ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターの腫瘍は手術と放置、どっちが良いの?手術時の費用は?

年老いたハムスター

大切なハムスターに腫瘍ができた時、
どうすればいいのでしょうか。

「治療ってやっぱり手術なの?」

ここでは、手術費用など、ハムスターに腫瘍ができたときに、
飼い主さんが知っておくべき情報をご紹介します!

ハムスターって腫瘍ができるの?

ハムスターにとって腫瘍は珍しくない病気です。

特に1歳以降になると腫瘍が出来ることが少なくありません。

そして残念ながら、
悪性の腫瘍(ガン)の場合が多いのです。

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悪性腫瘍の治療について

大切なハムスターに悪性腫瘍ができてしまったら、
飼い主さんはとてもつらいですよね。

だけど、そんなつらい中で、ハムスターにとって
一番いいことは何かを考えてあげないといけません。

それが出来るのは飼い主さんだけなのです!

大前提!まずは良い病院を探そう!

悪性の腫瘍は、深刻な病気です。

だから、出来るだけ良いお医者さんに
治療をお願いしたいところです!

この後に、良いお医者さんの例も含めて
手術のことをご紹介しますね。

 関連記事:ハムスターを診れる病院の探し方・選び方のコツ

やっぱり手術じゃないとダメ?

根本的な治療というと、やっぱり外科手術になります。

だけど、ハムスターの小さな体にやってあげられることって
ほんとはとても限られているのです。

腫瘍の場所によっては手術は出来ないですし、
痛みが強い場所や、まったく痛みがない場所もあります。

また、手術をするかしないかの判断は、
お医者さんによっても違います。

手術の費用は?

私の場合は3~4万円程度でした。

一回の通院だけでも1万数千円にはなるので、
それに比べると、「手術にしては意外と安いんだな」と思いました。

ただ、中にはもっと費用がかかるケースもあります。

腫瘍と言っても色々ありますからね。

「それほど複雑で難しい手術にハムスターの体が耐えられるの?」という
疑問もあるかと思います。

なので、費用だけでなく成功率や完治の可能性についても、
しっかり聞いてから手術を受けさせてくださいね。

良いお医者さんは?

良心的なお医者さんは、

  • ハムスターの命にとってメリットがあるかどうか
  • 助けられる可能性が高い手術かどうか

などをよく考えた上で手術を勧めてくれるでしょう。

ハムスターの手術には賛否両論あって、
必ずしも手術だけがいいとは言えないのです。

老齢のハムスターの場合は?

私の経験からすると、良心的なお医者さんは
老齢のハムスターに手術を勧めることはありません。

ハムスターの体力が持たない可能性が高いのと、

痛くて苦しい思いをさせて
どれだけ寿命を伸ばしてあげられるのか、

という手術の価値を考えてくれるからです。

もし老齢のハムスターに手術を勧められたら
信頼できるお医者さんならそのまま受けてもいいですが、

そうでない場合は
他の病院の意見も聞いてみるといいでしょう。

再発の可能性も

人間の場合と同じように、
悪性腫瘍(ガン)は再発することがあります。

麻酔から目覚めないことも

そもそも体の小さいハムスターは
手術の麻酔から目覚めないこともあるのです。

手術をさせるなら、この点についても
しっかり説明してくれる病院を選びましょう!

内科治療もある?

老齢のハムスター

抗がん剤消炎鎮痛剤などを使った内科治療もあります!

老ハムスターの場合や、手術が難しい場合には
お医者さんの方から内科治療を勧めてくれるでしょう。

完治はしませんが、
腫瘍の成長を遅らせたり、痛みを抑えてあげられます。

ハムスターの体に大きな負担をかけることもありません。

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飼い主は何をするべき?

飼い主さん自身がとてもつらい状況だと思うのですが、
それでもどうするか決めるのは飼い主さんのお仕事なのです。

では、目安になるポイントをいくつか挙げますね!

手術の価値は?

手術の費用のこともありますが、

果たして、
ハムスターの体に大きな負担と苦痛を与える価値があるのか
考えてみましょう。

成功率が高くて、寿命を大幅に伸ばせる場合なら
手術という選択肢もあると思います。

お医者さんのご意見も難しい決断をするのに
とても役に立つと思いますよ。

やってはいけないこと

治りそうにないからといって、何もせずに放置することです。

動物を飼う以上は、苦しませることは避けてあげたいですよね。

手術はしなくても(できなくても)、
内科治療で痛みを和らげてあげることは必要ですよ。

痛みが強い場合は?

すでに耐えきれない痛みがあって、
治療法がない場合は、つらいですが、安楽死という方法もあります。

放置するほどハムスターが痛みで苦しむ時間が増えるので、

痛みを和らげる方法がなくなった場合には
すぐに安楽死を考えてあげてほしいと思います。

私もハムスターを安楽死させたことがあります。

悪性腫瘍のハムスターに手術を受けさせましたが、
再発してしまったためです。

もちろん、つらかったですよ!

でも、お医者さんとも相談して、
「これ以上苦しませる理由はない」と思って決めました。

ハムちゃんの苦しむ姿を見ることは、
飼い主さんの心にも深い傷を残します。

「もっと、何かしてあげられることはあったんじゃないか」と
後悔することもあるでしょう。

必要な時は、どうか勇気を持って決断してあげてほしいと思います。

苦しみから解放されたハムちゃんは、
きっと感謝してくれますよ!

まとめ

今回は、ハムスターの腫瘍の手術についてご紹介しましたが、
いかがでしたか?

まとめると、以下のようになります!

■ハムスターの腫瘍と治療法

  • ハムスターの腫瘍の多くは悪性
  • 悪性腫瘍の治療 … 外科治療(手術)内科治療(投薬)がある
  • 手術の費用 … 通常は3~4万円程度だが、内容によってもっと高いことも

■手術のメリットとデメリット

  • メリット  … 根本的な治療が期待できる
  • デメリット … ハムスターの体への負担・苦痛が大きい再発の可能性がある、
    麻酔から目覚めないことも、老齢のハムスターには向かない

■内科治療のメリットとデメリット

  • メリット  … 腫瘍の成長と痛みを抑える、ハムスターの体への負担が小さい
  • デメリット … 根本的治療にはならない

■飼い主さんがやること

  • 良い病院を探す
  • 治療の方針を決める
  • ハムスターの苦痛を取り除く努力を!

少しでも悩める飼い主さんの参考になれば幸いです。

どんな選択をしても、最後まで寄り添って世話をしてくれた飼い主さんに
ハムちゃんはきっと感謝してくれるはずです。

どうぞお大事に!

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