ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターへの野菜の正しい与え方とは?適量や頻度は?

ブロッコリーを食べるジャンガリアン

ハムスターにしてあげるお世話はお掃除や
体重測定などがありますが、

餌やりは毎日のことで特に比重が大きいですよね。

餌のやり方はネット上で多くの情報が出ていますが、

今回は特に野菜をあげる際の量や頻度に注目して
ご紹介していきます!

ハムスターに野菜は必要?

まず、「そもそもハムスターに野菜って必要なの?」
という質問にお答えすると・・・

ハイ、必要です!

「主食として与えているペレットのみで充分だ」

という説を聞いたことはありますか?

これも嘘ではありません。

ペレットを与えていれば死んでしまうことはないでしょう。

しかし、より長く、健康に、元気にイキイキ
生きて欲しいのであれば、

さらに野菜で栄養価を補っていただくのが理想です!

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主食を補うために野菜を利用

野菜は、その90%が水分といっても過言ではないです。

なので、主食にできるわけではありません。

やはり主食としてペレットを与え、
あくまで補助的に野菜を与えてあげましょう。

どんな野菜を与えたらいいの?

野菜は水分量が豊富ですが、水以外の栄養素としては
ビタミンを中心に含まれており、

その少しの栄養素がハムスターにとっては
貴重な栄養源となります。

ハムスターにとって嬉しい栄養素のご紹介、

合わせてその栄養素が含まれていて、
ハムスターに与えることができる代表的な野菜をご紹介します!

おすすめ栄養素・期待できる効果と野菜

ハムスターにおすすめの野菜

ビタミンA

期待できる効果:粘膜保護・抵抗力の向上

  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • かぼちゃ
  • にんじん

※チンゲン菜はあく抜きの為茹でること

 関連記事:ハムスターのにんじんの与え方や適量は?葉や皮は食べられる?

ビタミンB

期待できる効果:免疫力の向上・粘膜保護

  • かぼちゃ
  • さつまいも

 関連記事:ハムスターへのさつまいもの正しい与え方は?

ビタミンC

期待できる効果:免疫力の向上・風邪予防・ガン予防・老化防止

  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • 大根の葉
  • さつまいも

ビタミンE

期待できる効果:血管健康維持・老化防止

  • 大根の葉
  • かぼちゃ

ビタミンK

期待できる効果:骨健康維持

  • キャベツ
  • ほうれん草
  • 小松菜

※ほうれん草はあく抜きの為茹でること

 関連記事:ハムスターに小松菜を生のまま与えても平気?正しい与え方はコレ!

ビタミンU

期待できる効果:粘膜保護・内蔵腫瘍予防・代謝向上

  • キャベツ
  • ブロッコリー

 関連記事:ハムスターへのキャベツの正しい与え方とは?適量はどのくらい?

カルシウム

期待できる効果:骨健康維持・神経や筋肉の緊張緩和

  • 大根の葉
  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • さつまいも

※チンゲン菜はあく抜きの為茹でること

食物繊維

期待できる効果:整腸

  • キャベツ
  • かぼちゃの皮

絶対ダメ!!!

以下の野菜は、基本的にハムスターに与えてはいけません

  • 香草系(中毒を起こす)
  • ネギ類(中毒を起こす)
  • ジャガイモ(中毒を起こす)
  • 野菜ジュース(保存料、砂糖、その他食べられない野菜の有無など
    不透明なところが多いので、いくら野菜と言えど与えてはダメ!)
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野菜を与えるための処理

にんじん、かぼちゃ、さつまいもなど、

人間は通常皮をむいて食す野菜については
表面に農薬がついていることが考えられます。

与える際にはよく洗ってから与えるようにしましょう。

葉も同様です。

よく洗った後は、水分取りすぎを防ぐため、
しっかりと野菜についた水気を拭き取りましょう。

  • 食欲が落ちている時
  • 弱っている時
  • 幼い時
  • 高齢の時

などは、生ではなく茹でてあげたものが食べやすく、
また食いつきも良いです。

与える頻度や量に決まりはあるの?

野菜を与える際の量は

  • 5ミリ角〜1センチ角
  • 大型のゴールデンなら〜2センチ角
  • 栄養価の高いに関しては、もう一回り小さく

が一般的な適量です。

とは言うものの、

人間にもお腹が弱い人、太りやすい人がいるように、
ハムスターにも個体の体質があります。

なので、

「このくらいなら絶対に大丈夫」だとか、
「これ以上あげると一大事だ!」と

ひとくくりにして断言することは出来ません。

そこで、より安全を期して、
適量は5ミリ角と考え、与えるのが良いです。

与える量が少なめの分には、多く与えるより
下痢を起こす危険性も下げることができますし、

また万が一新しい食べ物によるアレルギーを起こしても、
摂取量が少なければ軽度な反応で済みます。

なるべくハムスターの危険は排除してあげましょう。

その分、頻度としては毎日与えてOKです。

栄養の偏りが起きないように4日程度のサイクルで
ルーティーンを組んで、

連日同じ野菜を与えることは避けましょう。

まとめ

今回は、ハムスターへの野菜の与え方について
ご紹介しました。

以下はまとめです!

■野菜の与え方・適量・頻度

  • 野菜は主食にはならない
  • 適量は5ミリ角
  • 毎日与えてOK ただし連日同じ野菜は避ける
  • を与えるならよく洗う
  • 与える前に水分を拭き取る
  • 個体の状態によっては茹でたものにする

■おすすめの野菜

  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • にんじん
  • かぼちゃ
  • 小松菜
  • チンゲン菜(あく抜きのため茹でる)
  • ほうれん草(あく抜きのため茹でる)
  • さつまいも
  • 大根の葉

野菜によっては、ハムスターに嬉しい栄養素を
複数持つものもありますね。

数種類の野菜を用意して、
お世話をしてあげましょう!!

色々な野菜を食べているハムスターの姿も可愛いですよ♪

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