ハムスターの種類の中で、人に懐くのはどれ?
ハムスターと聞いて、どんな子を思い浮かべるでしょうか?
一般的にはゴールデンハムスターを思い浮かべる方が
多いと思います。
ですが、実はハムスターにはゴールデン以外にも
沢山の種類がいるのをご存知でしょうか?
その中で、どの品種が人に懐きやすいのか、気になりますよね!
今回は、人に懐き、飼いやすいのはどの品種なのか、
ご紹介します!
目次
ハムスターの「懐く」とは?
誤解のないように、最初に注意させていただきたいことは、
「懐く」といっても、犬や猫とは意味が違います。
一緒に遊んだり、名前を呼べば側に来てくれたり、
飼い主を慕う気持ちを持ったり…
残念ながら、ハムスターにはそのような懐き方はありません。
それはハムスターが、主に鑑賞用の動物だからです。
個体差はあれど、基本的に触られるのを嫌いますし、
名前を呼んでもほとんど反応しません。
なので「人に懐く」というよりは「人に慣れる」と
言った方が正しいのです。
関連記事:ハムスターって人に懐くの?懐かない動物だっていうのは本当?
具体的には人に慣れてくると、
警戒することなくハムスターの方から近づいてきたり、
手から食べ物を与えると食べてくれるようになります(^-^)
今回は「懐く」という言葉を使用していますが、
ハムスターの場合は少し意味が異なることを知っておいてくださいね。
ハムスターの種類
ではハムスターの種類について、
簡単にご紹介しましょう。
すべてのハムスターがあてはまる訳ではなく、
個体差がありますので、
あくまで参考程度として読んでいただければ幸いです!
ゴールデンハムスター
- 体長:18~20cm
- 寿命:2年半~3年
おっとりした性格で、初心者でも飼いやすいと言われています。
それだけ人に懐きやすいということですね♪
ハムスターの中で一番身体を大きい分、
脳も大きいため、他より賢い品種です。
ジャンガリアンハムスター
- 体長:7~12cm
- 寿命:2年~2年半
ゴールデンと並んで人気の品種です。
こちらも人に懐きやすいと言われていますが、
ゴールデンと比べて噛み癖を持った子が多いですね。
我が家ではジャンガリアンを飼っていますので、
後ほど詳しくご紹介します(^-^)
ロボロフスキーハムスター
- 体長:6~7cm
- 寿命:2年前後
ハムスターの中で一番身体が小さく、
とてもすばしっこい品種です。
臆病な性格なので手乗りにするのは難しく、
初心者向けではありません。
スキンシップにはあまり期待できませんが、
めまぐるしく動き回るのが好きな種類なので、
観賞用には向いています♪
チャイニーズハムスター
- 体長:9~12cm
- 寿命:2年~2年半
この品種もすばしっこく、やや警戒心が強いのですが、
時間をかければ人に懐くようになります。
他のハムスターに比べ、身体が細長い特徴があります。
あまりお店では見かけないかもしれません。
キャンベルハムスター
- 体長:7~12cm
- 寿命:2年~2年半
気が強い性格で、噛むことが多いと言われる品種です。
身体の形はジャンガリアンに似ていますが、
画像のような、ジャンガリアンにはない毛色が特徴的です。
懐くようになれば手乗りにすることもできますが、
他と比べると難しいといえます。
そのせいあってか、敢えて
キャンベルを置いている店は少ないですね・・・。
我が家のジャンガリアンはここまで懐いた!
ここでは、実際に私の体験談を紹介します!
ハムスター(ジャンガリアンの場合)がどのくらい人に懐くのか、
参考にしてくださいね!
我が家ではジャンガリアンの男の子を飼っています。
少し気が強く慎重な性格で、
撫でられるのがあまり好きではありません。
迎え入れてしばらくは警戒心をなかなか解いてくれず、
威嚇したり噛み付かれることもしばしば。
それでも時間をかけ、接するうちに
少しずつ行動が変わってきたのです。
気配を感じると前に出てくるように
彼が起きている時にケージの前を通ると、
こちらに気づき、前に出てくるようになりました(^-^)
「何かくれるの?」とでも言いたそうに
こちらの様子を窺います。
巣箱で寝ている時はほとんど反応がありませんが、
たまに顔だけを出し、様子を窺いつつも
睡魔には勝てず、そのまま寝てしまうことも。
掃除を始めても気にしない
毎日のケージ掃除の際、必ず声をかけてから行うのですが
すぐに出てくる訳ではありません。
「掃除するからねー」と言いながら掃除を始めるのですが、
特に気にする様子もなく、
巣箱の中で毛づくろいをした後ゆっくりと出てきます。
昔ならケージの中の物を動かしただけで
勢いよく出てきては「ジッ!」と鳴かれたものですが、
今では「ああ、もうそんな時間?」ぐらいにしか思っていないようです。
夜の散歩が一番触れ合える時間
我が家では夜中に散歩をさせるのですが、
積極的に縄張り(散歩エリア)を確認したがります。
関連記事:ハムスターに散歩は必要?散歩時間や頻度はどのくらいがいいの?
その中にどうも私の腕も入っているらしく、
2本足で立ってこちらを見つめてくるタイミングで
手を差し出すと、躊躇いなく手に乗りだします。
上腕までよじ登ってきたところで抱き上げ、お腹や前腕に乗せ、
ちょこまか動く彼をまた抱き上げてを何度か繰り返した後、
ケージの中に帰してやります。
撫でられるのを好まないとはいえ、
この時だけは触れ合いを許してくれるので
私にとっては大切な時間になっています。
以上、少し我が家の例を挙げてみましたが、
「ハムスターは人に懐くものではない」といっても、
ジャンガリアンの場合、慣れてくると↑のような振る舞いを取ってくれます。
個体差もありますが、多くの場合は我が家のハムスターくらいには
スキンシップを取ることができますよ!
まとめ – どの品種にも必ず個体差はある
今回は、ハムスターの中で、
どの品種が人に懐くのかをご紹介しました。
以下はまとめです!
- ハムスターの「懐く」は犬や猫とは違い、
人に「慣れる」と考えるのが正しい
■ハムスターの種類
- 比較的懐きやすく、飼いやすいのは
ゴールデンとジャンガリアン - その他、ロボロフスキーやチャイニーズ、
キャンベルがいるが、懐くまでには
時間がかかったり、初心者では難しい品種
一概に「この品種なら絶対懐く!」ということはなく、
その子の性格によって懐きやすさが決まります。
ただ、やはり初心者の方にはゴールデンかジャンガリアンから
飼い始めることをオススメしたいです。
そして一番良いのはペットショップに行き、
「気になる!」・「飼いたい!」と思える子に出会えたら
できるだけ頻繁に観察に通うことです。
店員に頼んで手に乗せてもらったり、触るだけでも
その子の性格が見えてくるでしょう。
事前によく観察してから決めるのが、
失敗しないハムスター選びのコツなのです!
もちろん、一目惚れで即買うのも悪くはありませんが、
エサやケージなど、必要な物と必要なスペースの確保にも
少し時間をかけた方が良いですからね。
ペットショップによっては気になる子を
「お取り置き」することもできるので、ぜひ活用しましょう!
貴方にとってもハムスターにとっても、
良い出会いがあることを願います!
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