ハムスターの頬袋の中がパンパンに!驚きの体積が明らかに!
ハムスターの魅力の一つでもある頬袋。
小さなハムスターのお顔の形が変わるくらいパンパンに
エサを詰めている姿はとってもかわいいですよね!
しかし、なぜそんなにも一生懸命お口に詰め込むのでしょう?
そして、お口にはどれだけの量が入るのでしょう?
顔の形が変わるほどなので
きっと驚くほどの量が入っているでしょうね。
頬袋って不思議がいっぱいです。
そこで今回は、ハムスターがなぜ頬袋にエサを詰めるのか、
そしてどれだけ頬袋に詰め込むことが出来るのかを紹介していきます!
目次
頬袋ってどんなもの?
頬袋は一部の動物の口の中の左右にある大きな袋のことで、
ハムスターやリスはもちろん、一部のサル類やコアラなども頬袋を持っています。
ちなみに、ハムスターと同類に見られるネズミには頬袋がないんですよ!
では次にハムスターの頬袋の役割について見ていきましょう。
ハムスターの頬袋の役割
ハムスターの頬袋の役割は「エサや物を安全に運ぶための袋」です。
①エサを運ぶ
小さなハムスターは野生だと他の動物に狙われる可能性があるため、
自分の巣に戻るまでは安心してエサを食べることができません。
ペットとして飼われているハムスターも同じで、
安全な場所へエサを持って帰ってから食べるため頬袋に一旦詰め込みます。
ですので、飼いたてのハムスターの場合、
ペレットなど一生懸命かじっていても、
それは食べているのではなく、かじって頬袋の中に貯めこんでいるだけで、
実際は後で少しずつ食べているケースがほとんどです。
②物を運ぶ
もう1つの役割があり、寝床を作る際に、
おふとんとして使う床材や綿を口に詰めて運ぶことがあります。
手足を使って巣箱の周りにかき集めるだけの子もいますが、
頬袋に詰め込んでは吐き出すことをせっせと往復して繰り返す子もいますね。
頬袋には一体どれだけの量が入るの?
頬袋の役割がわかったところで本題にいってみましょう!
ハムスター頬袋の実態!
ハムスターが頬袋にエサを詰める時、
だいたいほっぺから腰あたりまでパンパンに詰め込みますよね(;´Д`)
一体ひまわりの種を何粒口に入れたらその状態になるのかですが、
- ゴールデンハムスターの場合·····80~100粒程度
- ジャンガリアンハムスターの場合…70粒程度
個体差によりますが、詰められる子は
これだけの量を詰め込むことができると言われています。
中には200粒口の中に入れてしまうハムスターもいるようですが…
す、すごいですね!!
そしてこちらの驚きの動画もご覧下さい。
ひまわりの種ではないですが、
こんな大きなものでもどんどん頬袋に詰め込んでいますね。
驚きです!
X線の視点でしょうか、
頬袋の実際の位置や大きさが分かるのも面白いですね。
そして1つでも多く巣に持ち帰ろうと、
頬袋に入らない食べ物は最後に加えて持って行こうとする姿や、
その先にはすでに貯めこんであるエサがある様子も・・・(笑)
頬袋を使わない?片方だけ使うのはなぜ?
性格によってはには頬袋を使わなかったり、
片方しか使わない子も!
それはなぜでしょう?
①性格
ハムスターの性格によってはその場で食べ、
いらなくなったらその場に捨てていく子がいます。
食いしん坊の子は特にその場で
すぐ食べてしまいたいのでしょう。
隠れて食べる必要がない、
飼い主との信頼関係の証である場合もあります。
②利き頬袋がある
ハムスターによっては利き頬袋があり、
いつも片側にだけに詰め込む子がいます。
③怪我や病気
ある日突然、頬袋を使わなくなった場合は
怪我や病気があって、痛いから使ってない可能性があります。
その可能性がある場合は普段より
注意深く見てあげましょう。
頬袋について気をつけるポイント
頬袋はとても便利ですが、
中には注意しなければならないこともあります。
①何日も口の中に同じエサを詰めたままにしてないか注意!
何日もずっと口に入れたままだと中のエサが傷んでしまいます。
特に野菜や果物の場合は注意が必要です。
もしも口の中に何日間も同じ物を入れている可能性を感じたら、
頬袋を後ろから押して出してあげるか、
病院で口の中の物を取り出してもらいましょう。
②取り出しにくい物を口に入れてないか注意!
ハムスターは一度にたくさん物を運ぼうとする時、
頬袋にたくさん詰め込みますが、
その中でもティッシュや綿、海苔などは
中でくっついて自力では取れなくなってしまう時があります。
その時に無理やり取り出そうとして
頬袋脱になってしまうことがあります。
頬袋をすぐに戻せればいいですが、
最悪の場合頬袋を切り取らなければなりません。
これらの物を与えている場合は、
与えるのを止めるか、代替品(キッチンペーパーなど)を与えましょう。
わが家の珍事件
もちろんわが家のハムスターも毎日頬袋が大活躍しています!
しかしある日頬袋に詰め込みすぎてある事件が起きてしまいました…
いつものように?
頬袋がパンパンになるまで詰め込み、いざ寝床へ!!
「あれ?いつもは通れるのに通れないぞ?」
「なんでだ?」
いつもは通れるトンネルが通れず、
困り顔で振り向く姿はとても可愛かったです♪笑
詰めすぎ注意ですね!
まとめ
今回はハムスターの頬袋について紹介してきました!
最後にまとめていきましょう。
■頬袋の役割
- エサを貯蔵、運ぶための袋
- 物を運ぶための袋
■ハムスターの頬袋に入る量
ひまわりの種で例えると
- ゴールデンハムスター…80~100粒程度
- ジャンガリアンハムスター…70粒程度
※個体差による
■頬袋を使わない、片方だけしか使わないのはなぜ?
- 性格
- 利き頬袋がある
- 怪我や病気
■気をつけるポイント
- 何日も口に同じエサを溜め込んでないか。
野菜や果物などの生ものは特に注意! - 取り出しにくい物を溜め込んでないか。
(ティッシュ・綿・海苔などは与えない)
ハムスターの頬袋はとても便利で、
溜め込んだ姿はとても面白くかわいいですが、
頬袋の病気やトラブルもあるということを
忘れないであげてくださいね♪
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