ハムスターの遊び道具やおもちゃのおすすめはコレ!
ハムスターを飼うとなったとき
皆さんはケージに何を置きますか?
巣箱・トイレ・食べ物を入れる容器・水入れ…
色々と思い浮かぶと思います。
食べて寝られる環境作りはもちろん大切なのですが、
ハムスターが健康に生活していくために
置いておきたいグッズは他にもあるんです。
今回はおすすめのグッズについて、ご紹介していきます!
目次
ハムスターは本来「遊ぶ」動物ではない
グッズをご紹介する前に、
まずは知っておいてほしいことがあります。
ハムスターは本来「遊ぶ」動物ではないということです。
犬や猫のように人間と一緒に遊べる動物ではなく、
言わばハムスターは「一人遊び」をして
本能を満たしたり、ストレス・運動不足を解消します。
ケージに閉じこもっているだけでは
ハムスターは窮屈な思いをしてしまいます。
習性・本能を理解した上でグッズを用意してあげると、
きっとハムスターは喜んでくれますよ!
こんなグッズがおすすめ!
それではどんなグッズを用意すればいいのでしょうか?
回し車
狭いケージでも必ず用意してほしいもの、
それが回し車です。
野生のハムスターは食べ物を求め、長距離を走り回ります。
その距離は数Kmにも及び、
とてもケージの広さだけでは賄い切れません。
そこで回し車が活躍するのです。
こちらの商品はハムスターの回し車の中でも最もポピュラーで、
特に静かな点で評価が高いです♪
回し車には3種類ほどのサイズがありますが、
ハムスターの体格に合ったサイズを選んでください。
小さすぎると背骨が反りすぎたり、
背中の毛が抜けてしまう恐れがあります。
また、はしごのような隙間のあるタイプは
足を引っ掛ける恐れがありますので避けましょう。
床材・トンネルなど…潜れる環境作りを
野生のハムスターは土の中を掘って生活しています。
ですのでペット化したハムスターにも
地面を掘る習性が残っています。
ハムスターは掘ることで安心感を得たり、
また寒さ・暑さを地中に潜ることで解消しているのです。
一番理想的な形としては、ケージの中に土を入れ
野生の生活に近い状態にしてあげることです。
ですが、これには問題があり、ハムスターが土の中で
生活していけるのは自然界の中だからこそなのです。
詳しいことは本編から脱線しますので省略しますが、
人間が飼育する環境では、土を使うのは不向きであることを
知っておいていただけたらと思います。
ではどうすればいいのでしょうか?
答えとしては、
紙・木・牧草の床材をふんだんに敷いてあげることです。
また、もしケージの広さに余裕があれば、
お菓子の入れ物などを利用して
トンネルを作ってあげるのもおすすめです。
ただし、床材の種類によってアレルギーを起こす
ハムスターもいますので、その点は注意してくださいね。
我が家のハムスターはこんな反応でした
実際に我が家では、
- 回し車の設置
- 床材をふんだんに敷く
- トンネルを作って設置
- 砂浴びの時間を作る
以上の4つを試しました。
それぞれどんな反応を示したのか、
順番にご紹介していきます。
1、回し車の設置
飼い始めからすぐに設置しました。
環境に慣れ始めたある日、夜中になると暗闇から
静かに聞こえてくる「シャー…」という回し車の音。
どうやら気に入ってくれたようです。
数分間走り続けるときもあれば、
止まってはまた走ってを繰り返すときもあります。
中には回し車をまったく使わない子もいると
聞きますが、我が家の場合は大いに興味を持ってくれたようです。
2才を過ぎた今でも絶好調に走っています!
関連記事:ハムスターの静かな回し車といえば?おすすめはコレ!
2、床材をふんだんに敷く
これまで木を主に使用してきましたが、
今は紙の床材が一番安心できると感じ、使用しています。
よく巣箱の前で掘ることが多いので、
そのあたりに床材をふんだんに敷いているのですが、
気がつくと床のプラスチックが見えるくらいに
掘った形跡をよく見かけます。
ですが基本的には安定感のある、歩きやすい状態が好きだと分かり、
他の場所はなるべく平らにして床材の量も最低限にしています。
関連記事:綿?新聞紙?ハムスターの巣材(床材)のおすすめはコレ!
3、トンネルを作って設置
現在のケージに買い換える前まで設置していました。
ポテトチップスの丸い筒型のケースを縦半分に切り、
ケースの中にはちぎったキッチンペーパーを敷き詰めました。
結果、大変気に入ってくれて
巣箱と同じくらいに活用してくれたのですが、
ある日突然底の部分を齧ってしまい、
大きな穴を開けてしまったのです…。
近所のお店に同じお菓子がなかったので、
大きさの似たお菓子のケースを使って交換したのですが
気に入ってくれず、結局ケージの買い替えを機に
トンネルの設置を止めました。
ダンボールのような、齧れば壊せる物は、
底の部分にはよく穴をあけられます。
それこそハムスターの本能が、
「底を掘れるかもしれない!」と思わせているのでしょう。
なので、お菓子の箱類は、
基本的に使い捨て・要交換のグッズとなります。
4、砂浴びの時間を作る
ケージがあまり広くないため、掃除の時間中は
砂を敷いた専用ケースに移してやり、砂浴びができるようにしています。
その日の気分があるのか、
ゴロゴロッと背中から転がって浴びる日もあれば、
何をするでもなく、最後まで浴びない日もあります。
時々手足すべてを使って隅っこを掘ることもあり、
その子なりの本能の満たし方があるのかなと思います。
ケージの大きさと相談し、窮屈のない生活を
今回はおすすめの遊び道具をご紹介しました。
- ハムスターは本来「遊ぶ」動物ではない
- 回し車は必ず設置しよう
- その他、床材や砂を使った掘れる環境作り、トンネルの設置もおすすめ
「何を置いていいか分からない」という方は
是非参考にしてみてください。
ですが、置き過ぎるとケージの中が歩きづらくなり、
却って生活しにくい環境になってしまいます。
ケージの大きさに合わせた環境作りで、
ハムスターが伸び伸びと過ごせるといいですね!
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