ハムスターに餌入れや食器は必要?どんなタイプがおすすめ?
ハムスターはその場で食べることが少なく、
頬袋に詰めて巣穴へ持ち帰る習性があります。
そのため、
手から直接与えられて食べるより、
あらかじめ餌入れに入った食べ物を食べる機会の方が多い
と言えます。
ではどんな入れ物が必要なのでしょうか?
おすすめの商品なども交えてご紹介します!
目次
餌入れは必ず用意してあげよう
冒頭で述べたとおり、ハムスターには
頬袋に食べ物を詰めて持ち帰る習性があります。
それは彼らの祖先の生息地が砂漠などの乾燥地帯で、
食べ物が乏しい土地だからです。
ですので、貴重な食べ物を持ち帰り貯蔵することで、
厳しい環境を乗り切ることができるのです。
関連記事:ハムスターが餌を隠す理由とは?
ペット化したハムスターの場合、その必要はなくなり
中にはあまり頬袋を使わない子もいますが、
反対に野生の習性に従い、食べ物を貯蔵しようと
餌入れと巣箱を往復する子もいます。
餌入れを用意することで、
- 決まった餌場を用意してあげられる
- 餌入れを清潔に保つことで餌が痛みにくい
というメリットがあります。
餌入れは必ず用意してあげましょう♪
どんな餌入れがおすすめ?
ではどんな餌入れがいいのでしょうか。
入れ物なら何でも良いというわけではありません。
例えばプラスチック製などの軽い物だと
簡単にひっくり返ってしまい、怪我につながったり
食べ物が散乱するおそれがあります。
またハムスターは物をかじる習性があるので、
かじって壊れてしまう入れ物も適していません。
そこで一番のおすすめは陶器製の入れ物です。
重さと安定感があるのでハムスターの力では
まずひっくり返ることはありません。
くわえて、万が一かじっても壊れず、
洗いやすいので清潔を保つことができます。
具体的に陶器製のどんな入れ物がいいの?
ハムスターの身体より大きく深さのある物だと
食べ物が取りづらいばかりか、
自身が入れ物の中に入ってしまい、不衛生です。
入れ物の中に入って食べている姿はかわいらしいですが、
オシッコをしてしまう子もいるので、
入れ物の中にある餌をダメにしてしまうのです。
(抜け毛などでも結構汚れやすいです。)
餌入れの大きさの目安としては、
ハムスターが餌入れの縁の上から顔だけ中に入れて食べることができたり、
縁の上に手を置いて食べられるぐらいの深さです。
ですので、小さめの入れ物で問題ありません。
もしペレットと併用して野菜も定期的に与える場合は、
ペレット用と野菜用とそれぞれ用意してください。
野菜は水分が多く含まれていて傷みやすく、
ペレットに水分が移ると同様に傷みやすくなるためです。
ケージが狭く、2つ置くのが難しい場合は、
野菜は直接手で与えるなどの対応が必要です。
陶器製の餌入れはお店で買えます!
ペットショップに行くと、ハムスター専用の
餌入れが販売されていますが、ネットでも多様な物が販売されています。
その中でも一番のおすすめは、
「マルカン フード付食器」です!
丸型でゴールデンでもドワーフでも使えます!
小さめのサイズですが陶器製なので
安定感があり、安心して使用できます。
またロボロフスキーの複数飼いなどを
検討している方にもおすすめできます。
餌入れを囲んで食べる姿はとても可愛らしいですよ!
もしコーナーに餌入れを置く場合は、
「SANKO ハッピーディッシュ コーナーS」が
おすすめです。
ただ、こちらの商品は少し大きいので、身体が小さなドワーフハムスターは
中に入ってしまう子もいるかもしれません(^-^;
どちらも300円~400円で購入できますので、
気軽に試せるのも嬉しいですね!
2種類のエサを与えたい方にオススメ!
先ほどご紹介した通り、ペレットと野菜、おやつなど2種類以上の
エサを同時に与えたい場合は、
2つ餌入れを用意した方が良いのですが、
2個繋ぎとなった餌入れもあります!
値段が手ごろで、サイズも小さいので使いやすいですよ♪
100円均一で売られているお皿でも代用できる?
餌入れが安価で購入できることをご紹介しましたが、
少しでも節約したいと思う方もいらっしゃると思います。
そこで登場するのが100円均一のお皿!
今では数多くの商品が登場していますが、
はたしてその中で販売されている人間用のお皿でも
代用は可能なのでしょうか?
答えは「代用できる」なのですが、
先ほども述べたように、
ある程度の深さがあり、安定感のある陶器製に限ります。
また、ちょっと力を加えただけで欠けてしまう薄っぺらい
粗悪品もあるので、厚みがしっかりしているものを選ぶ必要があります。
そういったお皿が見つからないときは
ハムスター専用の餌入れを使用しましょう。
我が家のハムスターの悲しい癖
我が家では今回ご紹介はしなかったのですが、
マルカンのコーナー食器を使用しています。
こちらも陶器製で安定感があるのですが、
ジャンガリアンにとっては少し大きめのサイズで
身体がすっぽり入ってしまうんですね。
普段は中に入らないのですが、
散歩タイムのときはなぜか必ず餌入れの中に入り、
「出たい!」とアピールをしてくるのです。
ケージの配置上動かすことができないので、
餌入れを「マルカン フード付食器」などに換えたところで
結果は一緒だろうと泣く泣く諦めています…。
こまめに餌入れを洗うことで対応していますが、
飼い主としてこれ以上の対応ができないことに
申し訳なく感じつつ、当の本人は今日も餌入れに入っています(^-^;
ハムスターには安全な環境を
今回は餌入れの必要性やおすすめ商品についてご紹介しました。
以下はまとめです!
- ハムスターは餌を巣穴に持ち帰る習性があるので、
餌場を分かりやすくするために、餌入れは必ず用意してあげる - 野菜とペレットなど2種類以上餌を与える場合は、餌入れも2つ用意する
- 陶器製で、入れ物にハムスターが入らない位の小さなものが良い
- 「マルカン フード付食器」などがおすすめ
- 条件に当てはまっていれば100均など、人間用のお皿でも代用可
簡単にひっくり返ってしまうような餌入れは、
食べ物が散乱するだけでなく、
ハムスターの怪我にもつながりますので、
安全に使用できる餌入れを用意してくださいね。
安心・安全な環境作りで、
ハムスターの健康を見守っていきましょう!
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