ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

キンクマやパイドなど、ハムスターの品種名の由来とは?

ザ・ジャンガリアン

ペットショップに行くと、
様々な種類のハムスターが売られています。

どの子もみんな可愛いのですが、

「なんでこんな名前?」という名前の子を
見た経験はありませんか?

今日は、いろいろなハムスターの品種名とその由来
紹介していきます!

1.ハムスターってどういう意味?

まずは、「ハムスター」の名前の由来から入りましょう。

ハムスターという名前は、

ドイツ語で「貯金」「ものを蓄える」といった意味の
「hamstern」が語源だと言われています。

ハムスターはほっぺに頬袋を持っていて、
巣穴に餌を持ち帰るため、頬袋に餌を詰め込む習性があり、

その特徴から名づけられたものです。

ハムスターの英語のスペルは「hamster」なので、
この説はかなり有力と言えるでしょう!

名づけた人は、きっとその姿がよっぽど印象的だったんでしょうね。

ちなみに、私たちにとって害獣と言われるネズミには頬袋はありません!

 関連記事:ハムスターとねずみの違いって?見た目だけじゃない!?

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2.覚えよう!いろんなハムスターの名前

さて、そんなハムスターには多くの品種がありますが、
その中でも代表的な品種名を紹介していきます。

ゴールデンハムスター

ゴールデンハムスター

ゴールデンハムスターといえば、
多くの人が思い浮かべる定番の品種です。

日本でペットとして飼われているハムスターの中で、
一番体が大きくて、動きもゆったり、性格も温和な種類です。

人にも良くなつくので、一緒に遊んだり触れあったりしやすく、
初心者でも飼いやすいおすすめの品種です。

ゴールデンハムスターの「ゴールデン」は、
ラテン語の「金鉱」に由来しています。

野生色が、お腹が白で背中がオレンジっぽい茶(ゴールデン)
だった
ことから名づけられました。

しかし今では、様々な毛色のゴールデンハムスターが知られています。

次に、そのカラーバリエーションを紹介していきます。

ノーマル

一番ポピュラーな茶×白の毛色で、
アニメやマンガなどで描かれるのもこのタイプが多いですね。

キンクマ

キンクマ

ゴールデンハムスターの中でも、
近年人気が高まっているのがこの毛色です。

全体的にクリーム~オレンジ色(金色)で、
熊のような顔なので「金熊(キンクマ)」と名付けられました。

同じく毛色から、アプリコットとも呼ばれることもあります。

同じ意味の由来で、黒い色の場合はクロクマと呼ばれることも。

パイド

「パイド」は「ふちがある」という意味で、
白い毛に黒ぶちの模様が特徴的な毛色です。

他にも、ブラック、ホワイト、シルバーなどがあり
さらに長毛種・短毛種とかなりのバリエーションがあります。

ジャンガリアンハムスター

ノーマルジャンガリアン

ゴールデンハムスターに比べ他のハムスターは体が小さいので、

「小さなハムスター」という意味の「ドワーフハムスター」という
総称で呼ばれています。

そのドワーフハムスターの中でも人懐っこい性格なのが、

ゴールデンハムスターに次いで知名度の高い
「ジャンガリアンハムスター」です。

「ジャンガリアン」とは、

中国のウイグル自治区にあるジュンガル盆地が由来という説がありますが、
出身地はロシアであるとされています。

ジャンガリアンハムスターにも、
多くのカラーバリエーションがあります。

ノーマル

「ザ・ジャンガリアン!」という毛色がこれです。

お腹は白く、背側はグレーと茶の混ざった毛色で
一番の特徴は背中を走る一本の黒い線です。

冬になると「冬毛」と呼ばれる白っぽい毛に生え変わる子もいます。

ブルーサファイア

その名の通り、青っぽい薄グレーの毛が宝石のように
輝いて美しい種類
です。

プディング

イエロージャンガリアン

名前の通り、お菓子のプディングのような色をしています。

イエロージャンガリアンとも言い、女性に人気ですね!

パールホワイト

パールホワイト

全体が雪のように真っ白で、
背中には黒い線が入っているのが特徴です。

黒い線がなく、白一色の場合は、
スノーホワイトと呼ばれています。


他には、ゴールデン同様黒ぶちのパイドや、
クリーミーサファイア、リアルブラックジャンガリアンなどがいます。

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キャンベルハムスター

ロシア・モンゴル・中国が原産のキャンベルハムスターは、
見た目の特徴はジャンガリアンとよく似ています。

しかし、性格は全く異なり、
縄張り意識が強く気性が荒いので噛むことがあります。

慣れさせるには根気が必要な、上級者向けのハムスターです。

毛色は茶、イエロー、ホワイト、パイドなど
バリエーション豊かです。

近年新たに登場したジャンガリアンの毛色は、

色のバリエーションが豊かなキャンベルと異種配合させて
生まれたという説があります。

チャイニーズハムスター

チャイニーズハムスターはその名の通り、
中国・モンゴルが原産のハムスターです。

他のハムスターに比べ、ほっそりした体型と長めのしっぽが特徴で
ネズミっぽい要素が多いです。

人に慣れやすいので飼いやすくはありますが、
動きが素早いので触れ合いたい人には向きません。

毛色は野生に近い茶やシルバー、パイドなどもありますが、
近年扱っているペットショップは少なくなりました。

ロボロフスキーハムスター

ロボロフスキー

ハムスターの中では一番小さく可愛らしい印象なのが
ロボロフスキーハムスターです。

発見者の名前からとって、
「ロボロフスキー」と名付けられたと言われています。

性格は臆病であまり人に慣れない子が多いですし、

ちょこまか動き回るので手にのせたり、
ケージから出して一緒に遊びたい人にはおすすめしません。

 


ここまで、たくさんの種類を紹介してきましたが、
これが、現在ペットショップで扱われている全てではありません。

こんなに種類があると、
どの子にしようか迷ってしまいますよね!

3.まとめ:見た目・性格・名前の由来もハムそれぞれ!

以上、代表的なハムスターの品種と色の名前の由来を、
ハムスターの特徴と共にご紹介しました!

では、今回のまとめです。

■「ハムスター」とは

  • 「貯金・蓄える(hamstern)」という意味のドイツ語に由来
  • 頬袋に餌を詰め込む習性からつけられた

■ハムスターの品種名の由来は

  • 出身地によるもの
  • 発見者の名前によるもの
  • 毛色の違い(ペットショップ由来のものが多い)

良く知っている品種から、「こんなのいたんだ!」という
珍しい品種まで様々な品種をご紹介しました。

「名前は聞いたことがあったけど由来までは…」
という人が多かったと思います。

名前の由来を知ると、なんだか親近感がわいてきませんか?

ペットショップに足を運ぶ機会があればぜひ、
この記事を思い出してください。

きっと前より、楽しんでハムスターが見られると思いますよ。

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