ハムスターに果物は必要?食べれる・好物な果物はコレ!
ハムスターの食べる姿って可愛いですよね!
お口いっぱいにして小さな手で一生懸命食べている姿は
とても癒されます♪
そんなハムスターに「果物をあげたい!」と
思う方も多いと思います。
今日はハムスターと果物について、色々とご紹介していきます!
目次
そもそも果物ってハムスターに必要なの?
まず、果物自体がハムスターに必要なものかどうか、
- 野生のハムスターが食べているもの
- 果物の栄養
この二つを見ていきましょう!
1、野生のハムスターが食べるもの
ハムスターは雑食性。
落ちている葉や茎、木の実などの植物や、
ミルワームなどの虫類も食べます。
ハムスターは世界中の乾燥した地域に分布してることを考えると、
果物を野生のハムスターが口にすることは少なく、
必ず食べなければいけない食べ物ではなかったと考えられますね♪
2、果物って栄養あるの?
果物によっては、ビタミンCなどの栄養はありますが、
そのほとんどが果糖と水分でできています。
果糖があるので嗜好性が高いといえます。
ただ特に問題なのは、
水分が多いので、体の小さいハムスターにあげすぎると、
下痢になったり、水分でお腹がいっぱいになって、
主食のペレットを食べなくなることが多いので注意が必要です!
以上、二つをみると、果物は必ず必要とはいえませんね。
しかし、嗜好性が高いので、これをおやつとして
ハムスターとスキンシップをとったり、
食欲を湧かせるアイテムとして活用させるのがおすすめです♪
果物はどれをあげてもいいの?
おやつの1つとしておすすめな果物ですが、
人が食べられても、
ハムスターには食べられなかったり、毒になるものもあります!
次は、ハムスターが食べられる果物、食べられない果物を
ご紹介していきます!
食べられる果物
基本、食べられない果物以外であれば
食べることができます。
しかし、そのほとんどが与え方に注意が必要で、
必ず皮や種を取り除いた果肉を与え、
量は多すぎないことが重要です!
ハムスターには5mm~1㎝角のもの1つでも十分です♪
おすすめは、
- イチゴ
- オレンジ
- ミカン
- リンゴ
です!
小さく切りやすい上に、
手に入りやすいのでおすすめですよ♪
食べられない果物
特に気をつけたい、中毒を引き起こす果物2つをご紹介します!
アボカド
アボカドは、実も皮も葉も
全てがハムスターにとって有毒です!
食べると中毒を起こし、
下痢や呼吸困難などを引き起こしますので
絶対にあげないようにしてください!
梅
梅に限らず、未成熟の実には
中毒を引き起こす毒があります!
特に梅は、未成熟のまま販売されていることが多いので
与えるのは控えた方が良いでしょう。
種や皮ってあげてもいいの?
では、果物の種や皮はどうでしょうか?
ハムスターはヒマワリの種やアーモンドなどの種子類を
好んで食べるので、果物の種も良いのではないかと思いますよね。
実際はどうなのか、見ていきましょう!
果物の種
リンゴ、ナシ、モモ、サクランボ、アンズ、ビワなどの種には
中毒を引き起こす毒がありますので、
絶対に与えないようにしてください!
また、ブドウの種は中毒にはなりませんが、
消化官を傷つける成分が入っているので
なるべく与えない方がいいでしょう。
果物の皮
栗の渋皮やブドウ、柿などの皮には
消化官を傷つける成分が含まれるので、
与えないようにしましょう!
また、市販されている果物の大半が農薬を使っていて、
皮にも残っているので、
↑以外の果物の皮も与えない方が無難です。
イチゴやサクランボなど、皮がとれないものに関しては
よく洗ってから与えましょう!
流水に5分ほど浸けて、降り洗いするといいですよ♪
ドライフルーツってどうなの?
保存がきくドライフルーツは、
乾燥させることで甘味が増すため、
嗜好性がかなり高い食品になります。
なので、食べすぎないように、
与える場合はほんの微量程度にしておきましょう!
特に人間用のものは、種類によっては、
砂糖がついているものもあるので、
ドライフルーツを与える場合は、
必ずハムスター専用のものか、加工されてないものを選びましょう!
パイナップルやパパイヤについて ~私の飼育経験から~
私が飼っていたハムスターには
ハムスター専用の乾燥パパイヤをあげていました。
実はハムスターを飼う前に飼っていたウサギが
『毛球症』で亡くなってしまい、
「ハムスターも毛球症になる!」ということを聞いて、
毛を溶かしてくれるパパイヤをあげていました。
1日1個ハムスターの手のひらサイズのものを
与えていましたが、特に病気などもせず、天寿を全うしました。
でも、色々な方のハムスターブログや飼っている方のお話を聞いて、
「もっと色んなものをあげれば良かったなぁ」と今では思います。
基本的にはハムスターの健康のためには
果物のような嗜好品は与える必要は無いと言えます。
ですが、季節の果物を四季折々、一緒に食べたりしたら、
食いしん坊なうちのハムスターは
「きっと喜んだだろうな」とちょっと反省しています。
また、長毛のハムスターでなければ
毛を溶かしてくれるパイナップルやパパイヤは不要ですし、
それよりも野菜などの食物繊維をとるか、
病院でヘアボールコントロールの薬を出してもらうほうが
効果があることも聞きました。
次回、飼うときには参考にしたいなと思っています♪
まとめ
今回は、ハムスターと果物について
ご紹介しましたが、いかがでしょうか?
中毒になる果物を除き、与える量を気を付ければ
大概の果物は食べられます!
ぜひ参考にしてみて下さい♪
ではまとめます!
- 果物は、野生のハムスターが必ず食べていたものでもなく、
栄養もほとんどないので必ず必要なものではない - 高い嗜好性を利用してハムスターとのスキンシップや
食欲不振の解消アイテムにするのがおすすめ - 基本的にアボカドと梅以外の果物の果肉なら、少量であれば与えても良い
- 種や皮は極力与えない。イチゴやサクランボなどの
皮がとれないものに関してはよく洗ってから与える
果物によってはたくさん食べると
下痢を引き起こしたりするものもあるので、
1週間に1回、5mm~1㎝角の物を与えるくらいがいいですね!
本来、与える必要のない果物ですが、
ハムスターライフを楽しむひとつのアイテムとして
よかったらぜひ取り入れてみてください♪
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