ハムスターはピスタチオが好物?適量や注意点は?
ハムスターのおやつの定番と言えばひまわりの種ですが、
飼育本やネットでもひまわりの種はカロリーが高く、
与え過ぎてはいけないと注意書きされていますよね。
そこで何か代わりになるものは無いかと調べていると
飼育本の中に「ピスタチオ・くるみ・雑穀類」の記載が!
今回はその中からピスタチオについて紹介します。
目次
そもそもピスタチオって何?
ピーナッツやクルミは比較的口にする事があるのですが、
ピスタチオはパッと思いつかない方もいると思います。
実は私もピスタチオを食べたことが無く、
ネットでピスタチオがどんな物か調べていると、
吉本のお笑い芸人などが出てきて困惑しました。
ピスタチオの分類
ピスタチオはウルシ科カイノキ属の落葉高木であり、
私たちの口に入るのはその木から採ったナッツです。
写真で見てみると、
殻が少し割れて中から実がこんにちわ。
「これは見たことある!」
という方も多いと思います。
原産国は?
ハムスターに与えるエサを
国産にこだわっている方も少なくはありませんが、
ピスタチオは残念ながら
日本では栽培されていないようです。
日照時間などの環境が問題になっており、
日本での栽培は向かないんだとか……
ネットショップなどで調べてみると、
ほとんどがアメリカ産とイラン産のピスタチオでした。
ピスタチオはハムスターに与えてもOK?
飼育本にも掲載されている食べ物なので
ピスタチオはハムスターに与えても大丈夫な食べ物です!
ですがナッツなのでカロリー等が心配になるところ。
普段おやつとして与えられているひまわりの種と比べ、
どう違うのか見てみましょう。
カロリーは高い!あげ過ぎに注意!
ナッツと聞いた時点で予想できた人も多いと思いますが、
やはりピスタチオもカロリーは高いです。
気になるそのカロリーは100gあたり615kcal!
ひまわりの種が611kcalですから、
それ以上という事になってしまいます。
カルシウムとビタミンAが豊富
ピスタチオについて調べていると
特に気になったのがカルシウムとビタミンAの多さです。
ひまわりの種やくるみのカルシウムが80~85㎎なのに対し、
ピスタチオは120㎎。
ビタミンAにいたってはひまわりの種が9μgに対し、
ピスタチオはその13倍以上の120μg!
ハムスターにとってビタミンはとても大切な栄養素。
どれくらい大事かというと、
こんな商品まで売られているくらいです。
ピスタチオにはその他にも栄養素がとても多く含まれており、
ついた名前がナッツの女王!
同じカロリーのひまわりの種を与えるのなら、
栄養素目的でピスタチオを与えるのもありですね!
ピスタチオを与える量は?
先ほど紹介した通りピスタチオは
ひまわりの種と同じくらいのカロリーがあります。
ですので与え過ぎるのはもちろんNG!
1粒でも多いので、1日に半粒程度までにしておきましょう。
意識的にはひまわりの種と同じ量(グラム数)で、
普段からあまりひまわりの種を与えていない人は
同じくらいの量に調節してあげてください。
ピスタチオの皮は?
そのままハムスターに与えると
皮ごと頬袋に詰めてしまう事があります。
1粒丸ごとは多すぎますし、
出回っているのは輸入品のピスタチオ。
健康面や安全面を考えても殻はとってあげましょう。
おすすめの商品
人間用のピスタチオを与えようと思っている方は
必ず塩分など味付けのされていない物を選んでください。
こちらの商品は食塩不要の素焼きになっています。
なお、売られている商品には生のピスタチオもありますが、
ハムスターにとって毒にもなりえるので、
上記の素焼きされたものなど、
必ず火の通ったものを与えましょう。
小動物専用のピスタチオ
味付けの無い素焼きであれば人間用を与えても
限りなく100%に近い確率で安全ですが、
どうしても心配だという方には
ペット用のピスタチオがおすすめです。
こちらの商品は小動物用なので
安心してハムスターにも与える事ができます。
まとめ
今回はハムスターのおやつ、ピスタチオについて
ご紹介しました。
それでは最後におさらいしていきます!
■ピスタチオについて
- ウルシ科カイノキ属の落葉高木になるナッツ
- ピスタチオはほとんどが外国産
- カロリーが高い(ほぼひまわりの種と同じ程度)
- ビタミンAやカルシウムが豊富
- ペット用の物もある
■与え方や量
- 生のピスタチオは与えない
- 味付けされているピスタチオは与えない
- 1日に半粒程度で十分
- 殻は食べさせない
もしハムスターが弱ったりしてしまった時、
好物が分かっていれば食欲増進にもなります。
同じ高カロリーでもナッツの女王と呼ばれる程
栄養たっぷりのピスタチオ。
1度おやつに与えてみてはいかがでしょうか?
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