ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターの白内障の原因とは?治療できるの?

白内障のハムスター

ハムスターに多い病気として、
皮膚疾患と癌、そして眼病があります。

今回はその中でも、ハムスターによく見られる白内障について
ご紹介します!

白内障とは?

まずは白内障について説明します。

人間もなる病気ですが、
眼球の黒目の部分が白く濁ってしまう病気です。

視力も低下し、目やにが多く出ます。

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症状や見分け方は?

黒目が白く濁っていたり、目やにが出ているようなら
白内障である可能性が高いです。

黒目が濁っているかどうかは、
明るい光の下では分からないことがあります。

しかし、暗い場所や電気を消した直後などでは判別できます。

原因はなに?

ハムスターの場合は老化が原因のことが多いです。

1歳半を超えるハムスターでは
白内障のリスクが無条件に高まります。

また、他の原因として、
遺伝的なものやその他の病気での併発が考えられます。

白内障の治療法は?

白内障は完治することが非常に難しいため、
病院でも特に治療は行ってくれません。

ですが、ハムスターはもともと視力が悪く、
嗅覚や触覚に頼っているところが多いのです。

そのため、全く目が見えなくても生きていくことができます。

寿命は縮んでしまうの?

白内障の病気そのものが原因で、
寿命が縮むことはありません。

幼いときに白内障になってしまったハムスターでも、
平均的な寿命まで生きたハムスターもいます。

飼い主さんがハムスターに過ごしやすい環境を
作ってあげることが大事です!

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白内障になってしまったら

白内障になってしまったハムスターを飼う場合、
注意点があります。

「ハムスターは目が見えなくても問題ない」とは言いましたが、
やはり不自由はします。

ですので、ケージの段差などを
極力無くすようにしてほしい
のです。

ロフトや二階、階段など、落下してしまう危険性のあるものは
取り除きましょう。

白内障によって寿命が縮むことはありませんが、
怪我によって死んでしまうことは十分に考えられます。

ですので、白内障になってしまったハムスターは、

ハムスター用のケージではなく、
水槽プラケースなどで飼育することをおススメします。

人によっては衣装ケースの人もいるでしょう。

こちらもきちんと安全面や環境を考えていれば問題ありません。

また、市販の金網ケージで飼育するなら、

「ルックルック」のトンネルを塞いだものや、
「ルーミィ」のロフトを取り外したものが良いでしょう。

 関連記事:ハムスターのケージは水槽タイプと金網タイプ、どっちが良いの?

大事なこととして、ケージの大掃除を終えた際は、
必ず匂いの残っている床材を残してあげましょう!

自分の匂いがほとんど残っていないケージで
目も見えない状態となると、とても不安になってしまうからです。

参考動画

光によって反射して黒目が光って見えるかもしれませんが、

どの角度から見ても黒目の一部が白くなっていることが
分かると思います。

まとめ

今回はハムスターがなる病気として多い白内障について
解説致しました。

以下は今回のまとめです!

  • ハムスターも白内障になる
  • 黒目が白く濁っている・目やにが多い、などのサインは白内障の疑いあり
  • 白内障の一番の原因は老化
  • 完治しないため、特に治療は必要ない
  • 白内障によって寿命が縮むことはない
  • 目が見えないため、落下しないようにケージの段差をなくす

ハムスターにとって直接命に関わるような病気ではないですが、
目が見えないことによる怪我は十分、命に関わってきます。

特に、白内障にかかるハムスターは高齢ハムスターが多いので、
落下による怪我で骨折する可能性が高く、大変危険です。

飼い主さんがケージの安全性について
見直しするようにしてあげてくださいね!

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