ハムスターの成長期はいつまで?餌はどうすればいいの?
ハムスターは雑食とはわかっていても、
- 成長期はいつまでなの?
- 何をどのくらい与えたらいいの?
などの疑問はありませんか?
健康で長生きしてもらうためにも
知っておきたいですよね!
今回は、ハムスターの成長に伴った餌の与え方や適量について
ご紹介します。
目次
ハムスターの成長期はいつ?
- 3ヶ月までが急成長期
- 3ヶ月から6ヶ月までが緩やかな成長期
諸説ありますが、ハムスターの3ヶ月は人間でいうと20歳、
6ヶ月は28歳に相当します。
大体ペットショップで販売されている頃には
月齢が1ヶ月は経過しているので、
自宅に迎え入れた時は成長期真っ只中になります。
成長期は他の生き物同様に、
骨格や筋肉が著しく発達する時期なので、
この頃にどのような食事をさせるかによって
ハムスターの体つき、健康状態は決まると言えます。
とても大事な時期ですね!
成長期の餌は?
それでは、成長期の餌や量はどうすれば良いのでしょうか。
見ていきましょう!
主食と補充食
ハムスターに必要な栄養素は
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂質
この3つを柱に、ビタミンやカルシウム、繊維質も与えます。
軸となる3つの栄養素をバランスよく与えるには
市販されているハムスター用のペレットを
主食として利用するのがオススメです。
関連記事:ハムスターの餌のおすすめはコレ!【ペレット・主食編】
そしてビタミンやカルシウムの補給は、
野菜やハムスター用のお菓子で補ってあげましょう!
また体を作るためにタンパク質の消費が大きいので、
特に多く摂らせるためにミルワームを使います。
ミルワームに抵抗のある方は代用品を用いましょう。
与える量
急成長期に餌が不足していると発達が不十分になってしまうので、
主食となるペレットは、食べ残すほど多めに与えましょう。
野菜に関してはハムスター飼育の基本となる目安、
1回5ミリ角の分量で毎日色々な種類のものを与えましょう。
ミルワームは3日に1回1匹与えます。
(ゴールデンハムスターでは3日に1回2匹程度。)
関連記事:ハムスターにミルワームは必要?適量は?代わりになるものはある?
与えた後の注意点
ハムスターの食事は1日1回与えますが、
ペレットは次の食事の時に前回の余っている分を、
野菜は腐りやすいので与えてから20分後程度で、
それぞれ片付けるようにし、衛生面にも配慮します。
成長期を終えたら確認
成長期を無事終えたら、ベスト体重を測っておきましょう!
ベスト体重
正しく飼育ができていれば、成長期を終えた後の体重が、
その個体にとってベストな体重となります。
このとき、明らかに太っている場合には
体重のコントロールをしてあげましょう。
人気の3種の平均体重は
- ゴールデン :100g前後
- ジャンガリアン:40g前後
- ロボロフスキー:25g前後
となります。
個体差による身体の大きさにもよりますが、
1つの目安にしてみてください。
太り過ぎ?ハムスターのダイエット
見た目的にも明らかに太ってしまっている場合は、
ハムスターの健康のためにもダイエットすることをオススメします。
ダイエットはいつから始めればいい?
基本的には、先ほどご紹介した成長期(~6か月まで)が
終わった後から始めるのが望ましいです。
太る原因とダイエット方法
ハムスターが太る主な原因としては
- 食生活
- 運動不足
の2つがあります。
人間と同じですね!
ではダイエット方法について、簡単に見ていきましょう!
1、食生活改善
ほとんどの場合、太った原因は食生活です。
補充食としてあげているお菓子を減らし、
ひまわりの種など種子類を与えている場合も減らします。
急に断つとハムスターのストレスになることがあるので、
徐々に減らしてあげます。
また主食としているペレットの見直しも有効です。
現在は肥満用のペレットも売っていますので
出来れば切り替えてあげましょう。
ハムスターは食べ物と分かれば、
エサを突然変えても食べますが、
例外的に食べないのであれば、元々のペレットに混ぜ、
徐々に比重が大きくなるように移行していきます。
2、運動不足解消
あまり原因として該当することは多くありませんが、
極端にケージが狭かったり、
ハムスターの運動用の回し車を取り付けていない場合には
運動不足の可能性がありますので、
心当たりがあれば適宜対応してください。
飼い主様の時間に余裕があれば、
毎日の散歩タイムを設けるのも良いでしょう。
ハムちゃんのストレス解消にも効果的ですよ!
関連記事:ハムスターに散歩は必要?散歩時間や頻度はどのくらいがいいの?
まとめ
今回は、ハムスターの成長期と餌、
太ってしまった場合のダイエットについてご紹介しました。
以下はまとめです!
- 急成長期:生後3か月まで
- 緩やかな成長期:生後3か月~6か月まで
■成長期の餌と量
- ペレット(主食):
残してもいいので、多めに与える - 野菜(補助食):
1日1回違う種類を5ミリ角 - ミルワームなど(タンパク質):
3日に1回1匹(ゴールデンは3日に1回2匹)
■ダイエット方法
- ダイエットは成長期が終わった頃から始める
- ペレットを徐々に減らすか、ダイエット用のペレットに変える
- 種子類や果物など、補助食を与えている場合は量や頻度を減らす
- 回し車の設置は必須、必要に応じて散歩の時間を設ける
ハムスターにとって大事な成長期は、
まだご自宅に迎えたばかりで疑問も多いと思いますが、
記事を参考に、すくすく育ててあげてくださいね!
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