ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターはピーナッツや落花生が好物?適量はどのくらい?

おつまみの定番ピーナッツ。
食べ始めると止まらなくなっちゃいますよね!

ただしピーナッツは非常に高カロリー!

さらに消化もよくないので、
食べ過ぎると人間でも消化不良を起こしてしまいます。

そんな事もあり私は
「ピーナッツ=ハムスターに与えてはいけない物」

と勝手に思い込んでいました。

ところが最近ハムスターの写真集を見ていると、
そこには落花生をかじるハムスターの写真が!

「もしかしてハムスターに落花生は与えてもOKなの?」

そんな疑問を解消するべく、

今回はハムスターとピーナッツ(落花生)について
紹介していきます!

(殻無しはピーナッツ、殻付きの物を落花生とします)

ハムスターにピーナッツは与えても良い?

ピーナッツは気を付けなければならない点はありますが、
ハムスターにエサとして与えても大丈夫な食べ物です。

まずは最初にピーナッツを与えるなら
必ず守ってもらいたい点を紹介します。

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与える量

ピーナッツは高カロリーで脂質も多く、
なんと半分が脂質で出来ている食べ物です。

なので大量に与えるのは避けたいところ。

ちなみにダイエット目的でピーナッツを食べている人は
だいたい25~30粒を目安にしているようです。

ゴールデンハムスターの体重が100gだとすると
ザッと人間の50~60分の1くらいですので、

一度に半粒くらいを与えるようにしましょう。
もちろん毎日与える必要はありません。

ひまわりの種を週に3粒など厳しく制限している方の場合は
もっと少なくても良いと思います。

ピーナッツとヒマワリの種

ピーナッツを与えるのなら
同じく脂肪分の多いヒマワリの種はお休みしてください。

若干ピーナッツの方がカロリーや脂質が少ないとはいえ、
カロリーが高い事には違いありません。

ピーナッツを与えるのは
大きなヒマワリの種を与えているようなものです。

落花生を与える時の注意

もし殻付きのままあげるのであれば、
殻と渋皮のカビに注意が必要です!

特に外国産の落花生を与える場合は注意しましょう。

安全なものを選ぶなら国産の物をおすすめします。

下痢に注意

私たち人間でも
食べ過ぎると腹痛や下痢を起こしてしまうピーナッツ。

もちろんハムスターにとっては要注意です!

ピーナッツは消化に悪く、
大量に食べ過ぎると消化不良を起こしてしまいます。

人間にとって大量でなくても
ハムスターにとっては一粒が大量になります。

下痢はハムスターにとって命に関わる問題。

一度にあげる量は半粒を守り、
フンなどに異変を感じたら与えるのを中止しましょう。

味付きのピーナッツは絶対に与えない

「人間の食べる物はハムスターに与えてはいけない」

この鉄則はみなさんご存知だと思います。

ですのでピーナッツを与える場合は
バターや塩の付いていない物を探す必要があります。

どのピーナッツを買っていいのか分からない方には
こんな商品がおすすめ。

この商品は他のナッツ類と共に落花生も入っています。

殻付きの落花生が良いという方にはこちらもあります。

基本的には問題ありませんが、中国産なので、
その辺りを気にする方にはおすすめできません。

絶対に生で与えてはいけない!

ピーナッツの栄養素を調べてみると
生だとカロリーや脂質が約半分だという事が分かります。

「それなら健康のために生であげよう!」

そう考えてしまう方がいるかもしれませんが、
生のピーナッツは絶対に与えてはいけません!

ピーナッツだけでなく
生の豆類を与えると消化不良などの危険が高く、

最悪の場合死んでしまう可能性があります。

ですので、動物用ではない市販のピーナッツを
ハムスターに与える時は

「素煎(すいり)」と書いている商品を選んでください。

素煎されていればこちらの商品のように、
基本的に「素煎」と表記されています。

素煎とは味付けなど何も手をくわえず、
そのまま煎っただけ商品なので

ハムスターにも安心してあたえる事ができます。

逆にこちらのように、ハムスターに与えてはいけない
生の物には「生」と表記されています。

また、商品の中には「ゆで」という種類もありますが、
こちらは塩茹でされているので

ハムスターには与えないようにしましょう。

いろいろな種類があってややこしいかもしれませんが、

心配な場合は「素煎」と表記されたものを
買っておけば問題ありません。

ピーナッツを与えるメリット

ピーナッツや落花生のデメリットや注意点ばかり紹介しましたが、
食べさせる事によって得られるメリットもあります。

いったいどんなメリットがあるのか見ていきましょう!

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ピーナッツは栄養価が高い

ピーナッツには脂質の他に
ビタミン類がたくさん含まれています。

もちろん与え過ぎはダメですが
お年寄りや食欲のないハムスターにとっては

おいしく食べれてカロリーとビタミンもとれる
まさに一石三鳥の食べ物です!

意外と太らないピーナッツ

ピーナッツはカロリーが高いと紹介しましたが
ピーナッツの脂質は植物性のものなので、

比較的太りにくい物になっており、
ピーナッツダイエットというものもあるほどです。

もちろん与え過ぎは厳禁ですが、
カロリーの数字ほど太りやすい物ではありません。

まとめ

今回は、ハムスターとピーナッツについて
ご紹介しました。

それでは最後にまとめていきましょう!

■ピーナッツ(落花生)を与える時の注意点

  • 多くても1日に半粒まで
  • ピーナッツとヒマワリの種を同じ日に与えない
  • 殻や皮はカビに注意
  • 下痢に注意して与える
  • 味付けなどの加工品はNG
  • 生のものは絶対に与えない
    (素煎された商品を与える)

■ピーナッツを与えるメリット

  • 栄養素が豊富
  • 食欲のない時や高齢のハムスターにおすすめ
  • 植物性脂質なのでカロリーの数字ほど太らない

こうして見てみると、
おやつとして与えるのはOKですが、

メリットよりデメリットの方が多く目立ちます。

ピーナッツはペットショップでも売っていますが、
与える時は本当に必要か考えてから購入しましょう!

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