寝てばかりで心配!ハムスターの睡眠時間って長いの?
「何だかうちのハムスターは寝てばかりいるけど…もしかして病気?」
ハムスターを飼い始めてまだ間もない頃、
私もそんな風に思っていた事があります。
ちょこまかと動き回るイメージがあるだけに、
いざ飼ってみたらいつも寝てばかり…
何だか心配になってしまいますよね。
今回は、ハムスターの睡眠サイクルについてご紹介します!
目次
平均睡眠時間は14時間。でも…?
ハムスターの平均睡眠時間は、
1日14時間ほどと言われています。
これだけを聞くと、
かなり睡眠時間が長い印象ですよね!
ハムスターが夜行性であることを考えると、
通常、昼間をメインに活動している人間目線で見ると、
「常に寝ている」ように感じるのも納得です。
人間の睡眠サイクルとの違い
私達は眠る時、ある程度まとまった睡眠を取ります。
でもハムスターはちょっと違うんですよ。
15分ほどの短時間睡眠を、
1日の中で50回から60回も繰り返しているのです!
多くの動物は短時間の睡眠サイクル
ハムスターに限らず、実は犬や猫などのペットを始め、
多くの野生動物は、本来上記のような短時間の睡眠サイクルなんですよ。
野生では安心しきって長時間眠ってしまうと、
天敵に襲われやすくなってしまいます。
短く何度も眠る事で、
常にアンテナを張って危険を回避しているんですね~!
ペットのハムスターであっても例外ではなく…
短時間の睡眠サイクルは、野生の頃の本能が残っている為だったのです!
お世話する適切なタイミングは?
ハムスターの睡眠サイクルが分かったところで…次は、
「いつお世話するのがベストなタイミングなのか?」
ストレスになりやすい時間帯と、そうではない時間帯についてお話します♪
日中の時間帯は避ける
ハムスターは夜行性です。
短時間の睡眠を繰り返すとはいっても、
昼間は夜中に比べると寝ている事のほうが多いんですよ。
関連記事:ハムスターが夜行性じゃなくなった!原因は?逆転生活はダメ?
昼間の睡眠は体力を温存する為のもの
元気に回し車を回したり餌を食べたり、
巣床を整えたり…夜のハムスターはやる事がいっぱい!
キッチンペーパーなど、巣材になるものを数枚入れておくと、
朝にはシュレッダー顔負けの細かさに破かれ、
ふかふかのベッドが出来上がっていたり…。
回し車を走らせては少し休み、また走らせる、という行為を
何十分にも渡って繰り返していたり…。
あんなに小さな体なのに、
一晩で使う体力やエネルギーは相当なものです。
夜中にたくさん活動する為に、
昼間は必要最低限のエネルギー消費でバランスを取っているんですね!
ハムスターが活発になり始める時間帯を選ぶ
上記の理由から、
昼間に積極的に小屋の掃除をしたり散歩に連れ出すのは、
ハムスターにとって生活サイクルを乱され、
ストレスを与えてしまう事になりかねません。
日が沈んでから、20時以降を目安に
日が沈む頃、ハムスターは段々と活動し始めます。
昼間は寝ていたり、起きてもどこかボーッとのんびりしていたのが…
目もパッチリ開き、ハムスターによってはケージをかじって
「散歩に行きたい!」「おやつが食べたい!」などとアピールするように♪
21時以降は、ハムスターにとっても大切な自分の時間。
出来れば20時頃までにお世話をするのが良いでしょう。
なるべく同じ時間帯にお世話をする
仕事の都合などで難しい場合は、上記以外の時間帯になってしまっても、
ハムスターが合わせてくれますので大丈夫ですよ♪
ただしその場合は、日によって
お世話の時間があまりにバラバラだと、ハムスターが疲れてしまいます。
なるべく同じ時間帯にお世話するようにしましょう!
お世話の時間が決まって来ると、
ハムスターの方でもそれを覚えます。
私が飼っていたハムスターは、
大体毎日21時頃にお世話をしていたのですが…
その時間になると飼育ケースの出入口に寄って来て、
手を入れるとよじ登って来たりしましたよ♪
まとめ
いかがでしたか?
今回はハムスターの睡眠時間とそのサイクル、
適切なお世話のタイミングについてご紹介しました!
以下はまとめになります。
- ハムスターの平均睡眠時間は約14時間
- その中で15分程度の短い睡眠を、
1日に50~60回ほど繰り返す「短時間睡眠型」 - ハムスターに限らず、多くの動物は「短時間睡眠型」
- ハムスターは夜行性。
お世話や散歩を行う際は昼間の時間帯を避け、20時頃までに行うと良い - 仕事の都合などで20時を過ぎても構わないが、
その際はお世話をする時間がバラバラにならないように! - お世話をする時間が毎日決まって来ると…
ハムスターも時間を覚えて、散歩やおやつの催促をするようになる事も♪
今回ご紹介したように、ハムスターは沢山眠る動物です。
でも、
- 夜中もあまり巣箱から出ている様子が見られない
- 餌を食べる量が減った…
そんな状態は、もしかしたらケガや病気のサインかも?
そのような時は、「ハムスターは沢山寝る動物だから大丈夫」などと
自己判断はせず、速やかに病院へ連れて行きましょう!
大切なハムスターが元気で長生きする為にも、
彼らの睡眠サイクルを知って上手に付き合っていきましょうね♪
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