ハムスターはどの種類が飼いやすいの?選ぶ基準はコレ!
昔は、ハムスターと言えば、
茶と白色で身体の大きなゴールデンハムスターでしたが、
今では、大きさ、色、性格など
いろんな品種をお店で見かけるようになりましたね♪
実は、同じハムスターと名がつくものでも、
飼い方や接し方は種類によって変わってきます。
今日は、主にペットショップで
販売されていることが多いハムスターの種類のご紹介と
簡単な飼い方や接し方について、ご紹介していきます!
目次
スキンシップをとりたい方におすすめ!ゴールデンハムスター
昔からペットとして飼われているハムスターで、
大人だとだいたい手のひらサイズ程の大きさがあるハムスターです。
毛や色の種類
毛色のバリエーションが豊富で
長毛種と呼ばれる毛が長いタイプもいます。
最近だと毛色がアプリコットの
キンクマハムスターが人気ですよね♪
ほかにも、ドミノ、サテン、シルバーなど
10種類以上の種類がいます。
性格
マイペースな子が多く、動きがゆっくりなので、
手に乗せたり、頭をなでたりなど
スキンシップがとりやすい品種ですね♪
とても人に慣れやすいので、
初めて飼う方にもおすすめです♪
もふもふ感
ずんぐりむっくりしており、サイズも大きめなので、
見た目的にはそこそこのモフモフ感です。
人に慣れやすく、動きがゆっくりなので、
「たくさんモフモフさせてもらえる」という意味では
ナンバーワンです!
飼い方
縄張り意識がとても高いので、
必ず単独飼育をすることが必要です!
体が大きいので、大きめのケージが必要になります。
飼育場所をとらない!個性あふれるジャンガリアン
ドワーフ種と呼ばれる小さいサイズのハムスターです。
大きくなっても手のひらの半分ほどの大きさにしかなりません!
色の種類
よくお店で見かける毛色は、
ノーマル、パール、ブルーサファイアの3種ですが、
他にもプディング、パイドという珍しい種類もいます♪
近年では、プディング(イエロージャンガリアン)が、
特に女性からの人気があります!
性格
ジャンガリアンは、個体差が性格に強く表れる傾向があります。
手に乗せたり、頭をなでることが
できる子もいれば、
怖がりで、小屋からほとんど出ない子もいますので、
その子にあった接し方が必要です。
逆に、「個体差がある」ということは、「個性が様々」なので、
いつでも新鮮な気持ちで飼うことができるのも
ジャンガリアンの魅力のひとつです♪
飼うのが何匹目であっても、
それぞれ全く違った顔を魅せてくれる可能性が高いのです!
もふもふ感
身体が小さい分、普段から身体を伸ばしているように見えることが少なく、
常に丸っこく見えます。
そのため、見た目としては
最もモフモフ感を感じられる品種と言えるでしょう!
「もちもち」や「雪見だいふく」で検索して出てくるハムスターは
大抵がスノーホワイト(真っ白)のジャンガリアンです♪
お触りでモフモフさせてもらえるかどうかは、
個体差や日々のスキンシップ次第です!
飼い方
ゴールデンほどではありませんが、
縄張り意識が強いが高いので、1匹飼いが基本です。
ただ、相性の良い個体同士であれば
複数飼いが可能な場合もあります。
体が小さいのでケージは小さくても大丈夫です。
飼育場所をとらないので、
大きい飼育スペースがとれない方におすすめです♪
関連記事:ハムスターのケージの大きさはどのくらいが良いの?おすすめは?
毛色のバリエーションいっぱい!キャンベルハムスター
ジャンガリアンと同じドワーフ種になり、大きさも姿、形も
そっくりですが、分類上は別の品種になります。
やや性格に難があるため、飼いやすいハムスターとは言えませんが、
キャンベルは有名な品種なので紹介しておきます!
色の種類
ドワーフ種の中ではダントツの毛色があり、
シナモン、ブラック、オパールなど
10種類以上の種類がいます。
小さいサイズで毛色にこだわりたい方にはおすすめです♪
性格
分類上は「シベリアンハムスター」と呼ばれ、
この品種は、気性が荒いのが一般的です。
ジャンガリアンよりも警戒心が強く、
初心者にはあまりオススメできません。
そのため、ゴールデン、ジャンガリアンに比べると
店頭で見かけることは少ないかもしれません。
ただ、接し方に十分配慮をすれば、
時間はかかりますが、ある程度ならば飼い主に慣れますので
根気強くお世話をしましょう!
もふもふ感
性格的にジャンガリアンより難があるので、
モフモフ感を味わうには不向きと言えるでしょう。
飼い方
基本的にジャンガリアンと同じ飼い方で大丈夫ですので、
ケージの置き場所はあまり取りません。
ただ、気性が荒いため、
多頭飼育はジャンガリアン以上に難しいでしょう。
愛くるしい顔と動きがキュート!ロボロフスキー
ジャンがリアンよりもひと回りも小さく、
動きがすばしっこいのが特徴で愛らしい顔をしています♪
色の種類
毛色はベージュとホワイトで構成されており、
ノーマルとホワイトフェイスの2種がいます。
色の種類は少ないですが、
つぶらな瞳の愛らしい顔が毛色にマッチしています♪
性格
非常に臆病な性格で、動きも速いため、
攻撃的な性格ではないのですが、
人に慣れさせて、スキンンシップをとることは難しいでしょう。
ただ、野性味のある素早い動きを見れるので
「観賞用」として飼うことをおすすめします!
もふもふ感
ジャンガリアンよりさらに小さいので、
モフモフというよりは「ちっこくてカワイイ!」というイメージが先行します。
また、すばしっこく、ゆっくり触らせてもらえないので、
モフモフさせてもらうのはちょっと非現実的かもしれません。
飼い方
身体は小さいのですが、活発に動くため、
十分な広さの飼育スペースが必要になります。
攻撃的ではないので、多頭飼育はしやすい種類ですが、
喧嘩をした場合はすぐに
別々にできる環境の準備はしておく必要があります。
番外編: 多頭飼育が魅力!スナネズミ
ハムスターではありませんが、
実はペットとしてネズミも一定の人気を集めています!
スナネズミは、モンゴルや中国に生息するネズミで、
群れをつくって生活をしています。
尻尾が特徴的で長いのですが、
他のネズミとは違って尻尾を毛が覆っています。
色の種類
毛色は茶色が多いですが、品種改良が進み、
今では、シルバー、アプリコット、アルビノなど
10種類以上の毛色が誕生しています。
ペットショップなどでは「カラージャービル」という名で
売られていることが多いですね♪
性格
好奇心旺盛でおっとりとした性格です。
個体差は多少ありますが、
名前を呼ぶと反応したり、
手に乗ったり、手からエサを食べたりなど、
人には慣れやすい品種です。
しかし、動きが早く、活発に動くため、
安易にケージの外に出すことは控えましょう!
もふもふ感
毛質や体格が野生っぽい個体が多いので、
もふもふ感にはあまり期待しない方が良いかもしれません。
飼い方
小さいころから一緒に飼育すれば、
同性で多頭飼育が可能です。
元々、群れで生活しているので、
多頭飼育すると、その様子を見れるのが魅力の1つです♪
これは、野生化では単独行動の多いハムスターとは
大きく異なる点ですね!
また、かじる行為が非常に強いので
ケージやそのほかの生活用品は
かじっても大丈夫な厚いガラスや金属にしましょう!
まとめ
今回は、飼いやすいハムスターの品種と選ぶ基準について
ご紹介しましたが、いかがでしょうか?
ハムスターの基本といえばゴールデンとジャンガリアンですが、
小動物に特化した専門店などでは
さらにいろんな種類のハムスターやネズミも
見れると思いますのでぜひ足を運んでみてください♪
以下は今回のまとめです!
- 手のひらサイズの大きさで、毛色が豊富
- 単独飼育で大きいケージが必要にはなるが、
飼いやすく、懐きやすいため初心者にオススメ
■ジャンガリアン
- ドワーフ種と呼ばれる小さいハムスター
- 個体差が非常に大きいため、その子に合わせた接し方が大事である
- ケージは小さくてもいいので、飼育スペースがとれない方や
個体差を楽しみたい方にオススメ
■キャンベルハムスター
- 姿はジャンガリアンに似ており、毛色が豊富
- 気性が荒く、警戒心が強いため、根気強いお世話と接し方が必要
- 小さいサイズで他にはない毛色にこだわりたい方にオススメ
■ロボロフスキー
- 最小のハムスターで愛くるしい顔とすばしっこさが特徴
- 活発に動くための広いスペースが必要
- 多頭飼いしやすい
- 野性味あふれる動きと非常に臆病な性格のため、
スキンシップよりも「観賞用」として飼える方にオススメ
■スナネズミ
- 毛で覆われた長い尻尾が特徴のネズミ
- 「カラージャービル」といわれる10種類以上もの毛色の種類がいる
- 好奇心旺盛でおっとりとした性格なので、
人にも慣れるが、逃がさないように注意が必要 - かじっても大丈夫なケージや用品が必要になるが、
多頭飼育で群れの生活を見たい方にオススメ
ハムスターといっても、今ではいろんな品種がいて迷いますが、
- 自分はどんな飼い方をしたいのか?
- 飼う環境はどうなのか?
を考えながら、ぜひ新しいハムスターなどを迎える際の
参考にしていただけるとうれしいです♪
この記事へのコメントはありません。