ハムスターの飼育に関しての知識や悩みの答えなど、飼い主目線でご紹介します!

ハムスターに豆腐を与えても大丈夫?メリットやデメリットは?

2018.06.01

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ハムスターが健康で長生きできるように、
暮らしが楽しくなるように、

飼い主は日頃から様々な注意や工夫をしていますよね。

その中でもハムスターも大好きな「食べること」について
気を使われている方は多いと思います。

今回は、人にとって身近で、
健康なイメージの強い食品「豆腐」についてご説明します!

ハムスターに豆腐は与えても平気?

平気です!!

基本的に「豆腐」はハムスターにとって
安全で健康な、メリットを得られる食べ物です。

ただし、すべての食品に言えることですが、
デメリットが全くないわけではありません。

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ハムスターに豆腐を与えるメリット

豆腐の性質上、最も優れたメリットは、
「容易に栄養を補給できる」という点です。

豆腐で栄養補給をする!

豆腐は高カロリー・高たんぱくなので、

食事をとることが困難な状態のハムスターに対して
少量与えることでも、比較的栄養が補給しやすい食品です。

完全に食事が取れないまでではないけれど、
食事量が減っている場合にも、

砕いたペレットに豆腐を混ぜ、
ペースト状や団子状にして与えるなど、

個体の健康状態に合わせ、
アレンジを効かせた上で栄養補給をすることができます。

また柔らかい食品なので、口腔内を患っていたり、

加齢によって硬いものを食べることが難しい
ハムスターにとっても食べやすい、という利点があります。

豆腐に含まれる嬉しい栄養素

豆腐は色々な栄養素を含んでいますが、
特にハムスターにとって嬉しい栄養素は

  • たんぱく質
  • イソフラボン

です。

タンパク質はハムスターが生きていく上では
重要必須の栄養素の1つです。

特に成長が著しい生後3ヶ月までは、

骨格や筋肉、毛など様々な体作りにタンパク質は
大量に消費されるので、十分に与えてあげることが必要です。

 関連記事:ハムスターの成長期はいつまで?餌はどうすればいいの?

イソフラボンは美容面で着目されることが多い栄養素ですが
骨粗しょう症防止に有効です。

ハムスターに豆腐を与えるデメリット

飼い主が豆腐を与える上で心配になるのは
次のような点です。

  • 水分量の多さから下痢を起こすのでは
  • カロリーが高すぎ肥満になるのでは
  • 嗜好性が強すぎるのでは
  • アレルギー症状が起きないか
  • 毒にはならないか

結論から言えば、以下のような注意をすることで、
どれも問題とはなりません。

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下痢や肥満、嗜好性の問題の対策は?

下痢の原因となる水分の取りすぎを防ぐため、

豆腐は与える前に
キッチンペーパーなどに包み、水切りをします。

肥満や嗜好性による問題を防ぐためには
「必要時(※)にのみ適量を与えるようにする」ことです。

基本的に豆腐は栄養補給が必要な時で、

他の食品ではまかないきれない場合と、
口内を患っている場合に使用します。

それ以外に与えるのであれば、お菓子とみなし、
週に1回程度適量の5ミリ角を与えるにとどめます。

※必要時の場合は、そのほかのエサやブドウ糖などと併用し、
ハムスターの体重が維持できる程度を適量とします。

この場合も水分の過剰摂取には気をつけます。

アレルギー症状は起きないか?

アレルギーに関しては、心配される方の多くは、

豆腐の原料となる大豆による「大豆アレルギー」の
発生を気にされます。

しかし、大豆に熱を加える製造過程を踏む豆腐では、

熱を加える工程により大豆アレルギーの原因とされる物資が
性質を変えてしまっています。

なので、大豆を原料とする豆腐を食べてもハムスターが
アレルギー症状を起こすことは、ほとんどありません。

毒にはならない?

豆腐の原料となる大豆を含めた「豆」には

消化不良を引き起こす物質が含まれていることが
明らかになっています。

ですが、この問題物質も豆腐の製造過程によって(熱を加えること)で、
ほぼなくなることがわかっています。

豆腐を与えた後の注意点

豆腐を与える際には、水分を切りますが
生ものですので痛みは早いです。

腐敗を防ぐために与えてから20分〜30分程度で、
食べ残しは取り除いてあげましょう。

ハムスターが隠してしまった場所を把握するためにも、

与えてからは、しばらくハムスターの様子を
観察してあげてくださいね♪

まとめ

今回は、ハムスターと豆腐についてご紹介しました。

以下はまとめです!

■豆腐によるメリット

  • 少量でも効率よく栄養補給できる
    (タンパク質やイソフラボンなど)
  • 個体に合わせてアレンジできる
    (ペースト状や団子状にするなど)
  • 柔らかいので食べやすい

■豆腐によるデメリットと注意点

  • 水分を切らないと下痢の原因となる
    (キッチンペーパーで水切りをする)
  • 与えすぎると肥満や
    ほかのエサを食べなくなるなどの問題が起こる
    (栄養補給等必要時以外は1週間に1回5ミリ角)
  • 腐敗防止のため、食べ残しは20〜30分で片付ける

豆腐は絶食時に「最後の砦」ともなるほど栄養価が高く、
使い勝手のある食品です。

与え方や頻度、量を守りハムスターの健康に
役立ててあげてくださいね!

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