ハムスターも風邪をひくの?原因や症状は?
体調を崩している方はいませんか?
温度の変化やストレスなどで、
気をつけていても風邪をひくことはありますよね。。
ところで、ハムスターは人間と同じように
風邪をひくのかどうか、ご存じですか?
今回は、ハムスターの風邪の病状や原因について
ご説明いたします。
いざというときに慌てないためにも知っておきましょう!
目次
ハムスターも風邪をひくの?
はい、ハムスターも風邪をひきます!
しかも珍しい事ではなく、割と簡単に風邪をひきます。
けれど、大丈夫、過剰な心配はいりませんよ。
常日頃からハムスターの飼育環境を整え、
健康状態の管理をしていれば予防になりますし、
たとえハムスターが風邪をひいても、
早期の段階で発見し対処することができるので、
大事に至る確率もグッと減らすことができます。
ハムスターの風邪の原因は?
ハムスターが風邪を引く原因を知り、
事前に予防できることはしっかりして、
なるべく風邪をひかないようにしていきましょう!
温度の変化が苦手です!
急激な温度変化がある季節の変わり目は
人同様、ハムスターも風邪をひきやすいです。
また、急激ではなく常時適温ではない環境下にある場合も
風邪をひきやすくなります。
ハムスターにとっての適温は20度〜26度、
子供のハムスターでは22度〜24度です。
ゴールデンハムスターなど大型のハムスターほど
寒さに弱く、
ロホロフスキーハムスターなど小型のハムスターほど
暑さに弱い傾向にあります。
ハムスターは寒さで、アッサリ風邪をひいてしまいます。
不衛生になっていませんか?
掃除がついついおろそかになっていたり、
野菜の与えっぱなしはありませんか?
ケージの中が不衛生な状態になっていると
細菌が増殖している可能性、
またカビやウイルスの温床となっている可能性もあります。
そして、細菌やウイルスにハムスターが感染し、
風邪をひいてしまいます。
関連記事:ハムスターのケージの正しい掃除の仕方とは?頻度はどのくらい?
飼い主から感染もあり得る
風邪とは、正確に説明しますと、
細菌やウイルスによる呼吸器系疾患(肺炎など)の初期症状
のことを言います。
ハムスターがかかる風邪のウイルスとヒトがかかる風邪のウイルスは
別のものなので、ウイルス由来の風邪は基本的にうつりません。
ですが、細菌由来の風邪はうつる可能性があります。
インフルエンザに関してはウイルス由来なので
基本的に感染しませんが、
ウイルスが変異する可能性はゼロではありません。
風邪にかかった人のどの細菌(またはウイルス)が
ハムスターに感染する可能性があるか、
調べるには精密な検査が必要となります。
なので、風邪をひとくくりにして、
一概にうつる・うつらないを決めるのはナンセンスです。
ただ、人からの感染も、
可能性としてはありうることを認識しておきましょう。
関連記事:ハムスターに、人やペットの風邪はうつる?
他のハムスターからの感染も
ハムスターを多頭飼いしている場合、
ハムスターの風邪が、
他のハムスターに移ってしまうこともあります。
免疫力の低下の表れ
ストレスや老化により免疫力が低下していると、
風邪のウイルスに対抗できず、風邪をひいてしまいます。
ハムスターの風邪の病状は?
ハムスターが風邪をひいた時の主な病状をご紹介します。
疑いがある場合は確認してみましょう!
ハムスターの風邪ひきチェック項目
- 元気がない
- 食欲がない
- 大きなクシャミをする
- 鼻水が出る
- 鼻水により鼻周りが荒れている
- 糞の形がいつもと違う
- 下痢をしている
以上が主なハムスターの風邪の病状項目です。
このうち、全部ではなく、
数個のみの病状が出る場合もあります。
また、風邪をひいた場合放っておくと悪化する一方です。
個体の体力によっては、ほんの数日で
肺炎を併発してしまうこともあります。
鼻水が黄色味を帯びた、粘土の高いものである時は
肺炎を併発している疑いが強くあるので、
早急にハムスターに強い病院に連れていって下さい。
関連記事:ハムスターの風邪の治療費はどのくらい?薬はどんなものがある?
まとめ
原因を知って、予防改善に役立て、
病状を知って、早めの対策をしてあげましょう。
以下はまとめです!
- ひく!それも割と簡単に!
■風邪の原因は?
- 環境の温度が寒い!
- ケージの中が不衛生で細菌やウイルスに感染
- 人からの感染
- 他のハムスターからの感染
- 免疫力の低下により
■ハムスターの風邪の病状
- 元気がない
- 食欲がない
- 大きなクシャミをする
- 鼻水が出る
- 鼻水により鼻周りが荒れている
- 糞の形がいつもと違う
- 下痢をしている
- 鼻水が黄色い場合は、肺炎を併発している可能性がアリ!
原因がありそうな時は改善し、
病状が見られる時はできるだけ早めに見極めて、
然るべき対応をして、元気にしてあげましょう!!
この記事へのコメントはありません。