ハムスターはくるみが好物?適量はどのくらい?
ハムスター用のおやつとしても売られているくるみ。
嗜好性が高く、与えると夢中でほお袋に詰め込む姿が
なんとも愛らしいですよね。
ところで、くるみの殻ってどのようにしていますか?
また、適切な与える頻度や量はどのくらいなのでしょうか。
今回は、ハムスターに与えるくるみの適量や注意点について、
ご説明していきます!
くるみの正しい与え方
ここでは、ハムスターにくるみを与える際の
量や頻度、殻について詳しくご紹介していきます。
適量はどのくらい?
実は、くるみはひまわりの種よりも脂質が多いおやつなのです!
ひまわりの種はそのカロリーの高さから
一日数粒で十分なおやつです。
なので、くるみを与える量は、
とても少なくて良いことになります。
具体的に与える量としては、
くるみ1個の半分以下が目安です。1/4でも十分なくらいです。
1日でくるみ丸々1つ分も与えるのは多すぎです。
肥満の原因になりますので、控えましょう。
与える頻度は?
多くても1日に1回です。
1週間に1回など、少ない分に越したことはありません。
また、同時にひまわりの種などの脂質の多いものを与える時は、
くるみは与えないようにしてください。
殻ごとあげるの?
「ハムスターは固いものが好きだから、くるみも殻ごとあげていい」
というのは間違った認識です。
確かにハムスターはげっ歯類で、
固いものをかじるのが好きですが、
ハムスターの歯は
リスのようにくるみを割るようにできてはいません。
というのも、リスは木の上で木の実を食べて生活していますが、
ハムスターは砂漠地帯で砂に穴を掘って生活しています。
当然、ハムスターは木の実とは無縁の生活ですから、
ハムスターの歯は木の実の殻を割るためにはできていないのです。
なので、ハムスターにくるみを与える際には
必ず殻を割ってから中身を与えるようにして下さい。
このとき、中身が虫食いでないかもチェックしてあげましょう。
与えるのが推奨されるとき
くるみは高カロリーであるため、
普段はあまり与えないようにしたいのですが、
与えるのが推奨されるときもあります。
それは、妊娠中と病気のときです。
妊娠中はたくさんカロリーを消費しますし、
病気中も弱っているのでカロリーを摂取したいのです。
なので、くるみなど、ハムスターにとっておいしく食べられるもので
カロリーを摂るようにしてあげて下さい。
なお、病気中については
必ずしもカロリーを摂る必要があるわけではないので、
適量を超えて与えるかどうかは、
獣医さんに話を聞いてからにした方が良いでしょう。
関連記事:ハムスターが弱ってる!原因は?食べ物はどうすればいいの?
与えるのが推奨されないとき
反対に、くるみのような高カロリーのものを
与えないようにしたい時期もあります。
それは、肥満のハムスターと高齢ハムスターです。
肥満であるハムスターや高齢のハムスターは
消化器を悪くしやすいので、
高カロリーの食べ物は避けるようにしましょう。
まとめ
今回は、ハムスターとくるみについて
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
以下は今回のまとめです。
- 一回に与える量はくるみ半分以下~1/4
- 嗜好品なので多くても1日1回で、1週間に1回など少ない方が良い
- 脂質の多いものと一緒に与えない
- 固い殻は取り除く
■与えるのが推奨されるとき
- 妊娠中
- 病気(獣医さんに相談してから)
■与えるのが推奨されないとき
- 肥満である
- 高齢である
もし今までくるみをあげすぎていたら、
今後は「ハムスターが喜ぶから」といって、
たくさん与えるのは控えるようにしてくださいね。
ハムスターの健康のためにも、
正しいおやつの与え方を理解していきましょう!
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