ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターがうんていするのはストレスが原因?落下の危険性は?

ハムスターのうんてい

初めてハムスターを飼うとき、金網型のケージ
選んで購入する方もいるかと思います。

ですが、飼い始めて数日後、
「突然金網をよじ登り、うんていをし始めた!」
なんて経験はありませんか?

なぜハムスターはうんていをするのか?
落下の危険性はあるのか?

今回は、その原因対策についてご紹介していきます!

ハムスターは外に出たがる動物

ハムスターは外に出たいという気持ちが強く
「どうにかして脱走できないか」と知恵を働かせます。

とくに散歩の習慣がついているハムスターの
執念はかなりのものです。

少しでも可能性があれば果敢に挑戦し、
失敗しても何度も同じことを繰り返すのです。

金網型ケージはもっとも典型的なパターンで、
よじ登れるものだと分かると、彼らは手足を器用に使い
上へ上へと登っていきます。

天井まで到着した後、金網は横へ続いているのですから
そこからうんていを始めるのは、ごく自然といえます。

さらに、その方法でたまたま一度でも脱走できてしまうと
「これだ!」と知識を得てしまうので、
脱走を止めさせるのはほぼ不可能になります。

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落下すると命の危険性も

うんていの途中で落下する可能性は、非常に高いです。

打ち所が悪いと骨折・脱臼の恐れがあります。

ハムスターは痛みを感じにくい動物といわれており、
一見元気そうでも、足を引きずって歩いたり
変な方向に曲がっている場合
があります。

そのときはすぐに病院へ連れて行く必要があります。

また、最悪の場合、頭や背中を強打し、
首の骨が折れて死に至る場合もあります。

実際うんてい中に落下し、
死んでしまったハムスターは数多くいるのです。

では落下対策はどうすれば?

ここまで読んでいただいた方には、
いかに「うんていをする行為」が危険かを
ご理解いただけたかと思います。

それではどうすればいいのでしょうか?

小さな命を守るためにも、現在、
金網型ケージで飼っている方すぐに対策を行ってください。

ケージを換える

シンプルですが、これが一番の方法です。

ケージには金網型以外にも

  • プラスチック製
  • 衣装ケース
  • 水槽

といったものがあり、
どれもホームセンターなどで安価で購入できます

ケージによってメリット・デメリットはありますが
うんていの防止にはなりますので、すぐに買い換えましょう。

※ただし、天井に金網が付いているタイプだと
設置物を伝ってよじ登ってしまうことがあります。

その場合は設置物を置く場所を変えるなどの対策を行ってください。

 関連記事:ハムスターのケージは水槽タイプと金網タイプ、どっちが良いの?

すぐには換えられない…という方は

事情があってすぐには換えられないという方は、

ハムスターが届く範囲の高さまで
プラスチックの板などを貼り、登れないようにしましょう。

うんていの防止になるだけでなく、金網を齧ることで
引き起こす不正咬合の防止にもなります。

因みに、よじ登りにくくするために設置物を移動させたり、
落下の衝撃を減らすために、床材の量を増やすのも
ひとつの方法ですが、あくまでも一時的な対策です。

上でも書きましたが、ハムスターの執念はかなりのもので、
飼い主が想像する以上の無茶をすることがあります。

「うんていができない」環境を整えてください。

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私も初めは金網型ケージでした

知識も経験もほとんど無い状態だったこともあり、
ペットショップからハムスターを迎える際、
店頭で売られていた金網型ケージを購入しました。

それからしばらく経ち、環境にも慣れてきた頃
ふとケージを見ると、そこには音もなくスムーズに
金網をよじ登る姿が!

まさかそんなことをするとは思わず、
私は驚きからただその光景を見つめることしかできませんでした。

天井まで到着したハムスターは、
次に天井の金網に手をかけ、うんていを始めました。

ケージの真ん中あたりまで順調に来たところで
突然片手が離れ、宙ぶらりんの状態に。

その後、ボトッと音を立てて床に落ちました

ですがハムスターは何事もなかったかのように
すぐに身体を起こし、また金網をよじ登り始めたのです。

当時の私は「危ないな」と思いつつも、
すぐに対策を行いませんでした。

ようやく環境にも慣れ始めた頃でしたし、
正直そこまでの危険を感じていなかったのが理由です。

その後、通院先の病院でケージを換えるよう
アドバイスをいただいたのを機に、
プラスチック製のケージに買い換えました。

プラケースは水槽に比べると傷がつきやすいのですが、
軽くて安価なのが嬉しいですね♪

今思うと本当に恐ろしいことをしていたのだと
思いますし、ハムスターに対して申し訳ないという
気持ちでいっぱいになりました。

怪我や病気がなかったのは、まさに幸運の一言です。

今では危ない行為をすることはなく、
とても元気に暮らしています。

ハムスターの健康は飼い主の幸せに繋がるのです。

 関連記事:ハムスターのケージの大きさはどのくらいが良いの?おすすめは?

ハムスターが安全に暮らせる環境を

今回はハムスターのうんていについて
ご紹介しました。

まとめると、

  • うんていをするのは、外に出たい気持ちから
  • 落下の可能性は非常に高く、最悪命の危険
  • 今すぐ「うんていができない」環境作りを!

となります。

何度も述べますが、
うんていができる環境は大変危険です!

ハムスターの命を守れるのは飼い主しかいないのです。

ハムスターが安全に暮らせる環境を作り、
楽しいハムスターライフを送っていきましょう!

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