ハムスターが運動しないのは大丈夫?運動不足解消の方法は?
ハムスターを迎えてしばらく経つのに、
運動している様子がない…?
もう環境には慣れてきているはずなのに…
そう感じたことはありませんか?
ハムスターには個体差がありますので、
運動する子もいればしない子もいます。
ですが飼い主としては心配になりますよね。
今回は、
ハムスターは運動をしなくても大丈夫なのか?
運動不足解消にはどんな方法があるのか?
についてご紹介します!
目次
運動しないとどうなるのか
ハムスターは本来食べ物を探しに、
一日数Km以上を走る動物です。
そんな動物がほとんど運動しないとなると、
肥満になったり、ストレスが溜まる恐れがあります。
そういう理由からハムスターの健康のためにも、
やはり運動はしてほしいところです。
運動していないかも!?その前に確認して
「うちの子は運動していないかも!」
そう思う前に確認してほしいことがあります。
夜中に回し車で走っているかも
ハムスターは夜行性の動物なので、
日中はあまり活動をせず寝ていることが多いです。
夜、暗くなったケージをこっそり観察してみましょう。
軽快に回し車で走っているかもしれません。
音が非常に静かな回し車を使用している場合は
特に気づきにくいものです。
回し車のサイズが合っていないのかも
最初に購入した回し車が小さくなってきたために、
走れない状態になっているのかもしれません。
身体に合っていないと背中が曲がりすぎて
ハムスターには辛い姿勢になってしまいます。
ハムスターの成長に合わせて回し車を換えてあげましょう。
昼夜逆転の生活になっているのかも
先ほども述べたとおり、ハムスターは夜行性の動物です。
部屋の中を日中は明るく、夜は暗くしてあげないと、
ハムスターは勘違いしてしまい、本当は夜なのに
「今はまだ昼なんだ」と思ってしまうのです。
そうなると夜ではなく、日中に回し車で
走っている可能性があります。
運動はできていたとしても、
昼夜逆転の生活はよくありません。
今すぐ改善することをおすすめします。
また、昼夜問わず電気がついている状態だと、
ハムスターが活発に行動しやすい環境が無いため、
常に動きが鈍い or 巣箱から出てこない
という状態に陥りやすいです。
やっぱり運動していない…どうすれば?
以上の3つを確認しても問題がなく、
やはり運動していない場合はどうすればいいのでしょうか?
回し車の上に乗せてみる
もしかしたら回し車の使い方が分からず、
その子は「運動したい!」と思っているのに
活用できていないのかもしれません。
回し車の上にそっと乗せてあげ、
人の手でゆっくり回し車を回してみましょう。
「ここで走ると動くんだよ」ということを教えてみてください。
使い方を理解してくれれば、
回し車で運動してくれるようになるかもしれません。
散歩をさせてみる
夜に散歩の時間を作ってみましょう。
関連記事:ハムスターに散歩は必要?散歩時間や頻度はどのくらいがいいの?
ハムスターは暗く狭い場所を好みますので、
そういった場所がある部屋がおすすめです。
初めは警戒し、慎重になって
なかなか散歩をしてくれないかもしれません。
ですが、徐々に動き回るようになり、暗く狭い場所を見つけ、
気に入ってくれれば、そこを「安心できる場所」と
認識してくれるようになります。
すると「安心できる場所」は「自分の縄張り」と思い、
ハムスターは「縄張りを見に行きたい!」と強く思うようになります。
そして自分から散歩をしたがるようになるのです。
ただ、散歩をさせている間はハムスターだけにせず、
誰かが見ていてあげてくださいね。
何かあったとき、すぐに対応できるようにするためです。
もし部屋全体を使った散歩に抵抗がある場合は、
部屋の一画にスペースを作り、そこで散歩をさせてもかまいません。
詳しくは後ほど、私の体験談の中でご紹介します。
広いケージに換える
もしケージが狭い場合は広いものに換えてみましょう。
その際、巣箱から一番遠い場所にトイレを置くなど、
歩く機会が増えるようなグッズの配置を考えてみてください。
関連記事:ハムスターのケージの大きさはどのくらいが良いの?おすすめは?
我が家では散歩タイムを導入
我が家の場合、使用しているケージは決して広くはなく
回し車は使っていますが、たくさん運動してほしくて
毎日散歩タイムを設けるようになりました。
ですが部屋に物が多く、
何が起きるか分からない不安があったので、
壁際の空いたスペースに散歩できる一画を作り、
そこで散歩をさせています。
囲いで覆った一画にブランケットを敷き、
その上にケージごと移します。
周りには噛んでもいいように布製のスマホケースや、
下に隠れられる柔らかいクッションを置きます。
冬の時期は床が冷たいかもしれないので、
ブランケットを更に1枚増やして敷いています。
ハムスターから何もアピールがない限りは
ケージの扉を開けませんが、あれば開けてやり、
自分から帰るまでその姿を見守ります。
ケージの周りを元気に走り回る姿はもちろん、
ブランケットの中に潜ってみたり
クッションによじ登る姿はとても可愛らしいです!
日によってはまったく出てこないときもありますが、
無理に巣箱から出してしまうのはストレスになるので、
その子の意思に任せるようにしています。
飼い主が直接触って遊ぶわけではありませんが、
ケージとは違う場所でハムスターが探索している姿を見られるので、
室内の散歩は飼い主にもメリットがありますよ!
ハムスターにとって運動は大切
今回は運動の大切さと運動不足解消について
ご紹介しました。
- 運動をしないと肥満になったり、ストレスが溜まる恐れがある
- まずは夜中にケージの観察、回し車と生活環境の見直しを
- それでも運動していなければ、回し車の使い方を教えてあげたり、
散歩タイムの導入、広いケージの買い換えを検討する
以上のことを行っても運動しない場合は、
一度病院での診察・相談をおすすめします。
飼い主だけでは解決できない問題が
起きているのかもしれません。
もちろん、あまり活発に動こうとしない
ものぐさな性格の子もいますので、
獣医さんに診てもらっても身体に異常が無い場合は、
そういう子だと認識して問題ありません。
ハムスターが元気に走り回る姿は
飼い主の気持ちも元気にさせてくれます。
そんな姿が沢山見られるといいですね!
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