ハムスターにささみをあげても良いの?正しい与え方はコレ!
実はハムスター、お肉を食べるってご存知でしょうか?
厳密に言えば、お肉というより、
「動物性たんぱく質」を食べる、というのが正しいのですが、
自然界のハムスターは虫の幼虫などを食べて
動物性たんぱく質を補っています。
飼われているハムスターにも「ミルワーム」という
幼虫を与えている方もいらっしゃるのですが、
私は虫が苦手なので、ちょっと・・・
あげる勇気がありません(笑)
そんな方におすすめなのが、鳥の「ささみ」です!
手に入りやすく、あげやすいですよね♪
しかし、そもそも、ささみ(動物性たんぱく質)は
必要なのでしょうか?
今回はハムスターとささみについて、
詳しくご紹介していきます!
目次
ハムスターにささみは必要?
ささみ、つまりは動物性たんぱく質ですが、
しっかり栄養のとれるペレットタイプの餌をあげていれば、
必ず必要なものではありません。
しかし、与えると毛並みがよくなったり、
ストレス緩和の効果が期待できるため、
おやつとしてあげている方は多いですね♪
また妊娠しているハムスターは多めに
動物性たんぱく質が必要になるので与えることも多いです。
「子食い」と呼ばれる、子を食べてしまう行為を
予防するためにあげることが多いですね。
必要に応じて、ぜひ使い分けてみてください♪
ささみじゃなきゃダメなの?
では、ささみ以外のもも肉やむね肉、
または牛肉や豚肉ではダメなのでしょうか?
見ていきましょう!
もも肉・むね肉
脂の多い皮などの脂を取り除けば
与えても問題はありません。
ただ、脂が多いと肥満の元になりますので、
注意が必要です!
牛肉・豚肉
どちらも脂の多い肉類なので肥満の元ですし、
結構、肉特有の臭いがするので
ハムスターが好まない場合が多いですね!
このように、他の肉類は臭いであったり、
脂の問題だったりがありますので、
やはり低脂肪で臭みの少ないささみは
使い勝手がいいアイテムになりますね♪
それに、ささみは
- 火が通りやすく
- 手でもさけるほど扱いやすい
- そして何より安い(笑)
個人的にもおすすめです♪
他のペットのささみジャーキーは?
主に、犬や猫などのおやつに多いジャーキーですが、
実は「ささみジャーキー」とか書いてあっても
ささみしか入っていないわけではありません!
おやつの袋の裏、原材料をみると、
色々な添加物、種類によっては
砂糖などの味付けをされている場合がほとんどです。
体の大きいワンちゃんやネコちゃんには影響のない量でも、
体の小さいハムスターには
どんな影響が出るかわかりません。
ハムスター用のも結構添加物が多いので・・・
個人的には、やはり家でささみをあげたほうが安心でおすすめですね♪
どれくらいあげればいいの?ささみの正しい与え方!
では、ハムスターにささみをあげるには
どうすればいいのでしょうか?
くわしく見ていきましょう!
ささみの与え方
ささみは生でなく、必ず茹でてあげてください!
茹でることで、生肉に付いている細菌などを
消毒することができ、食中毒などの予防につながります。
特に、先日、人のグルメイベントで発生した食中毒、
「カンピロバクター」は、
ハムスターにもかかった症例がありますので、
必ず茹でましょう!
ささみの与える量
目安としては、
人の小指の爪ほどの細く割いたものを1つ、
あげるのがいいですね。
ハムスターが自分で手で持って
食べられるぐらいがいいと思いますよ♪
ささみの与える頻度
1週間に1回がいいですね。
あげすぎると
たんぱく質過剰で太りやすくなりますので、
あくまでおやつとして日をあけてあげましょう♪
人間用の物はダメ?私がペットたちから学んだこと
私は基本、人間用に加工された物を
ペットにあげることはありません。
というより「あげるのが怖い」、
というのが正しいと思います。
20年前に、母が飼っていたインコがいたのですが、
お味噌汁などの人が作った「味がついたもの」を
日々食べている子でした。
母曰く、
「動物は本能的に必要なものを食べるから大丈夫」と
言っていましたが、
その子は5歳で亡くなりました。
人で言うと30歳です。
インコはうまく飼えば10年以上長生きするペットなのに、
生きれたのはその半分。
また別の子は人間用の甘栗を食べて、喉を詰まらせ、
気づいて乗せた私の手の中で苦しそうに亡くなりました。
自分の無知さ故に起こしてしまったこと、
今でも忘れられません。
しかし、それが教訓になり、
ハムスターを飼うときには大変役立ち、
人でいうと116歳まで生きた大往生でした!
色々、考え方はあると思いますが、
私は人間用の物をあげて良かったことはほとんどありません。
1つの体験談として是非、参考にしていただけると嬉しいです♪
まとめ
ささみは、沸騰させた湯に入れて蓋をして
火を止めて冷めるまで放置すると、しっとり柔らかく仕上がるので、
自分のサラダとかに使うついでに
ハムスターのを取り分けてあげるといいですね♪
ではまとめます!
- 動物性たんぱく質はペレットタイプの餌には
必要量入っているので、おやつ程度にあげるのが良い - 肉類の中で、鳥のささみが最も低脂肪で与えやすいのでおすすめ
- 必ず茹でて、小指の爪ほどの大きさを週一回で与える
■あげてはいけないもの
- 他のペットのささみジャーキーには
添加物が多いのであげない - 人間用に作られた物や味がついた物は、
寿命への影響が懸念されるので与えない
昔は「動物性たんぱく質は絶対あげなくてはいけない!」
みたいなことを言われてましたが、
ペレットタイプの餌のように、いい品質の物が増えているので、
無理して与える必要はありませんよ♪
自分にあったハムスターライフを是非楽しんで下さい♪
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