ハムスターを埋める時の注意点とは?深さは?公園はダメ?
私たちを癒してくれる可愛いペットたち♪
人より長くは生きられない子達が多いですが、
それでも素敵な思い出や、かけがえのない友だったり、
パートナーや家族として過ごす日々は
何物にも代えがたい時間ですよね!
しかし、必ず「お別れ」はやってきます。
私も、多くのペットをお世話して、
多くの「お別れ」を経験してきましたが、
今でも全く慣れません。
毎回、号泣ですね(^_^;)
特に、ハムスターは寿命が早いと2年位なので、
犬や猫などの他のペットに比べると
かなり早い「お別れ」を経験することになります。
そんなとき、ハムちゃんのご遺体をどうするか?
現在ですと、埋葬もしくは、火葬が主流になってますね。
なので、今回はこの「埋葬」にスポットを当てて、
詳しく見ていこうと思います!
埋葬をする場所はどこがいいの?
埋葬するに当たって、
まず最初に思い付くのが、場所の問題です。
「どこに埋めればいいのか?」
こう思うかたも多いと思います。
現在、埋葬する場所で多いのが、
- 自分の家の庭
- プランター
- 合同墓地
の3つなります。
それぞれどんな埋葬なのでしょうか?
それぞれのメリットやデメリットも含めて
詳しく見ていきましょう!
1、自分の家の庭
自分の家の庭、つまり、私有地での埋葬になります。
ある程度の深さが掘れ、数年以上
掘り返したりすることがない環境が必要になります。
- 20~30㎝ほどの穴を掘る
- ご遺体を底に安置する
- 静かに土を被せる
- どこに埋めたかわかるように石などを置く
置く石は、なるべく重みがあるものがいいです!
軽い石などは、風や雨とかで動いてしまう可能性があります!
また、ご遺体を布とかで包むより、
そのまま安置したほうが早く骨になりやすいですよ♪
メリット
- 時間帯を選ばず、埋めたいときに埋葬できる
- 墓石や花など、お墓コーディネートが自由にしやすい
飼っていたペットの「お別れ」がいつ、と分かればいいのですが、
実際は突然であったり、真夜中であることがほとんどです。
そんなとき、時間も場所も選ばず、
すぐに埋葬できるのはとても大きなメリットです!
ご遺体は時間をおけば置くほど、腐敗も進んで、
臭いも出てきますので、衛生面から考えてもいいですよね♪
また、置く石も、現在では
「ペット用の墓石」として販売しているものも多くあります!
【ペットのお墓】ペット墓石/墓石/グレー御影石【文字彫刻無料】お庭に置けるサイズの墓石です。自宅供養/手元供養/ガーデン/名入れ/オーダーメイド【写真彫刻可能】
価格:16400円(税込、送料別) (2017/9/12時点)
私がもし、庭に墓石を置くのであれば、
こんな感じのをおきたいですね♪
こちら、お値段はしますが、写真を印字できる墓石で
名前などの他、メッセージなども入れられます♪
その他、「ペット 墓石」で調べると
色々な商品が出てきます。
自分のお庭にあったもの、
気に入ったものを選ぶといいと思いますよ♪
デメリット
- 深くまで掘るのが大変
- 庭の景観や環境が変わってしまう可能性がある
意外と20~30㎝掘るって考えると、
庭の土の状態にもよりますが、
ちゃんと深くまで掘れるスコップなどがないと
なかなか簡単には掘れないですよね。
また、ガーデニングされている方ですと、
せっかく創った庭の景観に合わなかったり、
浅く埋葬することで起きる虫の発生により、
育てた花や作物がダメになったり・・・。
私の祖父の話ですが、
一ヶ月もしないうちに
庭の20本近くあった木全てに伝染して枯れてしまった
ということもありましたね。
ガーデニングの環境はちょっとしたことで
大きく変わってしまうものなので、
埋葬する際にはそのことも念頭にいれ、
慎重に場所選びをする必要がありますね!
また、墓石でなく、花を植える場合には、
植え替える際にご遺体を掘り返してしまわないように
- 50cm位(できれば1m位)まで深く掘るようにする
- プラスチックのネットをご遺体に被せた土の上に敷いておく
と植え替えが楽ですね♪
2、プランター
庭などの私有地がない場合、
または賃貸アパートやマンションなどで埋められないが、
手元や近くに埋葬したいかたにおすすめです♪
- 素焼きか陶器の30㎝以上の深さのある
鉢やプランターと腐葉土を用意する - 一番底にプラスチックのネットを敷き、
10㎝ほどの腐葉土を敷く - ご遺体を安置してさらにその上から
腐葉土を10㎝被せる - 花などを植える場合には、ここでプラスチックのネットを敷き、
その上に腐葉土を被せてから植える
プランターの素材がプラスチックだと、
2年ほどで劣化しやすく、長くは使えないので
素焼きや陶磁器など長年使えるものがいいですね♪
また、花の代わりに石などを敷き詰め、
その上に墓石やメモリアルストーンを置く方も多くいらっしゃいますね♪
メリット
- 持ち運びができる
- 必要なものを用意できれば、簡単に埋葬できる
私もそうでしたが、
- 仕事で転勤が多い方
- 今は賃貸だけど、いずれはマイホームを買う予定のある方
など、ご遺体の持ち運びが必要な方には
この埋葬方法はおすすめですね♪
また、自宅の庭を深く掘るのと比べると、
必要なものが揃っていれば、労力を使わずに
いつでも埋葬できる点は楽ですね♪
デメリット
- 虫や臭いが発生しやすい
- なかなか骨にならなかったり、土に還らなかったりする
特に、この虫や臭いに関しては、
このプランター葬ではよくある悩みのひとつですね。
原因は、浅く埋めていたりすることで起きることが多いので、
なるべく深めのプランターを使うことが大事ですね!
また、後ほどご紹介しますが、庭などに埋めるより、
プランター葬で埋めたほうが骨になるまでの時間はかかりますし、
土に全て還る、となると何十年単位の時間が必要なります。
自分がどのように供養したいのか、
あらかじめ決めておくことが何より大切になります♪
3、合同墓地
主にお寺さんなどで行うことが多いのですが、
ご遺体をそのまま埋葬するのでなく、
火葬してから他のペットたちと一緒に
「合同(共同)墓地」に埋葬します。
- ペットまたは動物の合同火葬ができるお寺、
またはペット葬儀会社に連絡 - それぞれのお寺やペット葬儀会社の
やり方に則って行動をする
僧侶の方がご自宅にきてお経をあげたり、
お寺さんに行って、火葬に参加したり、
色々なプランがありますので、
自分がどのような「供養」がしたいか、
考えて選択するといいですね!
メリット
- 私有地がなくても墓地に埋葬できる
- お経などもあげてくれるところも多いので、人の「供養」という形に一番近い
墓石などを置く「墓地」を作るとなると
費用も広さも必要になりますが、
その心配をせず、しっかり供養と埋葬を
してもらえるのはいいですよね♪
また、
「他のペットの子達と一緒だから寂しくないね」
という考え方の方もいらっしゃり、
そういう捉え方も素敵だなと個人的には思います(*^^*)
デメリット
- 費用がかなり高い
- 手元やすぐ側に置いておけない
やはり、お寺さんが火葬や、お経、埋葬してくれたりとするので
やはりそれなりに費用もかかってきます。
お寺さんにもよりますが、最低でも
1万~3万ほどは見ておいたほうがいいですね!
また、こちらもお寺さんによっては、
お骨を持ちかえりできる場合もありますので、
ぜひ、問い合わせや調べてみるといいです♪
人によって、価値観はもちろん違いますので
自分が一番後悔のない埋葬方法を選択するのが何よりも大事です♪
公園などの私有地以外の場所に埋めるのはダメ?
これ、ダメなんです!
意外と知らない方、多いのではないでしょうか?
そういう私も、大学に上がって先生から教えていただけるまで、
普通に学校の森とかに埋めていました・・・無知って怖いですね!Σ(×_×;)!
動物愛護法という法律によって、
「愛護動物を遺棄したものは百万円の以下の罰金に処す」
と定められています。
私有地なら問題はないですが、公園などの公共の場では
「埋葬」でなく、「(死骸)遺棄」
という扱いになってしまいますので気を付けましょう!
また、公園などの公共の場は、多くの動物が行き交うので
ご遺体が掘り返されたり、食べられたりしてしまう
ということも十分あります。
住んでいる地域によって、
「埋めても大丈夫!」
という所もあるかもしれません。
ご遺体に何かあっても、考え方によっては
「それも自然の摂理!」
という捉え方もあると思います。
しかし、現状、公共の場にペットのご遺体を埋めることは
法律で禁止されています。
そのことを忘れずに、ぜひ法律の範囲以内で
自分にあった埋葬をしてあげましょう!
埋葬してどのくらいで骨になるの?
土の状態、環境によって、だいぶ違いがあるようで、
「1~2年で骨になる」
という意見もあれば、
「骨になるまでは10年、20年以上かかる」
という色々な意見があります。
実際に、
- 埋葬して1年後に掘り返したら、少し水分が抜けている状態だった
- 埋葬して5年後に掘り返したら、ミイラ状になっていて骨だけではなかった
という経験談も見られました。
自然界では亡くなった死骸は
多くの動物、虫、微生物によって食べられたり、分解されることで
早いうちに、それこそ1年あれば骨になると思います。
しかし、人の管理が行き届いた庭やプランターなどでは
ごく限られた虫や微生物しかいません。
当然、骨までにする生き物が少なければ時間もかかります。
そう考えると、ご遺体を埋葬して骨になるまでは
相当の時間がかかる、それこそ体の小さいハムスターでも
10年、20年、もしくは30年かかっても
おかしくはないと個人的には思っています!
下記の会社さまのサイトには
ペットの火葬から埋葬、葬儀まで
大変詳しく載っており、
特に骨になるまでの経験談も
載っていて大変勉強になりました!
ぜひ参考にしてみて下さい♪
まとめ
「お別れ」は確かに悲しいですが、
必ずやってきます。
最後のお別れをどうするか?
自分が納得できる「お別れ」をぜひ見つけてください♪
それではまとめです!
- 庭などの私有地
- プランター
- 合同墓地
■埋葬方法
- 30㎝以上深く掘って埋葬する
- 深さ30㎝以上の素焼きや陶器のプランターに
腐葉土を入れて埋葬する - お寺やペット葬儀の会社に連絡をして、
供養や火葬ののち、合同墓地に埋葬する
■埋葬のメリット・デメリット
- 庭などの私有地
メリット :時間と場所を選ばない
デメリット:深く掘るのが大変 - プランター
メリット :持ち運びができる
デメリット:虫や臭いが発生しやすい - 合同墓地
メリット :人と同じ「供養」ができる
デメリット :費用が高い
■注意点
- 公園などの公共の場に埋めるのは法律違反
- 罰金100万以下の処罰に処されることもありうる
■骨になるまでの期間
- 数年後に掘り返しても骨になっていないという経験談もある
- 自然界と人の生活圏では死骸またはご遺体を
骨にする生物の数が違うので骨になるまでの期間に差がある - 小さい体のハムスターでも骨になるまでに
数十年の時間がかかると思ってもおかしくはない
最後に、
「墓石とか作りたいけど高いなぁ~(*_*)」
と思った方、私も思いました!(笑)
そんな方に、こちらの工房さんはいかがでしょうか?
「子供でもお小遣いで買える墓石」をコンセプトに
幅広い値段とアイテム数を誇る工房さんです!
オリジナルの墓石も作れますし、
ハムスター専用墓石も商品としてあるので
ぜひ一度ご覧になって下さい♪
この記事へのコメントはありません。