ハムスターの風邪の治療費はどのくらい?薬はどんなものがある?
ハムスターが風邪をひいたから病院へ・・・と思っても、
「ハムスターの診療ってどのくらいかかるのかな?」
「お金はどのくらい持っていけばいいのかな?」
と心配になっていませんか?
今回はハムスターが風邪をひいた際、
病院でかかる治療費や処方されるお薬の紹介をしていきます!
目次
ハムスターの病院代
ハムスターが病院にかかった際には
- 診察料
- 検査料(処置料)
- 処方せん料
- お薬代
この4つが主にかかってきます。
1、診察料
- 初診料:500円〜2000円
- 再診料:500円〜1000円
ほとんどの医院では上記の幅の中で設定されています。
2、検査料
- 検便 : 500円〜1500円
- エコー :1000円〜2000円
- 皮下注射・点滴: 800円〜1000円
病状によって、行う検査の内容が異なってきますが、
検便をすることは多いです。
風邪をこじらせている疑いのある際の対応として
さらに検査を進める場合、エコーを行います。
また下痢などにより、脱水症状に陥っている際には
皮下注射・点滴の処置を行う場合があります。
3、処方せん料
- 処方せん料:300円〜800円
4、お薬代
- 抗生物質 :700円〜2100円
- ビタミン剤:500円〜800円
- 目薬 :600円〜2000円
主に処方されるのは、抗生物質・ビタミン剤です。
また、目ヤニが出ている場合は目薬も処方されます
以上、1~4をそれぞれ足した金額が、
最終的に払う金額となります。
目安として、2500円前後~9000円前後ですね。
ハムスターの風邪薬の種類
ハムスターの風邪に対して処方される薬は主に
- 抗生物質
- ビタミン剤
です。
抗生物質は合う合わないがある
このうち、抗生物質については注意が必要です!!
抗生物質は悪い菌を殺すために処方されます。
しかし同時に良い菌も殺してしまう特徴があります。
「それはダメなの??」と不思議に思うかもしれませんが、
良い菌を殺してしまうのはハムスターにとって
命の危険にさらされることになるのです。
なぜなら、ハムスターは腸内の良い菌の働きに頼って
栄養の摂取を行なっているのです!
なので、良い菌まで死んでしまうと
ハムスターは栄養を摂ることができず、健康な状態にはなれません。
ハムスターに抗生物質を使用するには、
ハムスターにとって必要な良い菌を殺しすぎない、
ハムスターに合った抗生物質であることが大事なのです。
ハムスターに合う抗生物質の種類とは?
- エンロフォロキサシン
(バイトリルと記載されている場合もある) - オフロキサシン
(タリビットと記載されている場合もある) - オルビフロキサシン
(メイビックスと記載されている場合もある) - クロロマイセチン
(クロラムフェニコールと記載されている場合もある) - トリブリッセン
以上が一般的な動物病院がハムスターに処方する物です。
最も、医師の判断によっては、避けるべきとされている
抗生物質が処方される場合もあります。
その場合には、
「ハムスターに合うとされている抗生物質では足りないのか」と
質問し、同時に指示を仰ぎましょう。
(例:「下痢をするようなら直ちに中断し、再度受診するように」など)
もちろん合うとされている抗生物質でも、
多少は良い菌も殺してしまうので、飲み過ぎは危険です。
必ず病院で指示があった適量・回数を守りましょう。
まとめ
今回は、ハムスターの風邪の治療費とお薬について
ご紹介しました。
一般的な風邪の治療費と処方される薬を事前に知り、
疑問点が質問できる準備に役立てていただければと思います!
以下はまとめです。
- 2500円前後~9000円前後
(病状が重いほど、検査料などで高くなる)
■処方される薬はどんな物?
- 抗生物質
- ビタミン剤
■ハムスターに合うとされている抗生物質
- エンロフォロキサシン
(バイトリルと記載されている場合もある) - オフロキサシン
(タリビットと記載されている場合もある) - オルビフロキサシン
(メイビックスと記載されている場合もある) - クロロマイセチン
(クロラムフェニコールと記載されている場合もある) - トリブリッセン
動物病院には、残念ながらハムスターのような
小動物(エキゾチックアニマル)は、あまり得意にしていない所もあります。
「ハムスターも診ます」とうたっていても、
事前に連絡をし、任せられるかよく吟味しましょう!
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