ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターはりんごを食べられるの?皮や種は?

ハムスターはりんごを食べられる?

時期を問わず簡単に、そして手軽な価格で手に入り、
健康的なイメージが強い果物のりんごは、

果たしてハムスターにとっても健康的な食べ物なのでしょうか?

ハムスターが体調を崩しているとき、
そうじゃなくとも与える食べ物は

健康的であるのに越したことはないので、確認してみましょう!

ハムスターはりんごを食べられる?

はい、食べられます!

りんごはビタミンを中心に、
ハムスターに嬉しい栄養素を持っている果物です。

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こんな栄養素が含まれているよ

りんごに具体的には、どのような栄養素を持っていて、
どのような効果を発揮してくれるのでしょうか

りんごから得られる栄養素

  • ビタミンC:
    免疫力の向上・風邪予防・ガン予防・老化防止
  • ビタミンE:
    血管健康維持・老化防止
  • ビタミンB:
    免疫力の向上・粘膜保護
  • カルシウム:
    骨健康維持・神経や筋肉の緊張緩和
  • 食物繊維:
    整腸

特に食物繊維は、他の果物に比べ豊富に含まれています。

食物繊維の働きとしては、
食物繊維に含まれる成分「ペクチン」が

悪玉菌の働きを抑制する力を持っており、
腸内環境を正常化してくれます。

ハムスターが軟便になっている時などに
効果を発揮するでしょう。

逆に避けたい成分は含まれてないの?

残念ながら含まれます

りんごの種や、また未成熟のりんごの実には
「アミグダリン」という成分があります。

アミグダリン自体が悪さをするのではないのですが、
ハムスターがアミグダリンを消化すると、

その過程でアミグダリンから、
ハムスターに有毒な青酸が発生してしまうのです。

そうなるとハムスターは中毒症状に陥ります。

安全なりんごの与え方、下処理

ハムスターに与えたくない部分や成分など危険要素は
取り除いてあげましょう

種や未成熟はダメ!!

先ほどご紹介した有毒の発生につながる物質を
持っている種は取り除き

また同じ理由で未成熟なりんごは与えないこと。

皮も注意!!

りんごの皮には、りんごを艶良く綺麗に見せるため、
ワックスが多量に付いていることがあります。

また生産過程で、虫避けのために
農薬が付いていることもあるでしょう。

なので与える際には、流水で30秒以上洗い
表面についている物質を取り除きましょう。

また水分過多にならないために
洗った後の水分はよく拭き取りましょう。

食べやすい形状に

生のりんごを小さく切って与えますが、
鋭く尖った形にしてしまうと

りんごは比較的繊維が固いので、
口の中に刺さるなど怪我をしてしまうことがあります。

なので鋭い角ができないような形に切りましょう。

体調不良の場合すりおろすと、
形のあるものより食べやすさもUPします。

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準備万端、与えてみよう!

りんごの適量は?

「下処理もしたし、もう安全だよっ、沢山食べてね」

とはなりません!!

いくらきちんと下処理をしていても、

適量を誤ってしまうと
むしろ、ハムスターにとって不健康な物になります。

適量

  • 週に1回、5ミリ角程度

が適量です。

ハムスターに与える果物には、
一般的に良いとされている適量があり、

5ミリ角〜1センチ角、
大型のゴールデンなら〜2センチ角まで。

与える頻度は数日に1回程度。

とされています。

しかし、基本的に野菜や果物は、栄養補助として与えるので、
多少少なくても、ハムスターの健康を害することはありません。

が、反対に与えすぎによって害が出る場合があります。

初めての野菜や果物を与える際には
アレルギーが発生する可能性があります。

今回ご紹介しているりんごについては、

与えすぎると食物繊維の取りすぎや、水分の取りすぎにより、
下痢を引き起こす可能性があります。

また、糖の摂りすぎにより肥満になったり、嗜好度の高さから、
主食のペレットを食べなくなるという危険性もあります。

なので、多く与えるよりも、下限とされている量を、
少ない回数で与えていくほうが安全面からはお勧めです!

与えた後の注意点

ハムスターは餌を自分の保管場所に隠す習性があります。

しかし、餌がなま物の場合は、
腐敗するなど不衛生な環境になる原因となってしますので、

りんごを与えた後は
20分程度したら片付けるようにしましょう。

まとめ

今回は、ハムスターへのりんごの与え方や適量、注意点について
ご紹介しました。

以下はまとめです!

■りんごから得られるメリット

数種のビタミンをはじめとした栄養素が得られる。

  • ビタミンC:
    免疫力の向上・風邪予防・ガン予防・老化防止
  • ビタミンE:
    血管健康維持・老化防止
  • ビタミンB:
    免疫力の向上・粘膜保護
  • カルシウム:
    骨健康維持・神経や筋肉の緊張緩和
  • 食物繊維:
    整腸

■りんごを与えるデメリット

  • 未成熟なりんご有毒
  • 適量を守らないと下痢になる恐れあり

■りんごを与える注意点

  • 種や未成熟なりんごは与えない
  • はよく洗い、よく水分を拭き取る
  • 適量(週に1回、5ミリ角程度)を守る
  • 20分後に食べ残しを片付ける

りんごは、適切に与える分には
ハムスターの健康に大きく貢献してくれる果物の1つです。

安全にだけは配慮して、りんごを嬉しそうに食べる
可愛い姿を見てあげましょう!

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