ハムスターの餌の量・回数は?餌代はどの位かかる?
ペットを飼う上で欠かせない餌やり。
ですが人間の1日3食と同じというわけではなく、
動物によって量や回数は異なります。
ではハムスターの場合はどうなのでしょうか?
また、餌代はどの位かかるのでしょうか?
今回は、ハムスターの餌の適切な量や回数、餌代について、
ゴールデン・ジャンガリアンの場合も交えてご紹介します!
1日の餌の量・回数は?
これは、ゴールデンもジャンガリアンも共通して言えることです。
また、1日に与える回数は夕方~夜に1回で構いません。
「減っていたら足した方がいいのかな?」と
不安に思うかもしれませんが、
決まった量を与えていれば問題ありません。
ハムスターは自己管理ができる動物ですので、
少し多めに入れておいても食べ過ぎることはありません。
逆に少なすぎる方が問題ですので、
決まった量を必ず、与えるようにしましょう。
具体的に餌の量を知りたい!
体重の5~10%程度とは、
具体的にどれくらいの量なのでしょうか?
- ゴールデンの場合:
体重は85~150gが標準なので、10~15gが目安 - ジャンガリアンの場合:
体重は30~45gが標準なので、3~4gが目安
成長するにつれて体重は変化していきますので、
その子に合った量を与えてください。
また、主食となるペレットのみを与える場合は
上記の目安量だけ与えれば良いのですが、
野菜などの副食やおやつを与える場合は
注意してほしいことがあります。
この目安量は全体の餌の量を指していますので、
副食やおやつが多くなると、その分ペレットを減らす必要があります。
主食のペレットを沢山食べてもらうようにし、
副食やおやつは少量に留めるようにしましょう。
関連記事:ハムスターの餌のおすすめはコレ!【ペレット・主食編】
副食やおやつを少量に留める理由は?
では、なぜ少量に留める必要があるのでしょうか?
「ペレットが主食だから」という理由もありますが、
それだけではないんですね。
下痢の原因、カロリー過多
まず副食となる野菜は水分を摂るには適していますが、
摂りすぎてしまうと下痢の原因につながります。
そして果物は糖分が多く含まれているので、
カロリーを摂りすぎてしまうのです。
腐りやすいもの
野菜や果物などの「生もの」というのは、
ペレットと比べてとても腐りやすい食べ物です。
特に夏場は注意が必要で、長時間放置してしまうと
腐った物を食べてしまう恐れがあります。
与える時は直接手で与えるなどして
食べきるまで見届けてあげるのが良いでしょう。
もし残していたらすぐに回収・破棄してください。
栄養が偏ってしまう、偏食の原因
おやつとなる種子類や、チーズなどの動物性たんぱく質は
秋や妊娠期など体力をつけたい時に与えたい食べ物。
それ以外の時はごくたまに与えるのが理想です。
ハムスター用のペレットは、
ハムスターに必要な栄養素を研究して作られていますが、
おやつはそうではありません。
なので、おやつの量が多く、ペレットの量が少ないと、
ハムスターに必要な栄養素が不足してしまう可能性が出てきます。
また、好物のおやつばかり与えてしまうと、
一番食べて欲しい主食のペレットの食いつきが悪くなり、
偏食の原因にもなります。
餌代はどの位かかる?
ここまで、ハムスターは色々な物を餌として
食べることを紹介してきました。
では、餌代はどの位かかるのでしょうか?
これは与えるペレットの種類や副食、おやつの量によって
変わります。
ですので一概に「いくらです!」と断言ができません。
あくまで参考として読んでくださいね。
例えばゴールデンに大粒タイプのペレットを与える場合、
大粒タイプは大きい分、重さがあるので
1回分の量は少なく済みます。
逆に小粒タイプを与える場合、10g与えようとすると
100粒を超える数を与えないと10gにならない、
ということもあります(値段も高くなりやすい)。
また商品によって内容量は異なります(大容量のものほどコスパが良い)。
こちらはコスパと実績で有名なペレットです!
節約のためについ大容量の購入を考えがちですが、
複数飼いをしていない場合は開封後の劣化を防ぐため、
多くても1kgまでの量を購入してください。
以上のことをまとめますと、以下のようになります。
- ゴールデンの場合:
1ヶ月でペレットを使い切る可能性があるため、
高い時で月1000円以上 - ジャンガリアンの場合:
1ヶ月で使い切ることは殆どないため、
高い時でも1000円未満
大まかな目安として、
月500~1000円前後と考えて良いでしょう。
我が家で与える食べ物は様々
我が家ではジャンガリアンを飼っているのですが、
ペレット以外にも様々な食べ物を与えています。
小さい時はペレットだけでも十分食べてくれたのですが、
年齢を重ねるにつれて食べる量が減っていきました。
そのため、足りない分を補うために副食やおやつを
与えるようになりました。
具体的には、
を与えています。
毎日種類を変えながら少量与えているので、
一見餌代は多くかかっているように見えますが、
実はそんなにかかっていません。
野菜・果物以外の食べ物はペットショップで
販売されている少量タイプを購入していて、
価格は1つ100円~、高い物でも400円程度です。
ペレットは量を減らしていることもあり、
数ヶ月~半年程度に1回しか購入しません。
ちなみに現在は250g・約400円のペレットを購入しています。
つまり餌をまったく購入しない月もあるので、
食べ物の種類が多い我が家ですが、意外と出費は少ないんです。
関連記事:ハムスターの餌・おやつのおすすめはコレ!【野菜編】
ハムスターは他と比べて少食な動物
今回はハムスターの餌の量や回数、
餌代はどの位かかるのかをご紹介しました。
- 夕方~夜に1回与える
- ハムスターの体重の5~10%の量を与える
(ゴールデンなら10~15g、ジャンガリアンなら3~4gが目安)
■餌代
- 目安としてはひと月で500~1000円前後(エサの種類による)
- 高い物を選んだ場合、
ゴールデンでは月1000円以上、ジャンガリアンでは月1000円未満
これだけを見ると「ハムスターって飼いやすそう!」と
思われるかもしれません。
でも、健康管理や病院にお金がかかることを忘れず、
飼育本などで学んだ上で購入を検討してくださいね。
小さい身体ゆえに食べる量は少ないハムスター。
ですが、一生懸命食べる姿はとても癒されます!
沢山の栄養と愛情を注いであげてくださいね!
■ハムスターの餌にお悩みの方はコチラもどうぞ!
→ ハムスターの餌のおすすめはコレ!【ペレット・主食編】
まだ小学生です!
親に内緒でハムスター飼おうと思います。餌代分かんなくて,調べて、これを見させていただきました! 私の月のお小遣いなら大丈夫って分かって安心しました!
コメントありがとうございます。
ハムスターは小動物の中でもあまりお金がかからないのが嬉しいところだと思います!
ハムスター買うの初めてなので見させていただきましたー!
とても参考になりました!
ありがとうございます