ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターはピーマンやパプリカは食べる?注意点は?

今も昔も子供から大不評な野菜ピーマン!

ニンジンはカレーに入れたりして誤魔化せるんですが、
ピーマンだけはどれだけ細かくしても皿の端っこに……

そんな人間の子供は苦手なピーマンですが、
ハムスターにとってはどうなのでしょうか?

野菜は基本的に大好きなハムスターなので
ピーマンも喜んで食べそうな気もしますし、

味が苦いだけに敬遠されてしまう気もしますよね。

今回はハムスターとピーマンやパプリカについて
色々と紹介していきます!

ハムスターにピーマンを与えても大丈夫?

ハムスターにピーマンは
量さえ気を付ければ与えても大丈夫な野菜です。

皮を剝いたりしない野菜で農薬の事が気になるので、
与える時はしっかりと洗って水分を拭き取りましょう。

ピーマンは茹でたりする必要はなく、
生で与えて大丈夫です。

与える時に気になるのはやっぱり毒素の問題。

エサとして与える量に注意を促す時はほとんどが、
「水分の取り過ぎ」と「毒素」に関する事です。

野菜にも毒素のある物や部位が多々ありますが、
ピーマンについてはどうなのでしょうか?

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ピーマンの毒素

やっぱりありました、ピーマンの毒素。
名前はアルカロイド!

ピーマンやパプリカはナス科であり、
大きく分類するとじゃがいもやトマトの仲間です。

以前、じゃがいもにはソラニン、トマトにはトマチン、

この2つの毒素に注意が必要だと紹介しましたが、
ピーマンにも同じような毒素であるアルカロイドがあります。

ただし毒性はソラニンなどに比べると弱く、
含まれる量も極々微量となっています。

もしソラニンと同じ程危険なら
人間の食用になりませんからね。

それでもハムスターの小さな体に大量摂取は危険!

という事で与える量も少量でなければなりません。

ピーマンは細長く切った方が食べている姿も可愛いので、
もやしのように細く切って与えるのをおすすめします。

大きさは5mm~1cm角。

細長く切る場合もその大きさを目安に与えてください。

「動画とかではもっとたくさん与えてるのにそれだけ?」
と思うかもしれませんが、

ピーマンに限らず、ほとんどの飼い主さんは
可愛い動画の撮影後に、ため込んだエサを回収しているようです。

ピーマンの種は?

ハムスターの好物といえば種!

ひまわりの種にカボチャの種、スイカの種など、
種子類が大好きな動物です。

そしてピーマンにももちろんたっぷりと種が!

ですが、このピーマンの種には
カプサイシンという成分が含まれています。

カプサイシンとは辛味をもたらしたりする成分なのですが、
調べてみるとちょっと気になる記述が……

マウス実験でカプサイシンを他の物質と同時に摂取すると、
癌の発生を促進してしまう可能性があるんだとか。

他にも致死量がどうとか難しい言葉が並んでいました。

ですので、種を与える事は避けた方が無難ですね。

緑色・黄色・赤色どれを与えれば良いの?

他にも色はたくさんありますが、
今回はスーパーでよく見かけるこの3種類で比較します。

緑色

私たちが良く食べる緑のピーマンは未熟な野菜です。

特別それが問題ありと言う訳ではありませんが、
未熟だと危険な野菜も他にはあり少し気になりますよね。

赤色

「完熟!」という感じでとても美味しそうに見えます。

しかしこの赤色は先ほど紹介したカプサイシンの色。
これも危険という程ではありませんが警戒してしまいます。

黄色

ビタミンCがたっぷりで
肌の老化を防いだりしてくれる頼もしい味方。

甘みも強く、おやつにはもってこいです。


以上、個人的な意見としては黄色がおすすめ!

もちろん考え方は人それぞれなので、
あくまで参考程度にして好きなピーマンを与えてください♪

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ピーマンとパプリカの違い

知っている方も多いとは思いますが、
補足程度に2つの違いについて。

「ピーマンといえば緑色!」
「パプリカといえば黄色や赤色!」

そんな風に思ってしまいそうですが、
ピーマンも熟して来ると黄色や赤色になってきます。

「という事は出世魚のようにピーマンが育てばパプリカになる?」

と思ってしまいますが、黄色や赤色のピーマンは
『カラーピーマン』と呼ばれています。

「じゃあどう違うのさ!?」と聞かれると、

実は「パプリカの方が実がちょっと分厚い」
としか答えられないほど曖昧なものです(笑)

食べてみれば食感など違いはすぐ分かるのですが、

両方ともナス科トウガラシ属であり
ハッキリとした分類はないようです。

ちなみにピーマンを海外ではグリーンペッパーの他に
『ベル ペッパー』や『スウィート ペッパー』と呼ぶ事が。

そしてパプリカも海外で
『ベル ペッパー』や『スウィート ペッパー』などが……

名前すら海外では同じように呼ばれているようです。

つまり、パプリカという名称であっても
ピーマン同様、ハムスターに与えても大丈夫です。

まとめ

今回はハムスターのエサとしてのピーマンについて
ご紹介しました。

それでは最後にまとめていきます!

■ハムスターにピーマンは与えても大丈夫?

  • 与えても大丈夫な野菜
  • 与える量には注意
  • 農薬に注意してしっかりと水洗い
  • 適量は5mm~1cm角

■ピーマンの毒素

  • 実には極微量のアルカロイド
  • 種や赤いパプリカにはカプサイシン

■ピーマンとパプリカの違い

  • 大きく分類すると同じ
  • 両方ともナス科トウガラシ属
  • 個人的には黄色のパプリカがエサにはおすすめ

おそらく私の生きてきた中で
1番ピーマンとパプリカについて勉強した数日でした(笑)

ビタミンCを始め様々なビタミンが豊富で、
ビタミンの宝庫とまで呼ばれるピーマン。

ハムスターにもビタミンはいい影響を与えてくれるので
おやつ代わりに与えてみるのもいいかもしれませんね♪

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