ハムスターもしゃっくりをするの?原因と病気の可能性について
「しゃっくり」って地味に辛いですよね。
体質だったり、病気の1つとして、
人によっては1週間や1ヶ月続くことがあるらしいです!
そんなに続くと大変です!!Σ(×_×;)!
体力とかすごくなくなりそうですよね・・・。
そんな「しゃっくり」、
ハムスターではどうなのでしょうか?
原因は?病気の可能性は?
今日はハムスターの「しゃっくり」について
詳しくみていきましょう!
しゃっくりって何?
横隔膜が痙攣することで声帯が狭まれ、
「ヒック!」というような声が一定の間隔で起こる症状で、
横隔膜の炎症や脳腫瘍、
腎臓病などの疾患で起こる場合もあります。
私が小さい頃、
「しゃっくり100回続くと死ぬ!」
みたいな噂が流れ、しゃっくりが出る度に
「早く止めなきゃ!」と焦っていましたが、
これはメディアやアニメなどの影響で、
そんな噂が広まったと言われていますね♪
でも、しゃっくりって死ぬことはないと思いますが、
結構疲れませんか?
実は体の小さいハムスターでは
あまり長くしゃっくりが続くと体力が奪われ、
衰弱してしまい、最悪、死に至る場合もあります!
ではハムスターのしゃっくりって、
どんな感じなんでしょう?
ハムスターのしゃっくりってどんなの?
私たちがイメージしている「しゃっくり」に近いのが
こちらの動画になります。
よく撮れてますね!すごい!!
こちらの動画のように、
- 鳴き声と痙攣(体が持ち上がる感じ)の場合
- 鳴き声のみ「ぷっぷっ」と聞こえてくる場合
- 体の痙攣のみの場合
と様々な症状がみられます。
特にジャンガリアンだと、体が小さいので
呼吸器系の病気と区別がつきにくい傾向にあるようです。
数年前、ペットショップ店員としてハムスターのお世話をしており、
そのなかには呼吸器系のアレルギーの子がいましたが、
正直、この動画の子の症状とかなり似ていますので、
素人目には「しゃっくり」なのかどうか見極めるのは
難しいかなと思います。
- どんな時にしゃっくりがでるのか?
- 1日のしゃっくりの頻度と回数は?
- 食欲があり、衰弱してないか?
これらのことを確認し、元気があるようでしたら
様子見をして、必要に応じて専門の病院へ。
衰弱や食欲がない場合には
一刻も早く専門の病院へ行くようにしましょう!
ハムスターなどの小動物はギリギリまで
具合が悪い症状を隠しますので
気づいた時には結構手遅れなことが大変多いです!
特に体重測定は健康管理のバロメーターになりますので
ぜひ実施していただくことをおすすめします♪
ハムスターのしゃっくりの原因は?
ハムスターのしゃっくりの原因には、
- 鳴き声の異常
- 呼吸器系疾患
- 腹痛
- 心臓病
などがあげられます。
1、鳴き声の異常
いわゆる、一般的な人の「しゃっくり」と同じ症状をさします。
生理的な現象ですので、
しばらくすれば止まることが多いですね♪
様子見をし、何日も続く場合は
専門の病院へ相談をしましょう!
2、呼吸器系疾患
よくある症状としては、床材が合わず、
くしゃみや気管支炎などで
「しゃっくり」と似た症状が出る場合が多いです。
特にホコリや粉塵が出やすい床材の場合は
チップなどホコリなどが出にくい素材に変えると
症状が緩和されることが多いですね♪
床材の取り換え時に症状が出る場合には
呼吸器系疾患が疑われますので、
床材の種類を変えて様子を見てあげてください♪
3、腹痛
お腹の痛みで出る鳴き声が
「しゃっくり」に似ていることもあります。
背中を丸めている、お腹を触ると鳴くなどの
症状がある場合には腹痛が疑われますので、
すぐに専門の病院へ行きましょう!
4、心臓病
心臓病による呼吸器系の異常で
「しゃっくり」と似た症状がでる場合もあります。
原因が心臓病と特定するためには
ハムスターのレントゲンが撮れる
施設の整った病院へ行く必要がありますので、
- しゃっくりのような呼吸器不全
- 舌が紫色(チアノーゼ)
- 食欲不振
などか見られた場合には
一刻も早く専門の病院へ行くようにしてください!
特に高齢のハムスターに多いので、
日頃から健康管理やしっかり治療ができる病院を
探しておくことが大事ですね♪
まとめ
ほんとに稀ですが、しゃっくりが出やすい子もいるようなので、
「しゃっくりが出たから病気!」とすぐは断定できませんが、
病気の症状とただのしゃっくりとを見極めるのは
結構難しいので、体重測定などを指標にすると分かりやすいですね♪
ではまとめです!
- 「しゃっくり」は横隔膜の痙攣に伴い、
気管が狭まれ声が出る症状のこと - ハムスターの場合、「しゃっくり」なのか、
病気の症状なのか似ているので見極めるのは難しい - あまりにも長く「しゃっくり」が出続けると衰弱し、
最悪、死ぬ場合もあるが、通常は数分~数十分で収まることが多い - 見極めるためには体重測定で増減していないか
毎日チェックすることで病気の早期発見につながる - ハムスター専門の病院を探しておくと万が一の時に非常に安心である
わたしが以前飼っていたハムスターは長く生きてくれましたが、
晩年、体調不良の変化にいち早く気づけませんでした。
寿命だったかもしれませんが、
「毎日体重測定をしていれば・・・」
「ハムスター専門の病院をしっかり探していれば・・・ 」
と今でも後悔しています。
せっかく出会ったハムちゃんとぜひ後悔のない、
素敵なハムスターライフを送りましょう♪
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