ハムスターはお米や餅が好き?適量や与え方は?
日本人の主食と言えばお米!
毎日の食卓に欠かせませんよね。
最近では『糖質制限ダイエット』なんてものが
流行っているようですが、
それでも毎日お米を口にしている人がほとんどでしょう。
そんなお米を食べているあなたを、
ハムスターがケージ越しに恨めしそうに見つめていたら…
「あれ、食べたいのかな?」
と、つい食べさせてあげたくなっちゃいますよね。
でも、ハムスターって、お米を食べるんでしょうか?
というわけで今回は、ハムスターとお米のお話です。
目次
1.ハムスターはお米が好き?
ハムスターは野生下では草や種子を食べていて、
穀類も食べる機会の多い食べ物です。
毒があるわけではないですし、むしろお米は好んで食べます。
お米は糖質が多く甘いため、ペットのハムスターに与えると、
ペレットに比べ食いつきはかなり良いです。
ペレットは栄養バランス重視で作られた主食なので
味はそんなにおいしくないのでしょう。
ハムスターだっておいしい方がいいですからね!
一列に並べられたお米を、掃除機のように頬袋に吸い込んでいく
ハムスターの投稿動画も良く見かけます。
「お米は飲み物だ!」
ということなんでしょうね(笑)
2.お米はどうやって食べさせる?
私たちは主にお米を炊いた「ご飯」として食べますが、
ハムスターはどうなんでしょうか?
生米はOK
ハムスターは自分でお米を調理したりしませんから、
生米の状態で食べるのが自然です。
鋭い歯を使って食べますので、
硬さも生の状態がちょうど良いですね。
栄養のことを考えると、
白米よりは玄米のほうが食物繊維が多くて良いです。
なんならもみ殻つきでも良いくらいです。
お米は基本的に洗わずに与えても大丈夫ですが、
気になる方は洗ってから与えても構いません。
炊いたものはNG
炊いてご飯の状態になったものは粘り気があり、
頬袋に入れてしまうと、中にくっついて腐敗したり、
頬袋が反転して口の外に出てきてしまう頬袋脱に
なったりする危険性があります。
頬袋脱になると、最悪の場合、
頬袋を切除しなくてはならなくなります。
そんな危険を冒してまで、
炊いたご飯は食べさせないほうが賢明です。
お餅もNG
お餅はご飯よりも粘り気が強いですから、
もっと食べさせてはいけません!
焼いたもの煮たものはもちろん、
焼いていないものも与えないようにしてください。
3.適量や注意点は?
ハムスターがお米を好きだからと言って、
「主食をお米に…」
なんてことはしてはいけません。
お米には糖質が多く、摂取しすぎると
下痢や肥満の原因となります。
ヒマワリの種や他のナッツ類と同じように、
お米は食事ではなく、おやつだと思いましょう。
与えるならば、コミュニケーションの道具やご褒美として、
一日1~3粒与える程度にしてください。
ハムスターがお米を食べる有名な動画
上の方でも軽くご紹介しましたが、
お米を掃除機のように食べる有名なハムスターの動画です。
適量とはいえませんが、カワイイですね!
頬袋にかたっぱしから入れていくところを見ても、
お米はかなりの好物であることが伺えます。
4.まとめ:お米はあくまでもおやつとして
今回はハムスターとお米についてお話してきました。
では、まとめていきましょう!
- 野生下でも穀類を食べていた
- 甘いのでペレットよりも食いつきが良い
■お米はどうやって食べさせる?
- 生米はOK(精米前ならさらに良い)
- 炊いたものはNG
- 餅も絶対にダメ!
■お米を与えるときの注意点
- お米を多く摂ると下痢や肥満の原因になる
- 食事ではなくおやつとして(1日1~3粒まで)
夏になると、ハムスターが暑さを和らげるため、
冷たい金属プレートや大理石プレート、ケージの床などで
ぺったんこになって涼む姿が見られます。
そんなハムスターの姿は、
「まるで餅そのもの!かわいすぎる!」と騒がれたりしますが、
だからと言って餅を食べさせてはいけません(汗
生米は与えても大丈夫ですが、ご紹介した通り、
基本的にはデメリットの方が大きいので、
あくまでもおやつや嗜好品として考えましょう!
ハムスターはもともと粗食です。
あまり必要のないものは食べさせないのが
愛ハムの健康につながるということなのです♪
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