ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターが動き回る理由とは?もしかして病気?

ハムスターが動き回る理由

いつも元気に走り回っていたハムスターがある日突然、
ぐったりと元気をなくしてしまうと心配になりますよね。

その場合はすぐに病院へ連れて行くのですが、
逆に元気があり過ぎて心配に思う方もいます。

私も色んな性格のハムスターを飼ってきましたが、

朝から晩まで一日中ほとんど寝ている子よりも
ずっと走り回っている子の方が、

「何か不調を訴えているんじゃないか」と
逆に心配になったりしたこともあります。

もちろんハムスターが動き回るのには
ちゃんとした理由があるので、

今回はハムスターが動き回る理由をご紹介します。

ハムスターは長距離を走る動物

最初に知っておいていただきたいのは、
ハムスターは動き回るのが普通だと言う事です。

1日に10キロ以上走るハムスターもいるので、

夜に回し車で走り続けたり、小屋の中を動き回っていても、
それは一般的なハムスターの行動パターンです。

基本的には日中にちゃんと寝ているのであれば
夜中に走り回っていても問題ありません。

これからご紹介する事が原因の可能性もありますが、
元気なハムスターの殆どは忙しそうに動き回ります。

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ハムスターが動き回る理由

日中に動くハムスター

ハムスターが動き回る理由や状況として

  1. お迎え初日
  2. 大掃除後
  3. 病気の兆候
  4. 発情期

以上の4つが主に考えられます。

1つずつ見ていきましょう!

1、お迎え初日

ハムスターを飼うにあたって一番大切な期間が
初日~1週間程の間です。

知らない場所へ連れて来られたハムスターが
日中からソワソワしていても遠くから見守りましょう。

この時はすべてに警戒して慎重に探索している最中です。

決して楽しくて動き回っているわけではありません。

お迎え初日が、飼い主にとって
最も触れ合いたくなる瞬間ですが、

ハムスターにとっては
最もストレスを受けやすい時期でもあります。

この時はどのハムスターでもソワソワするもので、
病気などの心配はほぼありませんので、

落ち着くまでそっとしておいてあげてくださいね。

2、大掃除後

ゴールデンは両わき腹に、ジャンガリアンはお腹に、
ハムスターには臭腺というものがあります。

視力の弱いハムスターにとってにおいは大切で
この臭腺で縄張りに自分のにおいを付けるのですが、

大掃除をした後はにおいが無くなってしまい、
知らない縄張りの外へ連れてこられた状態
になります。

その為、掃除が終わった後は日中であっても
飼育ケースの中を動き回り、縄張りをチェックします。

縄張りを確認し終わると巣に帰っていくので、
心配せずそっとしておいてあげてください。

カンペキにキレイにするのではなく、掃除前の巣材やトイレ砂を
少しケージやトイレに混ぜてやることで、

ハムスターの負担を緩和させることができますよ♪

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 関連記事:ハムスターのケージの正しい掃除の仕方とは?頻度はどのくらい?

3、病気の兆候

基本的に心配のない「動き回る」という行動ですが、
場合によっては病気などの可能性もあります。

気を付けたいのが日中から動き回っている場合です。

ハムスターは人間の様に言葉を離せないので、

「痛い」「つらい」「苦しい」といった場合は、
その恐怖から逃げようと走っている可能性があります。

この場合は下痢や血尿の症状が無いかチェックし、
あなたの目で体もチェックしてあげてください。

ハムスターは腫瘍など、目で確認できる病気の多い動物なので、

あなたのチェックが病気の早期発見につながります!

個体差などもあり、ハッキリした事は言えませんが、
ハムスターの年齢に関係なく

「せわしなく走り回り、数日後に死んでしまった」
という情報もたくさん見かけます。

目で確認して異常が無くても、
明らかに挙動がおかしいと思ったら病院で診察してあげてください。

4、発情期

どんな動物でも発情期は落ち着きがなくなりますよね。

ハムスターも例外ではないのですが、生後1~3か月から
メスは4日周期、オスにいたっては年中発情期です!

発情期が理由で騒がしく動き回っている場合は、

犬や猫の様に去勢するわけにも行かないので
怒ったりせず好きにさせてあげてください。

もし繁殖の為に交尾をさせていた場合、
メスは妊娠していると落ち着きが無くなるので、

その可能性も考えて注意深く見守ってあげましょう。

まとめ

以上が、ハムスターの走り回る理由です。

それでは簡単にまとめていきましょう!

■走り回る理由や状況

  1. お迎え初日(新しい環境に警戒・探索)
  2. 大掃除の後(自分の匂いが消えたため、警戒・探索)
  3. 病気の兆候(痛みや苦しさが逃れようとしている)
  4. 発情期

■病気の可能性がある時と対処法

  • 日中から動き回っている
  • 明らかに挙動や動作がおかしい
  • 下痢や血尿、腫瘍など目視でチェックする

もちろん今回ご紹介したのは一般的な場合であって、
個体差があり、日中に活動する子もいます。

飼い始めてすぐはちょっとした事で心配になりますが、
基本的に夜走り回るのは元気な証拠です。

あまり気にしすぎず、
ハムスターとの生活を楽しみましょう♪

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