ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

多頭飼いできるハムスターの種類とは?コツや注意点は?

ジャンガリアンの多頭飼い

「多頭飼いは避けるように」と言われているハムスターですが、

ペットショップでは複数のハムスターが
1つのケージに入れられて売られていることが多いですよね。

この矛盾について疑問を抱える方もいらっしゃるでしょう。

今回は、

「ウチも多頭飼いしたいのだけど、何かコツがあるの?」
多頭飼いに適した種類はあるの?」

などの疑問点についてお答えします!

多頭飼はOK?NG?

ハムスターの多頭飼いは「原則NG」です。

喧嘩をしてしまうこと殺し合いをしてしまう可能性
大きいことが主な理由です!

更に、雌雄を分けていないと繁殖してしまうこともあります。

ハムスターは生後1か月を過ぎる頃から
十分に繁殖することが可能になるのです。

1度に産む数も少なくないため、雌雄を分けていないと、
いわゆる「ネズミ算式」に増えてしまいます。

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多頭飼いできる条件とは?

先ほどは多頭飼いNGと言いましたが、
実は絶対ではありません。

ペットショップのように多頭飼いを
できる条件をご紹介します。

それは、ハムスターが育児中子供である場合です!

母親ハムスターと子供ハムスターを
一緒に飼育して構いません。

特に子供ハムスターが生まれたばかりの時には、
母親から離さないようにしましょう。

この際、父親は一般的に育児に介入しませんので、
父親は別のケージに1匹で飼う必要があります

子供が母親離れをしてくる4週間目くらいからは、
それぞれ別のケージにするのが望ましいです。

多頭飼いできる種類はあるの?

ハムスターは非常に縄張り意識の高い動物です。

特に力の強いゴールデンハムスターでは
その傾向が強く表れます。

よって、ゴールデンハムスターは
絶対に単独飼育をするようにしましょう!

一方でジャンガリアンハムスターでは
ゴールデンほど縄張り意識が高いわけではありません。

しかし、ジャンガリアンも一緒に飼育していると、
喧嘩をすることは珍しくありません。

その際、一方のハムスターが流血したり、
極端に臆病になり、ストレスを溜めてしまったり・・・。

相性が良ければうまくいく事例もゼロではないのですが、
非常にリスキーなので、複数飼いには不向きです。

大人のジャンガリアンハムスターであるのなら、
やはりケージ1つにハムスター1匹が基本となります。

 関連記事:ハムスターが喧嘩してる!原因は?死んじゃうこともあるの?

多頭飼いなら、ロボロフスキー!

でも、「どうしても複数のハムスターを一緒にしたい!」
という方もいらっしゃるかと思います。

そこで、ロボロフスキーハムスターです!

このハムスターは非常に臆病なハムスターのため、
他の種類に比べて喧嘩はあまりしません

なので、どうしても多頭飼いを実現させたければ、
ロボロフスキーハムスターが良いでしょう♪

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多頭飼いのコツ・注意点

多頭飼いをしていると、どうしても喧嘩をしてしまったり、
弱いハムスターが出てきます。

弱いハムスターはエサをあげても
他のハムスターに取られてしまったり、
追いかけられてケガをしたり、常にビクビクしています。

するとたちまち弱ってしまい、死んでしまうこともあります!

こういった弱いハムスターや怪我をしているハムスター
別のケージに移しましょう。

また、すぐに喧嘩を仕掛けるような気性の荒いハムスター
別のケージに移すのが良いですね。

筆者はジャンガリアンハムスターの繁殖に成功し、
母親と子供ハムスターを一緒に生活させていました。

ですが、子供ハムスターが成長するにつれ、
喧嘩も見かけるようになりましたし、
母親が子供の食べ物を奪うこともあります。

赤ちゃんの内は必死に子供たちを守り、
子育てしてきた母ハムですら、
子が大きくなると仲良く暮らせなくなってしまう
のです。。

これはやはり兄弟・姉妹間でも同じであり、
多頭飼いの難しさを物語っています。

 

  • いじめる側のハムスターを飼い主がこらしめたり、
  • ハムスター同士をこすりつけて匂いを混ぜて分からなくしたり、

など色々な思いつきもネット上にはあるようです。

でも、何をやっても結局先延ばしになるだけで、
同じ結果が待っています。

「雌雄を決する」という言葉がありますが、

一度強弱が明確化してしまったハムスター同士を
仲直りさせることは現実的に、ほぼ不可能なのです!

ロボロフスキーの場合は、
これらの問題点が大分軽減されます

ただ、それでもリスクはゼロにはならない点に注意です。

万が一喧嘩が起きて、弱いハムスターや凶暴なハムスターが
際立ってしまった場合は、ケージを移してあげてくださいね!

参考動画

これはさすがに多すぎて掃除が大変かと思いますが、
こんな多頭飼いができるのもロボロフスキーならでは、ですね!

まとめ

今回は、多頭飼いできるハムスターの種類や注意点について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

以下は今回のまとめです!

  • ゴールデンジャンガリアンも、多頭飼いは「原則NG」
  • 但し、育児中であったり子供であれば可能
  • ロボロフスキー多頭飼いの適正がある
  • 但し、弱いハムスター気性の荒いハムスター
    ケージを分けて、単独飼育に切り替える

ペットショップでのハムスターは大半が
子供のハムスターだからこそ、同じケージに入れています。

しかし、ハムスターの習性を理解していなかったり、
管理が悪いお店だと、平気で大人のハムスターを一緒に入れています

実際、一部のホームセンターでは売り場のケージ内で
流血していたり、弱っているハムスターがいたという事例があります。

そのようなペットショップは見習わないようにしたいですね。

ハムスターにとって一番良いのは
単独飼育でのびのびすることです。

短い一生を、できるだけストレスフリーで
少しでも長生きさせてあげましょう!

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