【ハムスターの結膜炎】自然治癒では治らないの?治療にかかる費用は?
「あれ?何かいつもと違う?」
「もしかして病気?けが?」
ペットを飼っていると、
こういう経験をすることがありませんか?
特に、体の小さい小動物は、外敵から身を守るために
具合が悪いのをなかなか表に出さないと言われています。
私も、インコやウサギ、ハムスターを20年以上飼い続けていますが、
「ほんとにその通りだな」と思うほど、体調変化がわかりづらいです!
はっきりわかるときには手遅れだったり・・・
ということもたくさんありましたね。。
特にハムスターは体が小さいので、
病気やケガの進行が早く、初期治療がほんとに大事です!
なので、飼い主さんが病気やケガを
把握することが重要になってきます!
今日は、特にハムスターがなりやすい「結膜炎」について
ご紹介していきます♪
結膜炎ってどんなの?症状は?
人と同じで、目の白い部分が炎症を起こして赤くなります。
炎症により、目が腫れたり、痒みが出てくるので、
ハムスターが手でこすったり、目が開きずらくなったりします。
原因
目に何か異物が入ることで起きます。
床材が目に入ってこすり過ぎたり、
不衛生な環境による細菌が目に入ることで起きたりします。
ハムスターってよく手で毛繕いしますよね?
その手に細菌がついて、
それが目に入って起きることが多いですね!
対策
では、結膜炎にならないためには
どうすればいいのでしょうか?
見ていきましょう!
■掃除■
清潔で綺麗な環境を保つこと!
これが1番です!!
最低でも1週間に1回は、
ケージや小屋の掃除は必ずしましょう!
その際には、できればケージを熱湯消毒、または天日干しにすると
殺菌効果があるのでおすすめです♪
■床材を変える■
しっかり掃除しても何度も結膜炎を起こしてしまう場合、
床材の種類が合わない可能性があります。
- ワラなど目に刺さりそうなものが入っていない床材
- アレルギーが出にくい床材
などに変えるのもひとつの手段です♪
病院での治療法ってどんなの?
結膜炎の場合、炎症を抑えるための目薬、
消炎剤や抗生剤の入ったものを処方されることが多いですね。
病院や症状によっては、同じ薬剤の入った飲み薬を
出されることもあります。
診療費の目安
これ、病院によって様々です!
普通は初診料を入れると2000~3000円が多いですが、
病院によっては1万円近くかかることもあります!
人のように国民健康保険がないのでしょうがないのですが、
知らずに行くとビックリしますので、
事前に電話などで調べておくことが大事ですよ!
家での治療の仕方
手で捕まえて目薬を点そうとすると、
逃げようと動き回るのでうまくいきません。
なので、目薬を点すときは、
おやつや餌を食べているときに上から垂らすと成功しやすいです。
普段はあげないおやつをあげると
結構じっとその場で食べててくれますよ♪
飲み薬で出された場合は、
餌や水、おやつに混ぜてあげるといいですね!
自然治癒では治らないの?
治らないことはありませんが、
治るのに非常に時間がかかります!
わたしが飼っていた子も
結膜炎になって床材や掃除をしましたが、
結局治らず、片目だけだったのが
3日で両目まで悪化してしまいました・・・
何が原因か確実にわかり、
対処できるのであれば自然治癒も可能かと思いますが、
ハムスターの負担を考えると、
病院で薬を処方してもらうことが個人的にもおすすめです!
まとめ
今回はハムスターの結膜炎についてご紹介しましたが、
いかがでしたか?
この結膜炎はすぐに死に至るような重い病気、ケガではありません。
でも、目が開きずらかったり、
しきりにかゆがっているハムスターの姿が
本当に痛々しく、可哀想なので
なるべく早く治してあげたいですよね!
では、今回のまとめです♪
- 症状:
白目が赤く腫れ、目が開きずらかったり、しきりにかゆがったりする。 - 原因:
異物が目に入ることで起き、不衛生な環境によって
発生した細菌が入ることでも起きる。 - 対策:
清潔な環境を保ち、刺激の少ない床材に変えることもおすすめ。 - 治療:
抗生剤や消炎剤の入った目薬や飲み薬を与える。
自然治癒は時間がかかり、悪化するリスクが高いのでおすすめしない。 - 診療費:
病院によるが、基本は2000~3000円。
高いと1万円近いところもあるので、事前に調べておくことが大事である。
突然起こる病気やケガ。
その時に、頼りになる病院があったり、
すぐに調べられる参考書などがあるとなったとき大変心強いです!
もしも、のときにぜひ備えておきましょう!!
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