ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターの落下事故で脳震盪!?高くなければ大丈夫なの?

みなさんは脳震盪[のうしんとう]を
起こしたことはありますか?

頭を強く打ちつけたりした時に起こる症状ですが
人間には滅多に起こる事はありませんよね。

ところが、ハムスターはちょっとした事で、
脳震盪を起こしてしまう事があるんです。

恥ずかしながら私も
ハムスターに脳震盪を起こさせたことがあるので、

その時の事も含めて、ハムスターの落下事故や脳震盪について
ご紹介します!

脳震盪ってどんな症状?

頭部に衝撃を受けた際に
意識や記憶を喪失する症状を脳震盪と言います。

軽度の場合は意識を失う事も無く、
大した症状は出ないのですが、

強い衝撃を受けた場合は意識を喪失し、
症状は軽度の場合は数秒、重度だと何時間にも。

また、後遺症としても記憶障害などがあり、
酷い場合はくも膜下出血などを発症する事があります。

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ハムスターの脳震盪

ハムスターも脳震盪を起こすと後遺症も含め、
人間と同じ症状が現れます。

意識を失ってすぐに目を覚ます場合もあれば、
そのまま亡くなってしまったという事も……

すぐに意識を取り戻したとしても、
内臓や脳にダメージを負っている事があるので、

見た目がいつも通りに戻っていても注意が必要です。

ハムスターが脳震盪を起こしてしまったら

先ほども書いた通り、脳震盪には意識を失うなどの
症状が出ない場合があります。

むしろ症状が出ないことの方が多いです。

ですので、意識を失わなかったとしても
頭を強く打って元気が無いなど、

少しでもおかしいと思った場合は
病院へ連れて行くようにしましょう!

意識を失って動かない場合は
なるべく動かさないようにしてそのまま病院へ。

だいたいの場合は道中で意識を取り戻すと思いますが、
その場合でも安心せずに病院で診てもらいましょう。

内臓へのダメージ

脳震盪も怖いですが、それと同時に強い衝撃による
内臓へのダメージにも注意が必要です。

ハムスターは外敵から身を守るため、
痛みや苦しみを隠そうとします。

なので見た目は元気でも実は重症だと言う事も……

  • 食欲がない
  • 巣から出て来ない
  • 血尿などの目に見える症状がある

こんな場合は病院へ連れて行き、
脳震盪を起こした時の事も獣医さんに伝えましょう。

危険な高さ

人間からすれば大した高さでなくとも
ハムスターからすればとてつもない高さであり、

1m程の高さがあれば打ち所が悪い場合、
簡単に死んでしまいます。

大げさに聞こえるかもしれませんが、
実際に私が小学生の頃学校で飼っていたハムスターは

クラスの子が掃除中に学校の机から落ちてしまい、
すぐに病院へ行きましたが亡くなってしまいました。

逆に1m程の高さからの落下であっても、
骨折はおろか、大した怪我をしないケースもあります。

色々な落下の結果がネット上にも載っていると思いますが、
全ては打ちどころ次第ということです。

落下させてしまったハムスターが無傷か重症なのかは、

獣医さんに見てもらうまでは
分からないということを理解しておきましょう。

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私のしてしまった失敗

個人的な話になってしまうのですが、

私も過去に一度ハムスターに
脳震盪を起こさせてしまった事があります。

ハムスターの散歩用に空いている部屋を使っており、
部屋は家具や配線などが無い空っぽの部屋でした。

ハムスターが齧ったり登ったりする場所も無く、
油断して本を読んでいたのですが、

その時「コンッ」という変な音が!

何だろうと思い振り向いてみると
目と口を開けたまま動かなくなったハムスターが。。

脳震盪のなにが怖いかというと、
見た目が完全に死んでいるように見える事です。

そうなった原因がわからず慌ててしまった私は
脳震盪になった時の注意も頭から飛んでしまい、

気づいた時にはハムスターを挟むように
両手で思いっきり床を叩いていました。

飛び起きたハムスターは幸いにも大した事はなく、
その後も元気に過ごしていたのですが、

あの時は落ち着いてそっと病院まで運ぶべきでした…。

脳震盪を起こした姿を見ると
「死んでしまった!」と慌ててしまいますが、

もしできるのであれば
一度深呼吸をして落ち着いて対処しましょう!

ちなみにうちのハムスターは部屋の隅を
スパイダーマンのようによじ登っていたので、

カーテンや登れそうな段などが無くても
部屋の隅は登れないような対策をおすすめします。

私は現在、散歩部屋の隅に雑誌を高く積んで、
壁を登れないように対策しました。

知人の失敗談

もう一例、知人の赤ちゃんハムスターの
落下体験談も書いておきます。

全身に毛は生えたものの、
まだ目も開いていない赤ちゃんハムスターを

手の平に乗せていたところ、
1m程の高さから落としてしまったという落下事故の話です。

赤ちゃんハムスターなので動きも鈍く、
安心して手の上に乗せていましたが、

急にものすごい速さで動き出したため、
落下を防止できなかったそうな。

慌てて拾い上げたものの、仰向けでかすかに
手足をピクピクさせる感じで、まさしく脳震盪を起こしていたようです。

その後、5分くらいで動き出したものの、
足を骨折してしまい、大変痛々しかったそうです。

結局、その子のケガは足の骨折だけで済んだたため、
幸いなことに、元気に寿命までは生きられました。

このように、子供ハムスターやお迎え直後のハムスターなど、
手に乗ることにまだ慣れていないハムスターは

落下のリスクも考えずに突然走り出して
手の上から落下してしまうケースは珍しくありません。

そのため、まだ手乗りになっていない子を手の上に乗せる時は、
必ずケージを低い場所に置いてからにしましょう!

まとめ

それでは最後に落下と脳震盪について
まとめていきます!

■脳震盪の症状は?

  • 意識を失って動かなくなる
  • 意識を失わなくても脳震盪の可能性あり

■脳震盪になったら

  • 焦らず落ち着いて病院へ

■同時に起こってしまう可能性がある症状

  • くも膜下出血
  • 内臓へのダメージ
  • 骨折

■危険な高さ

  • 高さが1mもあれば命に係わる
  • それ以下でも打ち所が悪いと危険

ハムスターはとにかく好奇心旺盛で
隙あらば何かによじ登ろうとしてしまいます。

しかも小さい頭では降りるときの事を考えられず、
全力で行けるとこまで行ってしまう片道切符……

散歩や掃除の時は
必ず目を離さないように気を付けてあげてくださいね!

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