ハムスターのミックスフードは健康に悪いって本当?おすすめは?
今では健康を考え、
ペレットを中心に与えている方が多くなっていますが、
ペットショップでハムスターのエサを見ていると
「ミックスフード」も同じ規模で売られています。
価格もペレットと同じくらいで、
パッケージにはよく「栄養バランスを考えて配合した~」などの
心が惹かれるような説明文が書かれています。
ですがネットや飼育本では、
「ミックスフードはあまりエサに適していない」
という情報もよく目にします。
今回はミックスフードはハムスターのエサとして
適しているのかどうなのかをご紹介します!
ミックスフードは健康に悪い?
結論からいうとパッケージにもある通り、
栄養バランスなどを考えて作られているはずなので、
ミックスフードが健康に悪いという事はありません。
ただしそれは、
ミックスフードをバランスよく与えた場合の話です。
いくら栄養バランスを考えて配合されていても、
ハムスターが好きなものばかり食べてしまうと、
結果的にひまわりの種だけを与えているような
偏った状態になってしまう事もあります。
ですのでミックスフードに害はありませんが、
長年ハムスターを飼っている人は
ミックスフードではなく、
ペレットを与えている人が多いですね。
ミックスフードを与える理由
ミックスフードを与えている方の話を見ていると、
「ハムスターが喜んで食べてくれているから」
という意見がとても多くみられます。
ミックスフードにはヒマワリの種が多く含まれており、
喜んで食べていると嬉しいのはわかりますが、
やはり健康に良いとは言えません。
ミックスフードの原料は?
気になるミックスフードの中身ですが、
今回はショップに必ずといっていいほど置かれている
マルカンのミックスフードをご紹介します。
原材料は
トウモロコシ、米パフ、にんじん、にぼし、
ジャガイモ、ねぎ、大豆醗酵抽出物
となっています。
この原材料を見て思わず「ねぎ!?」と
変な声が出た飼い主さんも多いのではないでしょうか?
「ねぎ」といえばペットに与えてはいけない野菜で
常にランクインしてしまう程の危険な食べ物。
もちろんエサとして長年使われているのですから
問題は無いのでしょうけど、気が気じゃありません。
同じくマルカンから発売されている
PROシリーズのミックスフードを見てみると、
原材料にねぎは含まれていませんでした。
メーカーの方が言うには
「中毒を起こす成分が入っているねぎは
日本のねぎだけで外国産のねぎは害がない」との事。
そうは言われても「ねぎ=危険」のイメージですから、
なぜわざわざねぎを入れたのか謎でしかありません。
PROシリーズの方に入れなかったと言う事は
特別必要と言う訳でもなさそうですが……
主食としてのミックスフード
以上の事をふまえて考えると、
ミックスフードが必ずしもダメとは言いませんが、
主食として与える事はおすすめできません。
健康を考えるならペレットを主食にし、
ひまわりの種などはおやつとして別であげた方が
ハムスターも飼い主に馴れてくれるので、
一石二鳥と言えるでしょう。
ハムスターにオススメのおやつ
ミックスフードではなくペレットを中心に与えていると
おやつも与える事があると思いますが、
栄養面を考えると
ひまわりの種はたくさん与える事ができません。
食べ物は好みがあり、何がおすすめか断言できませんが、
私がハムスターに与えているおやつをご紹介すると
こちらは主にウサギやモルモット用のおやつで、
牧草とにんじんの2種類が入っています。
高圧縮されてとてもかたいので
「歯の伸びすぎ予防に」と試しに与えてみたところ、
予想以上に食いつきがよく、喜んで食べてくれています!
主食とは別に与えるおやつにお困りの方は、
ぜひお試しください♪
まとめ
最後にミックスフードについておさらいしていきます!
- ミックスフードは健康に悪い?:
ミックスフード自体に害はないが、
ハムスターの好き嫌いにより栄養が偏りがち。 - ミックスフードの原材料:
なぜかねぎが含まれているものがある。
外国産のねぎなので毒性はない(メーカー談)。 - 主食としてのミックスフード:
栄養が偏るのでおすすめはしない。 - おすすめのおやつ:
健康牧草スナックなど、高圧縮された物は歯の伸びすぎ予防にもなる。
喜んで食べている姿を見るのは嬉しいですが
人間も子供にお菓子ばかり与える事はしませんよね。
できるかぎり主食はペレットにして、
おやつは別で与えるようにしましょう!
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