ハムスターの飼い方.com

「ハムスターにおやつをあげてみたい！」
そう思う方は多いのではないでしょうか。

その中で代表的なのが、いちごですよね。

いちごは与えても良い・悪い、賛否両論ありますが

ハムスターが食べても大丈夫なのか、
について今回はご紹介していきます。

結論：いちごは食べられる

結論から述べると、いちごは食べられます。

だからといってむやみに与えてはダメ！

いくつか注意点がありますので、
それを守った上で与えてくださいね。

あくまでもペレットが主食

人間がおやつばかりを食べてしまうと栄養が偏るように、
ハムスターもおやつばかりを与えてはいけません。

あくまでもペレットが主食です。

果物には水分や果糖が多く含まれている

ペレットはハムスターの主食として開発されており、
栄養バランスの取れた食べ物ですので、
ペレットだけで十分生きていくことができます。

一方、果物などのおやつは副食として扱われ、
「与えるべきもの」ではなく、
「無理に与える必要のないもの」なのです。

いちごなどの果物の場合、
与え過ぎは下痢を引き起こす原因にもなります。

ハムスターにとっての下痢は生死に関わる問題ですので、
食べる姿が可愛いからと、与え過ぎてはいけません。

与え方を知ろう

では上記の注意点を踏まえた上で、
どのように与えればいいのでしょうか？

ポイントは２つあります。

どの部分なら与えてもいいの？葉っぱやへたは？

人間が食べている赤い部分（花托[かたく]といいます）を
ハムスターにも与えてください。

必ず熟したものを選んでくださいね。

また、葉っぱやへたは農薬などの汚染の心配が
ありますので、取り除くようにしてください。

与えて良い量は？

明確には決まっていませんが、少量にしてください。

丸ごと与えても少ししか食べない子もいますが、
予め切ってから与える方が安心です。

我が家のハムスターはいちごが大好き！

我が家では月に１回果物を与えています。

ペットショップから迎え入れた時、明確な誕生日の記載がなかったので、
毎月１５日を記念日として果物を与えるようになりました。

ハムスターは甘いものが大好きなので、
果物を与えるとキラキラと目を輝かせ、
周りを気にせず夢中になって食べています。

それだけ美味しいと感じているのでしょう。

特に大好きなのは、いちごです。

いちごの季節になると決まって記念日には
いちごを与えています。

与え方の工夫

与えるときはまずはよく水洗いし、
花托の先端部分を小さく切り落します。
（ハムスターの手で持てるぐらいの大きさ）

そして巣箱に持ち帰って腐らせてしまっては困るので、
ケージの外に出しているときに与えるようにしています。

我が家の子の場合、時々残すのですが
持ち帰ろうという素振りは見せません。

満足のいく量を食べ終えると毛づくろいを始め、
その後は匂いを嗅ぐ程度で興味を示さなくなります。

最後に残ったいちごはケージの中にいれず、
すぐに捨てるようにしています。

「勿体無い」と思われるかもしれませんが、
無理に食べてもらう必要はないのです。

まとめ – ハムスターでも食べられる！けど…

今回はいちごに関する疑問をご紹介しましたが、
いかがでしたか？

まとめると、

• ハムスターにいちごを与えても問題ない
• あくまでもペレットが主食であり、無理に与える必要はない
• 与え過ぎは下痢の原因になる
• 葉っぱやへたの部分は与えず、赤い部分を少量だけ与えるようにする
• 腐らせると危ないので、残った部分は捨てる

となります。

以上の点を必ず守るようにしてくださいね（＾－＾）

ハムスターが少しでも健康に長生きできるよう、
食べ物と上手く付き合っていきましょう！