ハムスターは枝豆を食べても大丈夫?注意点は?
ハムスターに食べ物を与えるとき、
皆さんはどのような点に注意しているでしょうか。
人間の食べ物をそのまま与えてはいませんか?
ハムスターが喜ぶからといって、
ハムスターにとって有害な食べ物をあげていないか、
注意が必要です!
この記事では、ハムスターに対する“枝豆”の影響と与え方について、
ご紹介します!
目次
ハムスターに枝豆を与えても平気なの?
結論から言うと、ハムスターに枝豆を与えても構いません!
しかし、いくつか注意点がありますので、
ご紹介していきます。
枝豆の成分による悪影響
意外と知られていないことですが、
ハムスターのみならず、私たち人間にも
悪影響となる成分が枝豆には含まれているんです!
プロテアーゼ阻害物質というもので、
この働きにより、食べ物の消化が邪魔されてしまいます。
また、枝豆などのマメ科の植物に含まれる
フィトヘマグルチニンという種類のレクチンは、
下痢しやすくなる働きがあります。
「枝豆を食べてもいいなんて嘘じゃないか!」と
思われる方もいらっしゃると思うので、
これから枝豆に含まれるプロテアーゼ阻害物質とレクチンなどの
有害物質の対処法を書いていきます。
調理で有害物質が減る!?
先程ご紹介したプロテアーゼ阻害物質とレクチンですが、
実は熱に弱く、加熱することでその作用を失います。
つまり、ご家庭で何気なく枝豆を
お湯で茹でてから食べるのは解毒のためだったのです!
ということは、枝豆を生で食べると・・・
プロテアーゼ阻害物質とレクチンをそのまま食べることになりますので、
絶対にしないでくださいね。
与え方と適量について
枝豆は加熱必須であることは、
ハムスターに与える場合でも同様です。
生で与えると成長阻害や膵臓肥大、
さらには膵臓がんの危険性もあります。
絶対に生では与えないでください。
ですので、枝豆を食べる際は、お湯で約4~5分ほど、
しっかり中まで火が通るまで茹でましょう。
有害物質を減らすことができます。
塩は入れないで!
また、ハムスターに与える場合は、
塩もみや塩を入れて茹でる行為はやめてください。
人間にとってはちょうどいい塩加減でも、
ハムスターにしたら多すぎます。
多すぎる塩分は腎臓や心臓に悪影響をもたらします。
さやや薄皮は?
農薬を含んでいる可能性がありますので、
枝豆のさやは取り除いてあげてください。
薄皮については、与えても問題ないでしょう。
成分は食物繊維なので、
ハムスターにとって無害なはずです。
あげすぎに注意!
枝豆はカロリーが高く、また脂質や糖質が多いので
ハムスターは喜んで食べます。
私の飼っているハムスターも枝豆を与えると
夢中になって食べます。
しかし、食べすぎは太る原因になります。
与えるときはおやつとして1~2粒程度にしましょう。
まとめ
今回は、ハムスターに枝豆を与える際の注意点や量について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
以下は今回のまとめです。
- 生では絶対に与えない。
- お湯でしっかり4~5分茹でる。
- 調理に塩は使わない。
- さやは取り除く。薄皮はついていても問題ない。
- 与える量はおやつ程度に1~2粒。
ハムスターは種子類が好物ですが、
枝豆もなかなかの食いつきのはずです!
今後、ハムスターに枝豆を与える際の参考にしてみてください。
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