ハムスターの床材の適量や交換時期は?床材無しはアリ?
ハムスターのケージにはなぜ床材を敷くのでしょう?
床材を敷かないとどうなるのでしょう?
「敷くとしたらどのくらい敷いたらいいの?」
「いつ交換すればいいの?」
考えてみるといろいろ気になりますね……
今回は床材の適量や交換時期、
そして床材の必要性について紹介していきます!!
目次
なぜ床材が必要なの?
まずはなぜハムスターのケージに床材を敷くのか、
その理由を見ていきましょう!!
①温度調節のため
ハムスターは夏の暑さにも、冬の寒さにも弱い動物です。
床材は夏や梅雨時期には湿気を吸収してくれて、
冬には防寒してくれます。
寒い時は特に、ハムスターは自分で床材を
寝床にかき集めて出口を塞いだり、
自分の周りの隙間を埋めて防寒します!!
②クッションの役割があるため
もしハムスターが寝床や金網などに登って
誤って落ちてしまった場合、
床材が敷いてあるとクッションとなり、
衝撃を抑えてくれます。
床材がないと骨折、打撲などの
怪我をしてしまう恐れがあります。
関連記事:ハムスターがうんていするのはストレスが原因?落下の危険性は?
③穴掘りするため
ハムスターは穴掘りをしてストレスを発散します!!
他に穴を掘って自分の好きなように寝床を作ったり、
エサを取られないように床材で隠したり……
いろいろな場面で床材は活躍します☆★
関連記事:ハムスターが隅の床材やトイレ砂を掘りまくるのはなぜ?
床材の適量や交換時期は?注意点は?
床材がなぜ必要なのか分かったところで、
次は適量と交換時期について見ていきましょう!!
床材の適量は?
2cm~5cm程度が適量です。
夏は敷きすぎると熱がこもって暑いので少し薄めに、
冬は保温するためにすこし厚めに敷いてあげるといいでしょう!!
特に冬の寒い時は、床材を寝床に持ち込んで自分で調節するので、
多めに床材を入れておくと、きっと喜んでくれますよ♪♪
交換時期は?
床材は1~2週間ほどで交換するのがいいです。
ただ、全て捨ててしまうと自分の匂いが無くなって
ハムスターにとってストレスになってしまうので、
少し残してあげるといいです!!
注意点は?
ハムスターは床材の種類によってはアレルギーを起こします。
ウッドチップやパインチップの床材は
アレルギーが起きやすいです。
一方、紙の床材はアレルギーが出にくいので
紙の床材の使用をおすすめします!
紙の床材は身近にあるものでも作ることができます。
しかし注意点もあります!!
例えば、少し固めの紙をシュレッダーにかけたものだとすると、
切り口で足を切ってしまったり、
先が鋭利になっていて目に刺さってしまったりします。
もし使うとしたらキッチンペーパーや新聞を裂いたものを
使用すると良いです♪
ちなみにティッシュは、柔らかさは適していますが、
ハムスターが口に入れてしまった場合、
頬袋に張り付いて取れなくなる可能性があるため、
避けた方が良いでしょう。
関連記事:綿?新聞紙?ハムスターの巣材(床材)のおすすめはコレ!
床材無しはダメ?
ここまで紹介してきた通り
基本的には床材はあった方が良いです。
ですが、何らかの理由でどうしても床材無しで
飼育しなければならない場合は、以下の点に注意しましょう。
①温度管理
床材がない分、特に温度管理をしっかりしなくてはいけません。
適正温度は24度~25度なので
ケージの中に温度計を起き、室内の温度を管理しましょう。
ケージの外の温度ではなく、
ケージの中の温度を保ってあげることを意識しましょう!!
②登れる場所を減らす
金網がついているケージだと
金網を登ってしまったり、天井でうんていをしたりして、
落ちて怪我をしてしまう可能性があるので
金網がないケージを使用する必要があります。
他にケージ内に物がありすぎると、
物を伝って回し車の上に登ってしまったり、
高いところに手をかけて落ちてしまうかもしれないので、
物は置きすぎないようにするのも大事です。
③穴掘り場(砂場)をつくる
ストレス解消をさせてあげるためにも
穴掘りをする場所を作ってあげましょう。
こちらは「トイレ」となっておりますが、
砂浴び場や穴掘り場としても使えます。
トイレとは別に設置してあげましょう!
④寝床にだけ使用する
ハムスターは寝床に床材を運んで
自分の好きなようにベットメイキングするので、
床材を全く使わないというのはやはり難しいです。
最低限、寝床周辺には床材を敷いてあげましょう!
以上は、一時的に床材を切らしてしまっている時などの
緊急措置としてお考えいただければと思います。
お迎え直後のハムちゃんはストレスに弱いので、
必ず床材をたっぷり用意してあげてくださいね!
わが家のハムスターの床材の使い方
わが家には2匹のハムちゃんがいますが、
それぞれ床材の使い方が違いますΣ( ̄□ ̄)!
まずこの子は
めんどくさがり屋なのか
寝床から体半分出して、床材をかき集めています。
それからこの子は普段は温厚ですが、
外に出して欲しい時に出してもらえないと
イライラして?床材を掘りまくります。
(床材の山がたくさんできるくらい!!)
一方、もう1匹の子は床材をかき集めるのではなく、
このように毎回口にくわえて寝床へ運びます。
あとこのようにエサ箱に床材をかけて、
エサを隠します。
こんな感じ。
ですが、触ると怒られます(笑)
まとめ
今回は、ハムスターの床材の適量や交換時期について
ご紹介しました。
では最後にそれぞれまとめていきます!!
- 温度調節のため
- 落下時にクッションの役割をしてくれるから
- 穴掘りをしてストレス解消させるため
■床材の適量や交換時期は?
- 適量は2~5cm
- 季節によって敷く厚さを変える
- 交換時期は1~2週間を目安に。一部残してあげる
■床材無し場合
- 温度管理をしっかりする
- ハムスターが登れる場所を減らし、落下を防ぐ
- ストレス解消のための砂場を設置する
- 最低限、寝床にだけは床材を使用してあげる
- お迎え直後や子供ハムスターは必ず床材を用意する!
といった感じですが、ハムスターのことを考えて、
基本的に床材は敷くようにしましょう!!
中には床材があまり好きではない子もいるようですが、
安全面を考えて、
少しハムスターには我慢してもらって
床材のある生活に慣れてもらいましょう。
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