【ハムスターの出産】何匹生まれるの?出産時期はいつ頃が良いの?
ハムスターを妊娠させるにあたり、妊娠、出産、育児に関して、
飼い主さんが正しい知識を持っているかどうかは、とても大切なことです。
知らないことはもちろん、誤った知識で関与すると、
思わぬ悲劇を招く結果となってしまいます。
そうならないために、事前に準備しておきましょう。
この記事では「ハムスターの出産」に焦点を当ててみていきます!
一度に何匹生まれる?
「ネズミ算なんて言葉があるくらいだから、
ネズミの仲間であるハムスターも一度に多く生むのでは…」と、
容易に想像がつきますね。
では、具体的に何匹くらいが平均なのでしょうか。
また、最高は何匹なのでしょうか。
ハムスターの種類別にご紹介します。
- ジャンガリアンハムスター:
1~7匹 平均3.2匹 - ゴールデンハムスター:
1~15匹 平均7.8匹 - ロボロフスキーハムスター:
1~7匹 平均3.2匹 - キャンベルハムスター:
1~7匹 平均3.5匹 - チャイニーズハムスター:
1~7匹 平均4.0匹
種類によっても大きくバラつきがありますね。
また、「ジャンガリアンだけど10匹以上産まれた」という例も
報告されています。
上記の数値は、あくまでも実験動物での統計上のものになります。
ちなみに、私が育てたジャンガリアンハムスターでは3匹生まれました。
どの子も立派に育ちましたよ!
妊娠・出産させる時期はいつが良い?
続いて、妊娠時期です。
ハムスターの発情周期は4日とされ、
2~3週間で妊娠期間を終え、出産します。
育児には1か月もあれば十分ですので、
理論上は2か月でのサイクルが可能です。
そして、年中繁殖が可能なんです。
しかし、いつが良いのかと言われれば「春と秋」です!
この時期はハムスターにとって
暑すぎず寒すぎずで、妊娠や育児に適しています。
特に生まれてくる子ハムにとって
過ごしやすい気候であることが重要です。
ハムスターは、増やそうと思えばあっという間に増えることでしょう。
そりゃもう、母ハムも産めますし、子ハムも産める。
まさに「ネズミ算式」です。
妊娠は、生後1か月~1歳半くらいまで可能とされています。
ただ、生後1ヶ月前後や、1歳半ギリギリなど、
若過ぎ、または高齢はリスクが増しますので、
3か月~1歳くらいがベターと考えておきましょう。
子ハムが生まれて一人でも生活できるようになったら、
個別にケージに入れてあげましょう。
(※ケージは事前に用意しておこう!)
雌雄の判別は、身体が小さな内は見分け方を知っていても難しいので、
不安ならお近くのペットショップや病院で判別してもらうのもアリですよ!
まとめ
今回は、ハムスターの出産についてご紹介しました。
以下はまとめです!
- 生まれてくるハムスターは、種類によって数が大きく変わる
- 10匹以上産まれることもあるので、ケージや飼育場所の確保はあらかじめしておく
- 年中繁殖が可能だが、過ごしやすい春と秋が望ましい
- 妊娠(出産)は生後1か月~1歳半が可能だが、3か月~1歳くらいがベター
ハムスターは一度に何匹も産むのが常ですから、
生まれてくる数が何匹であったとしても、
対応できるようにしておきたいものですね。
事前に準備をしっかりとして、母ハムも、そして生まれてくるハムスターも
生活しやすいようにしてあげましょう!
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