ハムスターにとって掃除機の音はストレスになる?
ペットと暮らす上で、私たちの生活音は無くすことはできません。
テレビを見たり、音楽を聴いたり、掃除をしたり…。
中でも、掃除機の音ってかなり煩いですよね。
ハムスターと暮らしている飼い主さんは、
「昼間にこんなに煩くしてストレスにならないかな?」
と心配になる方もいらっしゃると思います。
今回は私の体験談も含め、掃除機をかけるときには
どうしたら良いのかをお伝えしていきます!
目次
掃除機ってかけない方がいいの?
極論を言ってしまえば、かけない方がいいかもしれません。
ですが、雑巾やフローリングシート、
ほうきだけでは物足りませんよね。掃除機に比べたら大変ですし・・・。
でも安心してください、掃除機をかけることを
我慢する必要はありません。
掃除機をかける際、ハムスターのためにちょっとした配慮を
してあげるだけで十分なのです!
どういった配慮をすればいいのか、
については後ほどご紹介します。
生活音ってストレスになるの?
「人間の生活音は、ハムスターにとってストレスになる」
とは一概には言い切れません。
なぜなら、生活音の聞こえる飼育下でのハムスターも、
その寿命までしっかりと生きてくれるからです。
しかし、ハムスターがお迎え直後であったり、
幼い時、妊娠中や育児中は、
大きなストレスとなってしまうことがあるので注意が必要です。
生活音に慣れることができる?
ハムスターが生活音に慣れるのか、という点ですが、
筆者は今までの経験からして「慣れる」と思っています。
ハムスターは人間と一緒に生活する上で、
生活音を何度も耳にすることになります。
最初に聞く時は耳を立てたり、硬直したり、
「ジュ!」と鳴くこともあります。
ただ、それは「何の音か分からないから警戒したり、
怖がったり、威嚇しているから」なのです。
しかし、その音が
「自分に対して何もしてこない=自分に危害を加えることがない」と
分かると、次第に何の反応もしなくなります。
とても小さなハムスターですが、学習するのです。
学習した例として、エサをガサガサさせると
「ご飯が貰える」と思って起きてきたり、
ケージを開けると「遊んでもらえる(外に出られる)」と
思って出てきたりします。
これらの行動は、ハムスターが人との生活に
慣れてきた証拠なのです。とっても可愛いです(*^^*)
手のひらサイズのハムスターですが、
意外と頭は良いんです。
筆者はこうしてます!掃除機のかけ方
さて話を戻して、最初にご紹介した掃除機をかける時の
ちょっとした配慮についてです!
「これだけが正解!」、というわけではありませんが、
長年ハムスターと暮らしてきた筆者の掃除機のかけ方をご紹介します。
ケージを移動して、短時間で済ませましょう!
ハムスターがいる部屋に掃除機をかける場合は、
ケージを一時的に違う部屋に移動させてから掃除機をかけます。
別の部屋に隔離することで、掃除機の音が
少しでも小さくなるようにという配慮です。
そしてこの時のポイントとして、ケージは床に置くのではなく、
棚に置くなどして床よりも高い位置に置きます。
掃除をすると埃が少なからず舞ってしまうので、
ハムスターのケージに降り注ぐことのないようにするためです。
そして、掃除機をかける時はできるだけ短時間で
済むようにさっさとかけます。埃もなるべく立てないようにします。
急ぐからと言ってバタバタするのは厳禁です。
埃が舞ってしまいますからね。
一人暮らしで部屋が1部屋しかないという方は、
掃除機をかける場所と遠いところにケージを置くようにすると良いですね。
ケージのすぐ近くを掃除機で掃除したりすることのないようにし、
ハムスターを驚かせないようにしましょう!
音に敏感で、ストレスを感じやすいとされるハムスターですが、
先ほどご紹介した通り、人間の生活音には慣れることができます。
掃除機の音も例外ではありませんので、
あまり過度な心配はしなくて大丈夫ですよ♪
まとめ
今回は、ハムスターと掃除機・生活音とストレスについて
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
以下はまとめになります。
■ハムスターと掃除機・生活音
- 掃除機を我慢する必要はないが、ちょっとした配慮をすると良い
- ハムスターは人間の生活音に慣れる
- ただし、お迎え直後、幼少期、妊娠中、育児中は
ストレスを感じやすいため、注意する
■配慮の例
- 掃除機をかける時は部屋を移す
- ケージは床より高い位置に置く(埃が入るのを防ぐため)
- 掃除機をかける時間は短くなるように
- 埃をなるべくたてないようにする
- ケージのすぐそばでは掃除機をかけないようにする
ハムスターに対してちょっとした配慮をして生活すれば、
今まで通り普通に生活していても平気なのです。
可愛いハムスターと長く一緒に居られるよう、
配慮を忘れないようにしたいですね!
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