ハムスターのにんじんの与え方や適量は?葉っぱや皮は食べられる?
小さなお友達、ハムスターの飼育・・・
一緒に暮らしていると色々な疑問点が出てきますよね。
特に食べ物については、
多くの飼い主さんが悩むことでしょう。
「ハムスターに人参はあげていいの?」
「皮と葉はどうすればいい?」
今回は、これらの疑問についてご説明していきます!
目次
ハムスターに人参は与えても良いの?
答えはYes!! 与えても大丈夫です!
人参はビタミンAが豊富に含まれる野菜のひとつです。
ビタミンAは、粘膜を正常な状態に保つために必要な栄養素で、
不足してしまうと胃潰瘍になってしまうケースもあるので、
積極的に与えてあげたいですね!
生と茹で、どっちがいいの?
基本は生のままでオッケーです!
アクが強い野菜だと茹でた方が有害物質を減らせますが、
人参はそこまでアクが強くないので生で与えて大丈夫です。
生の人参の硬さは利点の1つです。
げ歯種であるハムスターは、どの種類でも生涯歯が伸び続けるので、
ケアしてあげる必要あります。
その点で、硬めの人参を食べつことは
ハムスターの歯の伸びすぎ防止に繋がります!
こんな場合には茹でてあげて
ペットショップで売りに出される生後1ヶ月程度の子ハムスターでは
消化器官が発達仕切れてない場合もありますし、
そもそも硬いものがまだ食べられない場合もあるので
その場合は茹でてあげた方がいいですね!
同じく、高齢になっているハムスターも
歯が弱くなっている場合も考えられ、
固いものを噛むことが辛い場合もあるので、
この場合も同様に茹でてあげると優しいでしょう。
また高齢のハムスターの場合で
食欲自体が落ちている子にとっては、
茹でることで人参の甘みが増すので、
食いつきがよくなる利点もあります!
皮や葉は与えていいの
「皮や葉も与えていいかどうか」と
気になる方も少なくないようです。
皮も与えてオッケー!
ただし泥や微量の農薬が残っていたとしたら
人間にとってはなんともない量だったとしても
ハムスターにとっては致死量になる場合があるので、
皮を与える場合はよく洗ってあげましょう!
不安な場合は敢えて皮を与えることはせず、
実の部分を与えてあげましょう。
葉も与えてオッケー!
葉は栄養価が高く、本体に比べるとビタミンCは約10倍、
カルシウムは約3倍も含まれています。
カルシウムは健康な骨を維持するのに欠かせませんが、
取りすぎは結石の原因にもなるので、
分量には注意しつつ上手に利用していきましょう。
与える量や頻度はどのくらい
最初は少しずつ与えて、
ハムスターの反応を見てあげるといいでしょう。
一回の目安としては5ミリ角の大きさが調度良いです!
ハムスターの種類や身体の大きさにもよるのですが、
大体ハムスターが手で持てるくらいが目安です。
また、人参は意外と水分量があるので、
自分でお水を沢山飲むハムスターに関しては、
人参をあげる前に、
水分をきちんと拭き取ってから与えて下さいね。
与える頻度としては、栄養価の高いものをローテーションで与えられる様に、
人参は3~4日に一回くらいが理想です。
他の栄養とバランスを取るのが、
ハムスターの健康のためには良いのです。
関連記事:ハムスターの餌・おやつのおすすめはコレ!【野菜編】
与えすぎに注意!
健康のためにも体に良さそうなものは
積極的にあげたくなるのが飼い主ごころ。
けれど、ハムスターは体がとても小さいので、
少しの量でお腹がいっぱいになってしまいます。
いくら栄養価の高いものでも、同じものばかりを
ハムスターのお腹が満足するまで与えていると、
他のものを受け入れるお腹のスペースがなく
栄養に偏りができてしまいます!
少食と言えば、人参は比較的甘さを感じやすいので、
ハムスターが他の野菜より、よく食べることも想定できます。
しかし、食べ過ぎにより下痢を起こし、
さらに脱水が追加し、悲しい結末にならない様に、
喜んで食べていたとしても、分量の注意は必須です!
食べ残しに注意!
与えた後20分程度したら、
食べ残しを片付けてあげることも忘れずにしてほしいことです。
これはナマモノをそもまま置いておくと、
腐敗したりカビが生えてしまうことがあるからです!
私はナマモノを上げる際には
その間ずっとハムスターを観察しています。
こうすれば何か急な反応があった時にも、
また、ハムスターが保存食のためにと、
どこかにナマモノを隠してしまっても、
ありかがわかるので、片付けてあげられて安心です。
まとめ
今回は、ハムスターのにんじんの与え方や注意点について
ご紹介しました。
以下はまとめです!
- ハムスターに人参は与えてオッケー!
- 葉や皮も与えて問題なし!
- 人参の栄養素は内臓の粘膜や骨に有効
■与える上での注意点
- 皮も含め、与える場合はよく洗う
- 水分過多にならないよう、余計な水分はしっかりふき取る
- 一日の目安分量(5ミリ角程度)を守る
- 葉を与えるなら少量(2.5ミリ角程度)にする
- 食べ残しは、放置しないで片付ける
小動物を飼う方が増え
ハムスター用の餌も販売されていますが、
少し手を加えたものを与えるだけで
既製品を与えるのとは違った親近感を感じられます。
ちょっとの工夫と注意で、楽しく健康に、
ハムスターと仲良く暮らしましょう!
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