエサを
    与えている場合は量を減らして調節する

■ゼリーをあたえる時に注意する事

  • 食べ過ぎによる下痢
  • 糖分のとり過ぎ
  • 人間用のゼリーはNG

ゼリーといっても色々な種類があり、

水分補給や栄養補給など、
ハムスターの状態によって与える意味も変わってきます。

どのような状態であっても水分のとりすぎには注意して

あたえ過ぎる事でハムスターの健康状態を
逆に悪くしないように気を付けてくださいね!

Sponsored Link

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Sponsored Link

にほんブログ村 ハムスターブログへ
Sponsored Link